子育ての成績表は思春期に子どもからもらえます。 | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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子育ての成績表は思春期に子どもからもらえます。

子育ての成績表は思春期に子どもからもらえます。

 

自称、子どもの心の代弁者!

子どもたちの笑顔と幸せを願う
子育て感情セラピストの高澤です。 





さきほどGoogle先生に
「思春期」「子育て」
と入力してみたところ、、、

・疲れた
・やめたい
・悩み

といったワードが
表示されました。



それだけ思春期の子育てに
困っている方が多いという
サインなんでしょうね。



「確かにすごく大変ですよね!」
と言いたいところですが、
わが家はその逆なんです。



思春期が進むにつれて
子育てがどんどん楽になってます。



実は
思春期の子育ては

・反抗期で大変
・関係がこじれる
・衝突が頻発する

というのは
思い込みということを
ご存知でしょうか?



児童精神科医の
佐々木正美先生も著書の中で

★思春期はむしろ子育てが
楽になっていく時期

と述べておられます。



「え?逆でしょ??
なんで楽なの?」



それは

*子どもの言い分を聞いて
*自分たちの言い分も言って
*対等に話し合って
*互いに落とし所を見つける

ことができるから。



そんなことが親子間で
できるようになるには
何が必要でしょうか?



それは日々のなんでもない
子どもの話(声)を
どれだけ聴いてきたか次第。



親子間に限らず、
相手がこちらの言い分に
耳を傾けてくれるかどうかは、

それまでに自分が相手の
言い分にどれだけ耳を
傾けてきたかどうか次第です。



ちなみに・・・
多くの子どもは
あまり言い分を聞いてもらえません。



逆に幼少期の子どもは嫌でも
親の言い分を聞かざるを得ません。



親からの一方的な
指示命令に対して子どもは
「うん」と言うしかないわけです。



だから親は気付けない。

自分が子どもの声を
聞いてないことに。

そして子どもが
我慢していることに。



でも子どもの心の中にはたくさんの
「私はこんな気持ち!」
「私はこうしたい!」
「私はそれは嫌だ!」
がある。



でも受け取ってもらえないから
我慢してきた。



それがチリツモになって
ある日突然子どもが
「ノー!」
を突きつけてくる。



その時期が、、、

思春期
^^^^^
です。



つまり思春期のわが子が
「ノー!」だらけで
親の声に耳を傾けてくれないなら、

それがこれまでの
自分の子育ての答えです。



子どもの声を聞いてきた
  ↓
だから子どもも聞いてくれる
  ↓
思春期の子育てが楽



一方

子どもの声を聞いてこなかった
(期待に添わせてきた)
  ↓
だから子どもも聞いてくれない
  ↓
思春期の子育てが大変



これが思春期のわが子から
渡されることになる、、、

/
子育ての成績表!
\

です。



もし「思春期で大変!」と
感じておられるなら、
これをぜひチェックしてください。
  ↓
  ↓
  ↓
==============
「これまで私は
子どもの声を聞かずに
自分の希望に添わせようと
してこなかっただろうか?」
==============



子どもに
「なってもらいたいわが子」
を求め続け、

意に添わないと
怒りを使ってコントロール。



この子育ての結末が
思春期のわが子から突きつけられる

/
ノー!
\

なのです。



「いい加減にして!」
「あなたはあなた!私は私!」
「一緒にしないで!」

という子どもたちの
反乱なのです。



小さい頃は力で圧倒され
従うしかなかった子どもも、

思春期に近づいていくにつれ
「私」
がぐんぐん育ってきます。



なのに親がいつまでも
子ども扱いしてコントロールを
手放せないままだと、

高い確率で
\ノー!!/
を突きつけられる。



親としては「困った…」
と言いたくなるところですが、
実はこここそ非常に重要な
ターニングポイント。



もしこれからも
「子どもの声を聞かず」
「親の期待に添わせる」
を続けていけば、

親子間で勝ち負けを争う
パワーゲームが
ずっと繰り返されるでしょう。



絶えない親子間の争いです。



このゲームに親が勝てば、

子どもは自分の人生を
「価値がないもの」
と見なして人生をはかなんで
生きるかもしれません。



ひきこもりあたりは
その典型と言えるでしょう。



一方で子どもが勝てば、

トラウマ返しとして
過去の子育ての失態を責められたり
謝罪を要求されるかもしれません。



あるいはもっとシンプルに
社会的に正しい意見であっても
「親が言うこと」に対しては全て

/
ノー!
\

を出し続けるかもしれません。



いずれにせよ
この親子関係には
「みんなの幸せ」
が微塵も存在しない。



不毛な結末です。



一方、
子を期待に添わせるという
生き方から降りて、

わが子と対等な関係を
これから築き直していく!
という選択をすることができれば、

思春期の子育ては苦痛どころか
逆に楽なものになっていくでしょう。



どちらを選ぶも自由ですが、
前者を選んだ場合、その結末にも
責任を持たねばならないことだけは
忘れないでください。


・
・
・


さてさて、
今回は耳の痛い話に
なっていたかもしれません。



でもですね、
親の意に添わせる子育てが
長い時を経て招く悲劇的結末を
たくさん見てきた身としては、

まだ方向修正がききやすい内に
取り組んだ方が良いと思うんです。



親の指示命令(期待)に
従順な「良い子」のわが子が
中2のある日突然不登校になり、

親子間の会話を拒絶し、
家庭内暴力が始まり、
全ての対人接触を避けて
ひきこもりへとシフトし、

気づけば中2だった
わが子が今や40代。。。



こんなケースを
ザラに見てきた身としては、

こんな破滅的な未来を招く前に
子育て本気でよりよくしてほしい!
と願わずにはいられません。



そして子育てやり直していく
最高のタイミングが
『思春期』
です。



これまでは
子どもの声を聞かず、
親の期待に添わせてきたとしても、

これからはわが子の

*言い分
*思い
*気持ち
*訴え
*価値観

に耳を傾けていく。



そして
「みんなの幸せ」
のために何を選ぶべきかを
共に考え、話し合っていく。
^^^^^^



ぜひともそんな機会を
少しずつでよいですから
増やしてみてください。



繰り返しになりますが、
「後悔しない子育て」
を本気で望むのなら、

思春期がその
ベストタイミング!
であることを覚えておいてください。



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