当サイトにお越しくださり ありがとうございます。 自称、子どもの心の代弁者! 子育て感情トレーナーの高澤です。 料理をしている時にふと 昨日のわが子のやらかしを 思い出してはイライラ ↓ 思い出し怒り このままだとダメな子になる? と悪い方に想像しては不安 ↓ 取り越し苦労 こんなことありませんか? 終わった過去の出来事を 思い返しては悩み、 また訪れていない未来を 悲観的に想像しては悩み。 これはいずれも 『思考』 によって不快感情を 作り出している状態です。 そして困ったことに、 その感情が不快であるため 取り除きたくなるのですが、 そこでまたもや 『思考』 でなんとかしようとする。 相談でよく聞くのはたとえば、、、 ⚫︎出来事 昨日息子に机の上を 片付けるよう言ったのに 片付けていなかった。 ⚫︎思考その① ・「まだやってない!」 ・「バカなのか?」 *「自分のことくらい 自分でちゃんとして!」 ⚫︎感情 そう思って 【イライラ】倍増、三倍増 これで終わればマシなのに ここからさらに派生して、、、 ⚫︎思考その② ・「このままだと 超わがまま人間になるかも」 ・「いかん!ダメ人間になる!」 ⚫︎感情 そんな場面をありありと 想像するほど【不安】が爆増 で、さらにさらに、 ここでもまだ終わらない。 イライラ(怒り)や不安は 抱えておくのがしんどい 不快な感情。 これを取り除くために さらにさらに 『思考』 が続いていく。。。 ⚫︎思考→感情 ・「なんでこんなことになった?」 ・「子育て失敗したの?」 ・「子育て向いてないんだ…」 ↓ 落ち込み ・「いや!きっと夫のせいだ!」 ・「あの子自身にも問題ある!」 ↓ 怒り ・「こんなこと言ってる時点で 私がやっぱりダメなんだ…」 ↓ 恥 終わることのない 『思考』 と 【不快感情】 のループです。 この悪循環のままだと 「しんどいからどうにかしたい!」 をやればやるほど 不快感情が増産されるだけ。 違う方法が必要です。 そこで超シンプルだけど 超パワフルな、、、 / STOPの法則 \ をオススメします。 ぐるぐる思考にハマったり、 嫌な感情が湧いたりしている 自分に気づいたら・・・ ↓↓↓ ★Stop とにかく今やっている行動を 一旦停止する ★Take a breath 立ち止まったら深呼吸 ★Observe 身体の反応を観察する ★Proceed 今ここの自分で選択できる 最善の行動を選択して実行する 以上、頭文字をとって STOP です。 さっきの事例であれば、 昨日のわが子のやらかしを 思い返してイライラを 感じている自分に気づいた時に ↓ ↓ ↓ \STOPを実践!/ ってことです。 S:イライラに気づいて 頭で考えることをやめた。 料理の手も止めた。 ↓ T:ゆったり大きく深呼吸した。 ↓ O:身体のどこでどんな風に 怒りを感じてるか観察した。 ・後頭部が熱くなってる! ・息も浅くてしにくい! ・奥歯噛み締めてる! ↓ P:このままだと息子のこと また責めちゃいそうだから 一旦外に出て軽く散歩した こんな感じです。 「ストレス対処の一番の オススメはなんですか?」 ともし聞かれたら、 私はこれを激推しします! 現代人の8割が思考中毒と 言われているこの時代、 この策だけで万事OK! ってことはないですが、 これができなきゃ そもそも話にならん! レベルの秀逸な対処策です。 「色々やるのしんどい!」 「できれば簡単なのがいい!」 「効果も出るやつがいい!」 こんなわがまま(汗)を STOPは満たしてくれますよ。 これを日々しっかりやりつつ、 対処力が上がってきたら より本質的な対処策を身につけ 実践していく。 そんな流れで 自分を助けることが可能です。 ただし、これすら 「やりたくない!」 「面倒くさい!」 と思われるなら、 ちょいとばかり 自分にこんなことを 聞いてみてください。 「ほかの誰かに どうにかしてほしいと 依存的になっていないか?」 「『必要性・重要性』ではなく 『快・不快』の指針で物事を 判断していないか?」 当てはまるならそれは ストレス対処策の問題ではなく、 欲求不満耐性の課題であり 判断基準が子どものままの状態。 なのでここでは勇気を出して 大人の判断基準に変えていきましょう。 まずは何かを選択する際、 この問いを自分に聞いてみてください。 ・ ・ ・ 「これ、したい?したくない?」 ↓ おそらくこれは後者なはず。 なので それに続いて 「でもこれ、必要?有用?」 ↓ この問いへの回答が YES!なら、 不快だけど取り組む! をやってみるといいですよ。 そのうちに 欲求不満耐性も高まるし、 それと同時に 自己肯定感も高まりますから。 ということで 今回のおまとめです。 ★==========★ ストレス対処力を あげたい人はぜひ STOPの法則を使おう! ★==========★ でも快・不快という 子どもの判断軸で物事を 選択している場合は、 必要性や重要性という 大人の判断軸で 問い直してみてくださいませ。