【Yahoo!ニュース記事】「好き勝手やりやがって!」子どもを殴り、見下す父親に長年の怒りをぶつけた結果 | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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【Yahoo!ニュース記事】「好き勝手やりやがって!」子どもを殴り、見下す父親に長年の怒りをぶつけた結果

【Yahoo!ニュース記事】「好き勝手やりやがって!」子どもを殴り、見下す父親に長年の怒りをぶつけた結果

 

子育て感情セラピストの高澤です。

 

 

 

ヤフーニュースにこんな記事が

掲載されていました。

「好き勝手やりやがって!」

子どもを殴り、見下す父親に

長年の怒りをぶつけた結果

 

https://onl.bz/rzM7V35

 

 

 

親が過去に為した

数々の不当な所業に怒りを覚え、

その処理が未完了のまま

今に至っていませんか?

 

 

 

未消化の感情は

自分でも気付かないうちに

いろんな弊害を及ぼします。

 

 

 

怒りを飲み込んだままだと

鬱になることも珍しくありません。

 

 

 

ほかにも恐れが強くなったり、

人への警戒心が解けなくなったり、

人の中にいるだけで過緊張になったり。

 

 

あるいは

 

 

自分を「弱い」「ダメ」と断罪して

自己肯定感を削り取ったり、

感情を抑え込み過ぎて

感情麻痺に至ることも。

 

 

 

これでは生きづらくなること確定。

 

 

 

だから怒りの『感情』を

吐き出すことは大切です。

 

 

 

ですが、怒りは”感情”であって、

攻撃という”行動”ではありません。

 

 

 

ここを間違うと

「伝える」が「復讐する」

に入れ替わり、その結果は

みんなが不幸になるだけ。

 

 

 

Yahoo!ニュースの記事では

「まず伝える」になっていますが、

その前に必要な下準備があります。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

①まず感情を吐き出す練習をする

ーーーーーーーーーーーーーー

 

怒りに限らず感情を

抑え込んだり逸らしたりせず、

しっかりと身体で感じ切る練習です。

 

 

 

ポイントはそのときに

筋肉の緊張を緩めておくこと。

 

 

 

加えて怒りの感情を

呼吸で吐き出すイメージをすること。

 

 

 

決して怒りの引き金を引いた

その時の出来事に囚われぬよう、

その記憶に意識をロックオン

しないよう注意しましょう。

 

 

 

それをやると

純粋な怒りが「恨み」に変質し、

相手を攻撃したい衝動が一気に

強まるリスクがあるので要注意です。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

②感情を吐き出せるようになったら

相手に伝えたいことを整理する

ーーーーーーーーーーーーーー

 

まずは自問自答です。

 

「どんな出来事が

今も消化できずにいるのか?」

「引っ掛かっているのか?」

 

「あのとき自分は何を感じていたのか?」

「怒りのほかに感じていたものはないか?」

 

「あのとき自分は相手に

どうしてほしかったのか?

なにをしてほしくなかったのか?」

 

 

 

こんなことを考えては書き出し、

書き出しては再考し、

再考しては消したり書いたり、、、

を繰り返す。

 

 

 

自分が本当に感じていた感情。

自分が本当に求めていたこと。

 

 

 

この2点を徹底的に

洗い出して整理する段階です。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

③伝える練習をする

ーーーーーーーーーー

 

整理がついてきて、

 

「私はこのことに怒っていたのだ!」

「これをずっと伝えたかったのだ!」

「怒りもあったけど

こんな気持ちも感じていたのだ!」

 

などがはっきりしたら、

この記事にも書いてある

「アサーション」の練習をまず一人でやってみる。

 

 

 

壁に相手がいると想像しながら

こんなことを言葉で伝えてみるわけです。

↓↓↓

1)自分が怒りを覚えた出来事を

『事実限定』で伝える。

ここに「思考(解釈、思い込み)」を

入れるのはNGです。

 

2)次にそのときの感情を伝える。

たいていの場合は怒り以外の感情もあるものです。

 

3)最後に自分が望んでいたことを伝える。

「~してほしかった」「~してほしくなかった」

 

 

 

イメージの相手に向けてこの

1)事実

2)感情

3)ニーズ

を伝える練習です。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

④アサーションで伝える

ーーーーーーーーーーーーーー

 

ここまできてようやく

相手に伝えるかどうかを決める段階です。

 

 

 

伝えるのも権利。

伝えないと決めるのも権利。

どちらも選べます。

 

 

 

但し、悲観的な結末を想像して

「やめる」選択は望ましくありません。

 

 

 

たとえば、、、

 

「どうせ聞いてもらえない」

「逆にひどい目に遭う」

「言ってもしょうがない」

「言わないほうが賢い」

 

などと頭で思っては

言うのをやめるという決断。

 

 

 

もちろん何を選ぶかは

自由ではありますが、

チェックすべきは、、、

 

それ、ほんとうに

自分の本音なの?

 

 

 

ここでのポイントは

「何を選ぶことが

自分を助けることにつながるか?」

と考えてみることです。

 

 

 

頭(思考)がどう自分を脅かそうと、

心(感情)が「伝えたい!」なら

伝える選択を放棄しなくても

よいのではないでしょうか。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

⑤実践!アサーション

ーーーーーーーーーーーー

 

伝えると決めたら

あとは伝えるのみ。

 

 

 

いつ、どこで、どのように伝えるか。

もっとも伝わりやすい機会を探りましょう。

 

 

 

決して

「自分が言いたい!」

タイミングではなく、

 

「相手に伝わりやすい!」

タイミングを選びましょう。

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

説明はこんなところですが、

念のためにおさらいしましょう。

 

 

 

伝えるべき内容は、、、

 

1)怒り(感情)を感じた出来事

*事実限定!思考を混ぜない!

 

2)そのときの感情

*怒りだけとは限らないことに留意!

 

3)そのときのニーズ

・「してほしかったこと」

・「してほしくなかったこと」

 

 

 

なかなかにハードルの高い

実践であるアサーション。

 

 

 

なぜならこれを親にやることを

別名・・・

 

\コンフロンテーション!/

 

と言うくらいですから。

 

 

 

これ、日本語では

『対決』

ですから。

 

 

 

だからこそ練習なしには

決して果たせないものです。

 

 

 

ここまで伝えてくると、

「自分も言いたい!」

と思う方もいらっしゃるかも

しれませんね。

 

 

 

ですが、この「伝える」を

実践する前に決して間違って

ほしくないことが2つあります。

 

 

 

目的は「伝えること」であり、

決して、、、

 

・「攻撃すること」

・「謝罪させること」

・「理解させること」

ではないということ。

^^^^^^

 

 

 

「伝える」を選んだとしても、

「ほぼ相手は変わらない!」

くらいの前提が必要です。

 

 

 

さもなければ親子の双方が

「相手を変えたい!!!」

という不毛なコントロールゲームに

姿を変えてしまいますから。

 

 

 

とくに

「わかってほしい!」

には最大の注意が必要です。

 

 

 

分かってもらうことを

願って伝える側は

「悲しみ」の感情で

伝えていると勘違いしがちですが、

 

それは相手のみならず

周囲の第三者からみても

「(ヒステリックな)怒り」

にしか見えません。

 

 

 

その結果

相手を防衛的にさせる。

(時に傷つける)

 

さらには

周囲をも困惑させてしまう。

 

 

 

「わかってほしい!」が

強い方ほどわかってもらえない

理由がここにあります。

 

 

 

「わかってほしい!」

がある瞬間強まる

偽物の怒りで表出

・相手は防衛

・周囲は困惑

分かってもらうどころか

逆に周りはひく一方

「誰もわかってくれない」

と自己憐憫(偽物の悲しみ)

スタートに戻ってループ

 

 

 

この怒りは偽物ですので、

出しても事態が良い方向に

進むことはありません。

 

 

 

むしろこじれることが

大半です。

 

 

 

したがってこのケースでは

Yahoo!ニュースの記事の様に

「怒りを出す(返す)」ではなく、

 

先に自分で怒りを消化する

本物の悲しみに気づく

その悲しみを使って

伝えたいことを伝える

 

 

 

これだったら

伝わる確率は何倍にも

跳ね上がりますよ。

 

 

 

ということで

おまとめです。

 

 

 

親(相手)に対する

未消化の怒りがあれば

伝えてみるという選択肢が

あるということを知る。

 

 

 

その上で自分の伝えたいことを

先に整理しておく。

 

 

 

整理できたら

伝えるか否かを自分で決める。

 

 

 

伝えると決めても

「受取ってもらえない」

くらいの前提で臨む。

 

 

そして目的は

「伝えること」であって

 

・復讐する

・謝罪させる

・理解させる

 

ではないことを外さない。

 

 

 

その上で「伝える」と決めたら

壁相手に練習する。

 

 

 

ここまで来ても

「伝えたい!」が勝るなら

好機を探してそこで伝える。

 

 

 

最後に、たとえ相手が

受け取ってくれなくても

伝えることに挑戦した自分に

最大限の賛辞を与える。

 

 

 

但し注意点あり!でしたね。

 

 

 

「わかってほしい!」

が強いなら偽物の怒りを

先に消化しておく。

 

 

 

その上で本物の悲しみを

使って伝える。

 

 

 

これも怒り同様

受取ってもらえなくても

健康的に伝えた自分に

最大の賛辞を贈る。

 

 

 

そんなところです。

 

 

 

とはいえ

「伝えたい」は大事ですが

「伝えるべき」は不要ですよ。

 

 

 

自分の人生における選択は

自分に与えられた権利ですので。

 

 

 

「私は本当はどうしたい?」

 

 

 

これをふだんから自分に

聞いてあげてください(`・ω・´)ゞ

 

 

 

それができると

 

「うちの子は本当は

何を望んでいるんだろう?」

 

にも気づけるようになりますよ♪

 

 

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