生きづらいアダルトチルドレンにとっての回復とは | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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生きづらいアダルトチルドレンにとっての回復とは

生きづらいアダルトチルドレンにとっての回復とは

 

こんにちは。福岡でカウンセリングオフィス トリフォリを運営している公認心理師の高澤信也です。

 

トリフォリではアダルトチルドレン当事者、特にその状態で子育てしているお母さん・お父さんの支援をおこなっています。

 

ところでこのアダルトチルドレンという言葉は病名でも症状を示す言葉でもありません。自分の生きづらさを理解するための名札のような言葉です。

 

漠然と生きづらい。病気でもなく、障害でもなく、身体的な問題でもなく。そのままでは実態がわからず、何をどうしたらいいかの目処が立ちません。

 

そこに希望の光を与えてくれるというか、回復への道筋をつけてくれる言葉が「アダルトチルドレン」(略称AC)なのです。

 

回復という言葉

ACは病気ではないわけですから、治療とか治癒などはそぐわない言葉です。

 

その代わりに使われる言葉が

*回復(リカバリー)

 

もともと持っていたものを“賦活“させるという意味です。

ではこの回復とはどんな意味なのでしょうか。

 

ACという概念を知ってからずっと気になるところでした。クライエントさんからも度々尋ねられる言葉でもありました。AC支援の大家と言われる方々から「回復像」というものをこれまでに何度か教えてもらったこともありました。

 

その度「確かにそうだよね。それが楽な状態だよね」と思うんですけど、でもなんとなく受け売り感が強いというか、それが正解と思い込もうとしている感が否めないというか。なんとなくどれも自分の内側にはぴったりハマらなかったんですよね。

 

 

 

自分の中での「回復」の意味

それがようやく近年定まりました!(とはいえまた変わるかもしれないんですけど)

 

回復の意味。それは逆境体験(ストレスを感じる出来事)にあっても、、、

★自分で自分をうまく助けてあげられること

 

これができれば「回復」だなって思います。今はこれがピタッとハマっています。

 

トリフォリでは一貫して「セルフケア」「セルフヘルプ」を最重要視してきましたから、当たり前といえば当たり前だよなぁ、なんてところです。

 

 

 

ストレス自体はなくせなくても

生きていれば死ぬまでストレスは避けられません。どんなに嫌がっても「望まない体験」は繰り返し降りてくるものです。

 

でもその度に自分を助けることができればストレス恐れるに足らず!でいることができますね。

 

さらに自分助けの回数が増えるほど対処力は上がりますし、対処力が上がるほどに心の柔軟性(レジリエンス)は増しますし。

 

結果的にはいいこと尽くめだなぁって思います。その時々はもちろんしんどいですけどね。

 

 

 

ACにとっての回復

アダルトチルドレン当事者にとっての解決課題は

*わが家で受けた負の影響の克服

です。

 

その影響によって苦しんでいる状態から、、、

★自分を助け出すことができる

 

ここに到達できれば間違いなく回復と言っていいのではないかと思います。

 

自分助けには知識とスキルさえあればOKです。そこに能力とか人より秀でた何かなんてものは必要ありません。

 

例えて言えば自転車と同じ。キャッチボールと同じ。

 

人によって多少の得手不得手はあっても、練習さえすればある程度誰にでもできるようになるものです。

 

「自分で自分を助けられるようになりたい!」

 

もしあなたもそう願っているなら、ぜひ一緒に取り組んでいきましょう!

私が代わりにあなたを助けてあげることはできませんが、あなたの自分助けについては全力でお手伝いして行きますよ!

 

 

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