子育てが「大変」「難しい」「つらい」「やめたい」などと感じるのは実は自然なこと | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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子育てが「大変」「難しい」「つらい」「やめたい」などと感じるのは実は自然なこと

子育てが「大変」「難しい」「つらい」「やめたい」などと感じるのは実は自然なこと

 

ブログ「毒親卒業トレーニング」の中の人、カウンセリングオフィス トリフォリの高澤です。

アダルトチルドレン特有の生きづらさ未回復のまま子育て頑張っているママさん・パパさんの回復&子育ての支援をおこなっています。

 

私も子育て真っ最中で、日々息子と明るく楽しく会話したり、ときには親子なのにきょうだいケンカみたいなバトルをしたり、ごくたまには父親ぶってコンコンと諭したり。

何はともあれ愛息&愛妻と楽しく暮らせています。

子育て向いてない?

とはいえやっぱり子育ては大変だなあ、難しいなあ、俺もしかして向いてないのかなあ…なんて凹むことも度々です。息子の話を早合点して疑ってしまったり、善意の行動を意地悪と勘違いして怒ってしまったり、息子に素っ気なくされて親の自分のほうがいじけてプイっとしてみたり。どっちが子どもかよくわからないですね…。

 

あなたにはそんなことありませんか?

そしてこんなこと思ったりしませんか?

 

「自分って親に向いてないのかなあ」

「なんでもうちょっとうまくできんのかなあ」

「よその親はもっとうまくやれてるのに」

「なのに私は…。はあ(ため息)」

とか。

 

でもそうなるにはそうなるだけの理由があります。

 

 

子育てが難しくて大変な理由

そうなってしまうのには実はめっちゃ簡単な理由があります。

 

それは

誰も子育ての専門教育や訓練を受けていないから

 

私は足算引き算できますし、歯磨きもできますし、服も着替えることできますし、自転車も乗れます。

ほかにもできることがあります。

 

それができる理由は、人生のいろんな場で練習してきたから。

それだけなんです。

 

たとえばオリンピック選手みたいに何かがすごく上手にできるようになるにはセンスなんてものも必要かもしれませんが、どんなことでもある程度のことをある程度のレベルまでなら【練習】すればできるようになるものです。

 

それを誰一人やってないのに親になるわけですよ。

だから子育ては大変だし難しい。

至った当たり前のことなのです。

 

 

自分の子育ての不十分さを責める理由

にもかかわらず「ちゃんと子育てしてあげられない自分はダメな親」とか「親失格」なんて言葉を聞くことがあります。

 

子育ての訓練校で単位取って卒業したわけでもないのに、ある日突然私たちは親になります。まるで自動車学校の入校日に路上を走れと言われているくらい無理なのに。

 

それなのに自分を責めるおかあさんたちの声は少なくありません。

そんな声を聞くとこっちまで胸が痛んで、こんなこと言ってあげたくなりませんか?

 

「あなたはよく頑張っていますよ」

「誰だってできないものですよ」

「自分を責めなくていいですよ」

 

だがしかし!

実は自分を責めてもいいんです!

 

だって、自分を責めても苦しいだけなのに、わざわざ責めるんですよ。

なぜだと思います?

 

こんな質問をしてみると、一見自己批判的で劣等感が強いように見える母の力が見えてきます。

 

Q)「自分を責めるのは何のためですか?」「自分を責めることで何を得たいんですか?」

A)「もっとちゃんと子育てできるようにならないといけないんです!」

 

Q)「今より子育てがうまくできたら、何が変わりますか?」

A)「そしたらあの子を傷つけずに済むし、もっとのびのびなるだろうし。そんな風にしてあげられない私が悪いんです…」

 

これってすごくないですか?

罪悪感に苛まれてまでも【子どもの幸せ】を願ってるってことですから。

 

そうなんです。

自分の子育ての不十分さを責め、その結果ひどい罪悪感を覚える親御さんのベースにあるものは、実は


★わが子への愛

なのです。

つい怒鳴ったり、ときには叩いたり、なんてこともあるかもしれません。

でもそんな自分を責めてしまうママさん(パパさんも)は、冷たい親でも親失格でもなく、実は愛の力を秘めているのですよ。

 

ただそれを行為としてうまく伝えられないのです。

つまり「人格」が問題なのではなく、「行動」にちょっと問題があるのです。

 

 

方向性を変える

私たちはある日突然親になりました。

 

でも何の訓練も受けていません。

だからわからないこと、できないことばっかりです。

 

それでも頑張って子育てします。

失敗の連続です。

そんな自分が情けない、不甲斐ない。

そう感じることもしばしばです。

 

でもそれこそが愛情があることのサインです。

だから方向性だけ変えればいいんです。

 

①「子育て習ってないから知らない、できない。それフツー」を前提に据える

②すると「だったら教わればいい。練習すればいい」にシフトできる

③うまくできなくて自分を責めたくなったら責めましょう。そのとき「それだけ私はこの子が大事なのね。私って意外と愛の人だったのね」ってところに戻りさえすればOK

 

マザーテレサはこうおっしゃいました。

「愛の反対は無関心」だと。

 

イライラして怒ったり怒鳴ったりしても、関わりを持とうとしているのはそこに「愛」があるからです。

 

わが子に無関心になってない自分の内側にある愛情を探索してみてください。

見つかりにくいけれどもきっと内側にありますからね。

 

 

私ごとですが

私は心理職に就いて18年ほどになります。

周りは大学院で専門教育を受けた人がゴロゴロいますが、私は院卒でもなければ臨床心理士でもありません。同業者には私よりも心理援助に関する知識や技術が優れている人の方が圧倒的に多いと思います。

(でも国家資格はちゃんと持ってますよ 汗)

 

決して優秀でもカリスマでもない私ですが、わが子への愛情だけは世界一という自負があります

さらにわが子だけでなくよその子であっても、赤ちゃんや幼い子どもたちの笑顔を愛する心も誰にも負ける気がしないんです。

そのお陰で胸を張ってこの仕事を続けることができています。

 

親は不完全で不十分で当たり前。

でもわが子を思う気持ちと、子育てという偉業を日々為している自分の力だけは大切にしてあげてください。

 

自分を愛することができれば私たちは笑うことができます。

それが子どもたちを幸せにします。

 

だって子どもの最高の幸せは「大好きなおかあさんの笑顔」なのですから。

(あ、あと、おとうさんもね)

 


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