バウンダリーさえ上手く引ければ人間関係恐るるに足らず! | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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バウンダリーさえ上手く引ければ人間関係恐るるに足らず!

バウンダリーさえ上手く引ければ人間関係恐るるに足らず!

 

子育て感情セラピストの高澤です。 




当所では幼少期の育ちの話を
必ず聞くのですが、
少なくない方たちが
こんなことを言うんです。




「私は愛されて育ちました」

「虐待とか酷いことは
何もされていないんです」

「むしろ気にかけてもらった
と思っています」

 ・
 ・
 ・

だけど・・・

「(ACの)チェックリストが
めちゃくちゃ当てはまるんです」

「自然体でなんていられません。
人の顔色ばかりうかがいます」

「批判されることが
ひどく怖いんです」

「とにかく生きづらい…」




不思議じゃないですか?




もし健全な愛情の元で育てば、
その後にトラウマ体験でもない限り
こんな現状には至らないはず。




でもやっぱりある結果に対しては
そうなるだけの原因があるんです。




その原因の一つが、、、

 ・

 ・

 ・

*やさしい虐待
^^^^^^^^^^^




突然ですが、
子どもの頃を思い出してください。




あなたの周りにいた

・親
・祖父母
・きょうだい
・学校の先生

といった大人たちは

「あなたのために」
「良かれと思って」
「大事に思うからこそ」

的な言葉を使って
コントロールしてこなかったですか?




これは愛情ベースであり、
善意から発した行為だから
やってる本人(親や大人)は

/
相手(子ども)のために
いいことやってあげてる!
\

と思いがち。




それを食らった子どもも、
発された言葉が愛情ベースであり、
態度も柔和だから

/
これって
愛されてる、、、
んだよね?
\

と違和感ありつつも
そう思いがち。




だけどこれは
*心の境界線
を越えた行為。




だって、
その愛とやらは
子どもをコントロールする
ことに悪用されているから。




こういった
自分と他者の心の境目を
越えてくる行為を

*境界を侵す

と呼びます。




さらに先のような
「愛」「善意」
から発されるコントロールや、

自分の
「期待」
を相手に押し付けることや、

「良かれと思って」
相手のなすべきことを
肩代わりするなどといった

境界線を侵す行為を総称して

=======
やさしい虐待
=======

と呼びます。




なぜ虐待?




それは相手(子ども)の

・考え
・気持ち
・意思や意志
・大切にしているもの

を軽視して
自分のそれを優先、
もとい、押し付けているから。




弊害はそれにとどまらず、
境界を越えた押し付けは
相手にとっては

「そのままのあなたは良くない」

という否定のメッセージ
として内側に取り込まれます。




精神科医の斎藤学さんは
現代に最もあふれている虐待を

「親の期待で子を縛る」

と喝破しました。




なぜならこれが
親から繰り返しなされれば

・主体性が損傷され
・人への不信感が肥大し
・感情や欲求は鈍くなり
・生きるエネルギーが減少し
・依存心と被害者意識が肥大する




それがひいては
「私には価値がない」
という存在の否定、

「生きる意味がない」
という人生の否定

を招くことも珍しくない。




場合によっては
こんな甚大な影響を招くのに、
やってる側も
やられた側も気づかない。




だってそこに愛はあっても
明確な悪意や脅威が存在しないから。




ただ、気づけないからこそ
その影響は破壊的なんです。




これが冒頭のクライエントの
訴えの正体です。




善意の名の下に
他者の境界を侵す人を見るたび
聖書のこの言葉が脳裏に浮かびます。


ーーーーーーーーーーーーー
悪魔は
天使の姿を借りてあらわれる
ーーーーーーーーーーーーー




善意、愛情の仮面を借りて
相手(子ども)を
自分の期待に沿わせる。




これが極端になった
ものの一つが
「教育虐待」




悪魔(=エゴ)が
天使の仮面をかぶって
我を押し付けるだけでも
十分怖いのに、

境界を侵されて育った子どもの
影響はそこに留まりません。




⚫︎スタート
境界が曖昧な家に生まれ育つ
  ↓
自分と他者の境界線が
どこにあるのか子どもは
見えない・わからない
  ↓
境界線をうまく引けず
人間関係がうまく行かない
  ↓
それでも騙し騙し
なんとか生きていく
  ↓
そして親になる
  ↓
相変わらず
境界線は見えない
  ↓
「親の愛」という名の下に
自分がされてきた
『境界を侵す』
を知らず知らず再現する
  ↓
そしてその子もまた・・・




虐待は連鎖すると言いますが、
この「やさしい虐待」も
残念ながらこうやって連鎖します。




こんな負の連鎖があるからこそ、
特定の世代の親だけを切り取って
「毒親」
などと呼びたくないんです。




だってその毒は
元はと言えば上の世代から
引き継いでしまったものだから。




そして非常に残念なことに
これは家庭だけではなく

支援者によっても
*善意
の名の下に同じ過ちが
繰り広げられています。




この「境界を侵す」という
やさしい虐待の連鎖を
是が非でも断ち切りたいなら、
やるべきことは一つだけ!




それは次のステップで実現します。

①境界線(別名、バウンダリー)
について正しく学ぶ
 ↓
②自分の境界のクセに気づく
(どの境界は上手く引けていて、
どの境界は上手く引けないか)
 ↓
③失敗前提で繰り返しトライ




これを実現する上で
絶対的に必須で欠かせないものが

/
身体の声を聴く!
\




バウンダリーを引くべき
ポイントやタイミングを
教えてくれるものは
「頭」ではなく「身体」です。




身体の声に耳を傾けつつ、
先のステップの反復によって
徐々に体感レベルで

★境界線を引くべきポイント

がわかるようになっていきます。




そして、良いことに!

私たち親が境界の達人になると、
わが子も体感レベルで上手に
境界線を引けるようになる!




ここまで来れば
「やさしい虐待の連鎖」
とは真逆の

「生きやすさの連鎖」
になりますね♪


 ・
 ・
 ・


境界の中でも特に難しいのが
「親子間境界」




知識も技術も
めっちゃ必要です。




それもあって現在開講中の
子育て感情セラピーでも
境界は一つのセクションを
丸々使って扱っていきます。




境界線なんて
全く引けなかったユイさん。




今や「越えられた!」と
思うほど境界構築のプロ(*≧∀≦*)




憎んでいた夫に感謝。
疎ましがっていた息子に慈愛。
大嫌いだった自分を受容。




それもこれも全部
境界をしなやかに鮮やかに
引けるようになったお陰♪
って言ってましたよ。




今年9月に開講した
子育て感情セラピー(AC回復編)
第一期。




見切り発車でしたが
ようやく形になってきました。




二期開講の目処もぼちぼち
立ってまいりましたので、
こんなスケジュールでそろそろ
募集かけようかなと思ってます。
  ↓↓↓
ーーーーーーーーーーーーーー

①近いうちに勉強会開催のお知らせ
↓
②2023年11月に勉強会開催
(*受講者限定で二期生募集)
↓
③子育て感情セラピー(AC回復編)
第二期を2024年4月スタート


Q)開講日までの期間は?
 ↓
心理的+脳科学+神経生理学に
基づくセルフケア!
  +
★勇気づけの子育て!

を学んで実践できる
90日・子育て感情セラピーの
オンラインスクールを
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講座にご興味ある方は
フライングでお知らせください。


来月開催予定の勉強会(*)
の席を仮押さえいたします。
・
(*)テーマは
次のいずれかを予定しています。
  ▼
①バウンダリー(境界)
②生きづらさの中核「シェイム」
③怒りリセット




続報あればまたお知らせしますね。
ではではまた次回!



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