「私は他の人みたいにできない、よくない、ダメ、劣っている」は実は勘違い | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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「私は他の人みたいにできない、よくない、ダメ、劣っている」は実は勘違い

「私は他の人みたいにできない、よくない、ダメ、劣っている」は実は勘違い

ブログサイト〔毒親卒業トレーニング〕へようこそ

 

タイトルの「卒業」には

①毒親(機能不全家族)の負の影響から卒業(克復)

②毒親になる不安やそうなった後悔から卒業(克復)

という2つの意味を込めています。

 

このサイトが生きづらさ克服と子育ての両方に役立つことを願っています。


 

カウンセリングオフィストリフォリの高澤です。

 

ACの特徴の一つに「低い自己評価」というものがあります。自分にひどくダメ出ししたり、自分をひどく嫌悪したり、、、といったものです。あなたにもそんなところがありますか?ちなみにかつての私は強烈にありました。

 

自己評価を下げる方法

自己評価が下へ下へと下がるときにはたいていこんなことが起こっています。

それは

人と自分を比べている

 

比べる対象も共通していて、決まって自分よりも「良い」相手です。そして「自分は劣っている」と解釈し、恥(惨めな感じ)が湧いてきて、とても苦しくなる、、、という流れです。

 

 

解決努力

この苦しい悪循環から脱するために、人は「良い」自分になろうと努力します。目標達成、進歩、成長というところです。

 

でもこれがなぜかうまくいかないのです。それは、、、

〇ポジティブ感情を感じながら「より良い自分になりたい!」

ではなく

●ネガティブ感情を感じながら「ダメな自分じゃなくなりたい!」

という仕組みだからです。

 

前者は車で言えばアクセル。踏むほどに前に進むことができます。

一方で後者はブレーキ。踏めば踏むほど動かなくなってしまいます。

 

人間の行動を動機づける主要な感情に「愛」と「恐れ(不安)」がありますが、字面だけ見るとただの表裏関係のようですが、方向性は正反対です。恐れではどう頑張ってもありたい姿にたどり着けないのです。

 

 

大いなる勘違い

じゃあどうすればいいんだ…なんて話になりそうですね。恐れはとても強い感情ですから、それを感じたまま愛だの喜びだの感じられるはずがありませんから。

 

でも大丈夫なんです。

 

突然ですが質問です。

たとえばこんな質問をされたらなんと答えますか?

 

「あなたの強みは何ですか?」

 

これまでこの質問を何度となくしてきましたが、ほとんどの方の答えは

「特にありません」

 

それを受けてこう返してみます。

「そんなことないですよ。あなたには○○というところがあるじゃないですか!」

 

すると今度はこんな答えが返ってきます。

「それくらい大したことないです。すごい人はもっといますから」

 

このあたりで返す言葉がなくなってきたりして(汗)

 

でもここに勘違いがあります。

 

強みとか長所とかという言葉を問われたとき、不思議と多くの人が

強み=人より優れている部分

と捉えていることがわかります。

 

しかしこれこそが勘違い。

正解は

★強み=人との違い

 

誰だって人と違う部分をたくさん持っています。考え方、感じ方、行動傾向、好み、得意、性質、特質、何に心揺さぶられるか、何をしているときは苦も無くやれるかetc.

 

そこに優劣があるわけではなく、ただ違いがあるだけなんです。

 

 

自分に自信が持てない時は

優劣という尺度で自分を測る必要はありません。掘り下げるべきはたったひとつ

「自分は人と何が違っているんだろう?」

 

片っ端から人との違いを掘り起こしたら

*自分が好きなこと

*自分が得意なこと

の両方を兼ね備えているものを探してみてください。

 

そこに必ず

★人と違っているあなたらしさ=強み

が隠されていますよ。

 

あなたが思う「すごい人」「出来る人」は、あなたよりも人として、あるいは能力的にすぐれているというわけではなく、ただあなたとは違ったことが好きだったり得意だったりするだけなんです。

 

人との違いを見極め、それを活かしていくことができれば、人生は今よりきっと軽やかになっていきますよ。

ひきつづき応援しております!

 

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