こんにちは。
子育て感情トレーナーの高澤信也です。
あなたはカウンセリングやセラピーを
利用なさったことがありますか?
利用したことのない方からすると
そこで何やっているか気になりますよね。
その昔の私は
とっても疑っていました(汗)
「心を読み取られるんじゃないか」
「根本から否定されるんじゃないか」
「怒られたらいやだなら・・・」
以前は猜疑心の塊だった私は
それにとどまることできなくて・・・
「めっちゃ高い掛け軸やブレスレットを
無理やり買わされるんじゃないか」
「実はその人は悪党で洗脳されちゃうかも」
そんなことまで疑ってました( 一一)
ということで今回は
私自身の事例に基づいて
「こんなことやってるよ!」
をかつての自分に伝えるつもりでお届けします。
悩み多き青年だった私が
困っていたことは特に次の2つ。
①人から攻撃される気がして怖い。
警戒を解くことができない。
いつも構えてしまってクタクタ。
②人から否定されるのが怖い。
ダメ出し、否定はもとより、
指摘や注意でもダメージを受ける。
前者は
●危害を加えられる恐怖
後者は
●自己否定感(存在の恥)
がテーマですね。
今日は近年はやりの
「自己肯定感」がテーマである
後者についてお伝えしていきます。
私はとにかく人から
否定的なことを言われるのが
死ぬほど嫌でした。
そう言われないように
「すごい自分」
を目指して生きていました。
お陰でできることは増えたものの、
いつも何かに追い立てられている
みたいでしんどかったです。
そもそもその対処法だと
いつまで経っても
「今のままの自分でマル!」
には行けなかったですね。
当時は気づいていなかったんですが
がっつり悪循環にハマってました。
●「自分はダメ」
↓
●強い恥意識
↓
●「ダメじゃない自分」を目指す
↓
●クタクタ&無条件に自分を肯定できず
↓
●ますます「ダメじゃない自分」を目指す
↓
●同じループをずっとぐるぐる・・・
↓
↓
↓
そのうちグッタリKO状態_| ̄|○
こんな自分は
どうしたら楽になれるでしょうか。
たとえば今日の自分は
こんなことをやってみました。
●お世話になってるコンサルさんからの
改善の指摘(動画)を逸らさず観た
↓
●自分の身体の反応と感情に意識を向けた
↓
●身体は重苦しくなり、
呼吸がしにくくなり、
恥のような感情を感じ、
頭には「自分はダメ」が浮かんだ
↓
●その感覚をしばらく感じた(浸った)
↓
●その反応を一番最初に感じた場面が
脳裏に浮かんでくるのを待った
ここではこんな場面が
浮かんできました。
私、5歳くらい?
暗い台所に座っている。
キッチンで母が泣きながら料理している。
父に殴られるのがつらくて
「別れたい」
と嘆いている。
「別れていいとよ」
「ぼくは大丈夫やけん」
と母に言っている。
すると母はこう言う。
「お前がちっちゃいけん別れられん」
それでも言う。
「ほんとに大丈夫やけん」
でもやっぱり母はこう言う。
「お前がちっちゃいけん無理」
そしてまた嘆き続ける。
・
・
・
そして5歳の私は
誤ってこう思いこんだ。
「ぼくなんか
生まれてこんかったらよかったのに」
「おかあちゃんが不幸なのは
きっとぼくのせいやん」
「ぼくがだめやけん
こんなことになっとるっちゃん」
↓
↓
●この場面に身を置いて
当時表現できなかった感情を表現した。
悲しみを感じ切りながら
「親の問題やん!」
「俺のせいやないやん!」
そして
「子どもに親は助けられない!」
「そもそもその責任を負わなくていい!」
「母親を助けられなくても
その自分には価値がある!」
そう自分に言ってあげました。
その結果はこんな状態です。
★心がすっきりして
視界が開けた感覚を感じた
★自分に対する
慈しみの感情が湧いてきた
★「否定」と感じた動画を
改めて見直してみたら、
まったく苦しくない。
・
それどころか
「教えてくれてありがたい!」
という感謝の念が湧いてきた。
ざっとこんな感じ。
リセット完了です!
きっちり下準備をした上で
こんなことをカウンセラーや
セラピストが相談者の方に
おこなっていくわけです。
もちろんカウンセラーさんや
セラピストさんによって
やっていることは千差万別です。
ただ、当所ではずっと
アダルトチルドレンの支援を
やってきたという経緯があるため、
現在形のストレスを生み出している
「大元の体験」からのリセットを
支援の中に組み込んでいます。
ゲシュタルト療法という
心理療法の創始者である
フレデリック・パールズさんは
「人生はたまねぎの皮むきと同じ」
みたいなことを仰ったそうです。
過去の未完了の体験は
たまねぎの皮と同じ。
薄皮が何枚も重なっている。
それを一枚一枚はがしていくごとに
たまねぎ本来の白さが現れてくる。
決してどこかで
「二度と悩まない」
なんて状態が訪れるわけでは
ありませんが、
皮が一枚はがれていくごとに
私たちはどんどん生きやすくなって
いくわけですね。
生きづらさを目先だけで
どうこうしようとしても
うまくいかないときは、
大元から終わらせてみると
いいのではないかと思います。
親である私たちが
「一皮むける」
ほどに生きやすくなる。
それがわが子に
「生きやすさというプレゼント」
を贈ることもできる。
こんな素敵な
バトンリレーができたら
いいのにな~って
常々思っています。
もしあたなも
一緒にバトンリレーやりたい!
と思われたらここに来てください。
5月28日に
「ぐるぐる思考」という
現代人特有の悩みの仕組みを
リセットする無料体験セミナー
(オンライン)を開催予定です。
そこで一緒に
バトンリレーの練習を
やっていきましょう^^
↓
↓
あなたとリレー仲間になれることを
心待ちにしています!