子育てで感じるイライラ、不安、罪悪感、恥を「穏やか子育て」に変えていく最初の一歩 | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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子育てで感じるイライラ、不安、罪悪感、恥を「穏やか子育て」に変えていく最初の一歩

子育てで感じるイライラ、不安、罪悪感、恥を「穏やか子育て」に変えていく最初の一歩

こんにちは。

高澤です。

 

 

子育てにはいろんな悩みがつきものですが、

あなたにもこんなお悩みありませんか?

 

 

「子どもは大切です。

可愛くも思っています」

 

 

「でも時々ついカッとなって

怒鳴ってしまうんです。

いつもじゃないけど

手が出ることもあります」

 

 

「周りのお母さんたちは

そんな私とは全然違っていて、

ちゃんと子育てできてるんです」

 

 

「そんなのを見るたびに思うんです。

ああ、私はなんてダメ親なんだろうって。

これじゃうちの親と一緒じゃないかって」

 

 

「このままだとうちの子も自分と同じになる。

私が子どもを生きづらくしてしまう。

そう思うと不安でたまりません」

 

 

「それを抱えているのが苦しいから

思い切って気持ちを人に話すと、

『大丈夫よ』『自分を大切にして』

なんて言ってくれる人もいます」

 

 

「そう言ってもらえるとちょっとホッとして、

『私は悪くないんだ!親のせいだ!』

なんて恨みが出て来たりします」

 

 

「でもそうなると今度は

いつまでも過去を引きずって

親のせいにしている自分が

やっぱりダメなんだ…なんて

気持ちが湧いてきます」

 

 

「こんなことが続くと

気力がどんどん萎えていって、

何もしたくない、何もできない…

そんな状態になることもあるんです」

 

 

 

これは特定の誰かの言葉を

そのまま書いたわけではないですが、

子育て中のお母さんがたの多くから

お聞きする苦しい悩みです。

 

 

 

ただでさえ気力、体力が必要な子育て。

そこにこんな状態が入り込めば、

あっという間にエネルギーは枯渇です。

 

 

 

ではこんな苦しい状態がなぜ起こるか。

・本当に親としての力量の問題?

・他の人はできていることだから?

・そもそも親として「ダメ」だから?

 

 

 

答えはいずれも「ノー」です。

 

ではこの苦しみの真の原因は何か。

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

 

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

自律神経の調整不全

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 

 

私たち人間が述べる

「苦しい!」

は感情的な反応です。

 

 

 

感情は言い換えると

*身体の反応

です。

 

 

 

では身体の反応の大元は?

 

 

 

それをもたらすものが

*自律神経

なのです。

 

 

 

ここで簡単に

3つの自律神経系

のお話をしてみますね。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

①腹側迷走神経系

 

これは

●人とのつながり

●安心安全

を感じる神経系です。

 

 

私はこの神経系を

【愛着システム】

と呼んでいます。

 

 

この神経系が働いているときは

 

・心地よさ

・親密な他者への愛情

・他者への信頼感や寛容さ

・落ち着き/リラックス

・好奇心

・幸福感

 

などを感じます。

 

 

何かしらのストレスを感じても

人とつながることで

*安心安全

*心地よさ

*自然体

を感じさせてくれます。

 

 

とっても居心地のいい状態。

 

 

ここに留まることが増えるほど、

日常を心穏やかに過ごせます。

 

 

まさに

The 心の平安!

ですね。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

②交感神経系

 

これは神経が「危険」を察知して

●闘うか、逃げるか

という反応をするための神経です。

 

 

危険の対象と

闘うor逃げる

によって安全を取り戻すための

とても大切な神経です。

 

 

この神経については

【闘争逃走システム】

などと私は呼んでいます。

 

 

この神経のお陰で私たちは

危険や脅威から身を守れます。

 

 

ただ、その一方で、

現代人の私たちは

「真の危険」ではないものに

反応するようにもなっています。

 

 

この神経系が起動すると、

 

・イライラ、ピリピリ、怒り

・不安、恐れ、焦り、緊張

・警戒して構えがちになる

・色んなものを「安全でない」と感じる

・落ち着いてじっとしていられない

(動かずにはいられない)

・不当な扱いを受けている気がする

・人の何気ない表情が怒りに見える

 

などといった状態が起こります。

 

 

一般的に人が口にする

「ストレス」

はこの神経系の影響である

ことは決して少なくないでしょう。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

③背側迷走神経系

 

これは

まず最初に起動すべき

【愛着システム】が使えない。

 

次いで発動すべき

【闘争逃走システム】も使えない、

 

そんな時に起動する最終システムです。

 

 

これは本来「生命の危機」を

神経が察知したときに発動する

●シャットダウン

のシステムです。

 

 

これも【闘争逃走システム】と

同様で、この神経の目的は

 

・シャットダウン

・生命の危機が去る

*安全の回復

 

です。

 

 

私はそのまま

【シャットダウンシステム】

と呼んでいます。

 

 

この神経系が起動すると

 

・感情や欲求が鈍くなる(マヒ状態)

・体が重だる(虚脱)で動けない

・頭が機能停止した感覚

・抑うつに苛まれる

・自分の存在否定に至る

(結果、無価値感、無力感、恥)

・自分と世界が薄いベールで

隔てられている感覚(解離)

・人を避けてひきこもる

 

などといった状態に至ります。

 

 

この状態にまで至ると身体は

エネルギーを備蓄するために

「温存モード」に突入。

 

 

この状態で「何かをする」こと

はとても難しいのです。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

ここで冒頭のお母さんの悩みを

この神経システムに当てはめてみますね。

 

 

「子どもは大切です。

可愛くも思っています」

これを実感している瞬間は

【愛着システム】

が起動しています。

 

 

 

「でも時々ついカッとなって

怒鳴ってしまうんです。

いつもじゃないけど

手が出ることもあります」

【闘争逃走システム】

に切り替わっています。

 

 

 

「周りのお母さんたちは

そんな私とは全然違っていて、

ちゃんと子育てできてるんです」

この時にはうっすら

【シャットダウンシステム】

に近づきつつあります。

 

 

 

「そんなのを見るたびに思うんです。

ああ、私はなんてダメ親なんだろうって。

これじゃうちの親と一緒じゃないかって」

【シャットダウンシステム】

に切り替わりました。

 

 

 

「このままだとうちの子も自分と同じになる。

私が子どもを生きづらくしてしまう。

そう思うと不安でたまりません」

【闘争逃走システム】

に切り替わりました。

 

 

 

「それを抱えているのが苦しいから

思い切って気持ちを人に話すと、

『大丈夫よ』『自分を大切にして』

なんて言ってくれる人もいます」

落ち着きが得られていれば

【愛着システム】に切り替わっています。

 

 

 

「そう言ってもらえると

『私は悪くない!親のせいだ!』

なんて恨みが出て来たりします]

闘争逃走システム】に切り替わりました。

 

 

 

「でもそうなると今度は

いつまでも過去を引きずって

親のせいにしている自分が

やっぱりダメなんだ…なんて

気持ちが湧いてきます」

またもや【シャットダウンシステム】に

戻りました。

 

 

 

「こんなことが続くと

気力がどんどん萎えていって、

何もしたくない、何もできない…

そんな状態になることもあるんです」

【シャットダウンシステム】

に乗っ取られている状態です。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

子育てに限らず、

普段の暮らしの中で

「ストレス!!!」

と感じている時、

 

そのときはここで述べた

『自律神経の働き』

がガッツリ影響しています。

 

 

 

こう書くと

「じゃあ、どうすればいいの?」

となりそうですよね。

 

 

 

ですが、解決策の実践は

まだまだ後のほうです。

 

 

 

まず最初に必要なことは

「そもそも自分はどうなってる?」

に気づくこと。

 

 

 

我が身に起こっている

「しんどいシステム」

の仕組みがわからなければ、

対処法を具体化できません。

 

 

 

ということで、

まずは普段の子育てで

ストレスを感じたときは、

「今、起動している神経系はどれ?」

なんて観察してみてはいかがでしょう。

 

 

実は、自分の仕組みに

気づけるようになるだけで、

心の落ち着き、つまりは

【愛着システム】の働きが

よくなっていきますよ。

 

 

 

ということで今回も

あなたの健闘を祈っています!

 

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