こんにちは。
子育て感情トレーナーの高澤です。
自分の子どもには・・・
「私みたいな思いをさせたくない!」
「絶対に傷つけたくない!」
だから
「私はあの親のようにはならない!」
幼少期を機能不全家族で育ち、
情緒的ニーズがあまり満たされず、
生きづらくなった方たちから
こんな言葉をたくさん聞きました。
独身の方に至っては
「親になって子どもを傷つけるのが怖い。
自分がそうならない自信がない。
だからずっと結婚しない」
と決めている方が結構おられました。
自分がわが家で傷ついた
↓
大人になった
↓
自分も同じことしそうで怖い
↓
だから結婚しない(親にならない)
もしくは
何があっても子どもを傷つけない
そう固く誓うわけです。
悲壮ともいえる強い覚悟です。
だけど、実は
「絶対に傷つけたくない!」
思いが強い親御さんほど、
結果的に子どものニーズを
満たせないことが多いんです。
これはキコさん(仮名)の事例です。
無関心な父親
過干渉(支配的)な母親
のもとに育つ
↓
何度も傷つく体験をした
↓
「私は愛されない」
「価値がない」
と思い込んだ
↓
生きづらくなった
↓
年を経て自分も親になった
↓
「子どもを絶対に傷つけたくない!」
↓
わが子を傷つけることをひどく恐れた
↓
子育てを気楽に楽しめない
↓
リラックスして心穏やかな状態で
子どもに接することが難しい
↓
子どもがネガティブな反応を示す
↓
ますます不安が高まる
↓
そのうち子どもと触れ合うこと
自体に抵抗感や嫌悪感が肥大
↓
身体と心の距離が離れていく
↓
↓
↓
子どもからすれば
これは
「暴力は振るわれていない」
けれど
「愛されていない」状態
↓
↓
↓
結果的に
子どもは傷つく
「傷つけたくない!」
は言わば愛そのものです。
しかしこれが強すぎたことで
結果的には
「愛せない」
つまり
「子どもは傷ついた」
のです。
このケースにおける
「解決」は何でしょうか?
キコさんを責めること?
親として頑張らせること?
あるいは
わが子と引き離すこと?
これでは誰も救われませんよね。
キコさんはもちろん、
子どもはもっと救われません。
ここで言う解決は
*わが子を傷つけることに対する
過度の恐怖心を和らげていくこと
そのためには
*キコさんの中に残っている
「痛みの記憶」を処理すること
ここが完了すれば
こんな流れに変えていけますよね!
過去の痛みが終わる
↓
傷つける恐れが和らぐ
↓
自然体で子育てできる
↓
子どもの心に穏やかさが戻る
↓
それがさらにキコさんの心を平安にする
↓
↓
↓
この親子の情緒的交流を通じて
/
★幸せ親子回復!
\
です^^
親が子を愛せないとか、
望ましくない仕打ちをするだとか。
行為としては容認しがたいです。
ですが、そんな親御さんの中には
子どもを大切にしたいと強く願うが故に
逆説的に傷つけてしまうというケースも
あるのです。
ここで言っているケースには
わが子のことを
・邪魔なだけの不要な存在
・自分の人生の障害物
・ペットのほうがまだマシ
といった主張を本気で
信じている人を含んでいません。
「愛したい」
のに
「うまく愛せない」
「傷つけたくない」
のに
「傷つけてしまう」
「ちゃんと親業したい」
のに
「どうすればいいかわからない」
そんな愛情ベースの
親御さんを指しています。
その思いさえあれば
自分を変えていくことも、
子育てをより良くしていくことも、
十分可能です!
そのためにはまず
*自分を調えていく
それに役立つ
☆今の自分にできる
☆ほんの小さなこと
からでも始めてみてください。
●1日1回ストレッチ&深呼吸
●水をためた浴槽に顔を突っ込んで
不平不満を全力でぶちまける
●自分のためだけの時間を3分確保して
ホッとなることをする(ココア飲むとか)
・・・とか。
それも難しいなら
●空を見上げる
●大きなため息をつく
●冷えた水を飲む
くらいはいかがでしょうか?
なんじゃそれ?
って思われるかもしれませんが、
こんなことだけでも自律神経系を
調えてくれますよ。
つまり
・イライラ
・不安
がほんの少しずつ減っていくと
言う意味です。
よかったら
参考にしてみてくださいね。