「トラウマは存在しない!」それ本当?アドラーはそう言ったの? | 親育ちと子育てをサポート|トリフォリ
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「トラウマは存在しない!」それ本当?アドラーはそう言ったの?

「トラウマは存在しない!」それ本当?アドラーはそう言ったの?

 

『嫌われる勇気』が

売れに売れたこともあってか

アドラー心理学は今もなお

人気がありますね。

 

 

 

 

ちなみに私、

アドラー心理学の学会員です。

 

 

 

 

なので、

子育てにはその知見を

大きく取り入れています。

 

 

 

 

さて、

アドラー心理学というと

よく取りざたされるフレーズに

 

「トラウマは存在しない!」

 

というものがあります。

 

 

 

 

その件について先にここで

お伝えしたいことがあります。

 

 

 

 

以前アドラー直系の孫弟子の先生に

「アドラーは本当にそう言ったのですか?」

と直接聞いたことがあります。

 

 

 

 

答えはなんと

まさかのまさか

 

「言ってませんよ」

 

でしたΣ( ̄□ ̄|||)

 

 

 

 

それどころかアドラーの娘さんは

(確かアレクサンドラさん)

反対にトラウマの存在を肯定していた

なんてことまで教えてもらいました。

 

 

 

 

そのときは会話の流れで

なんとなく聞いただけだったため、

文献の名前も教えてもらったものの

メモすら取っておらず。。。

 

 

 

しかもその答えが衝撃過ぎて

記憶もできておらず。

 

 

 

 

どっちも残せなかったことが

今も悔やまれます_| ̄|○

 

 

 

 

じゃあ

「トラウマがない」

って何なのさって話ですよね。

 

 

 

 

ここからは

主観もモリモリ入った

個人的見解が含まれていることを

予めご承知おきくださいませ。

 

 

 

 

たとえばある人が

 

「むかし学校で先生に

みんなの前で怒鳴られちゃってさ。。。

それがトラウマなんだよね」

 

と言ったとします。

 

 

 

 

これ、トラウマじゃないです。

ただの「傷つき体験」です。

 

 

 

 

じゃあトラウマって何なん?

って話になりますよね。

 

 

 

 

ここでちょっとばかり

私の実体験を差しはさみますね。

 

 

 

 

うちの父は酔うと激しい暴力を

ふるうことが度々でした。

 

 

 

 

特に母に対するそれは

時に常軌を逸したレベル。

 

 

 

 

子どもの私は

身も心もフリーズして

母が殺される恐怖を、

 

そしてそれが

子どもの自分たちに向かって

自分たちが殺される恐怖を

 

たびたび感じておりました。

 

 

 

 

そこから年月を経て大人になり、

社会の中で生きていきますよね。

 

 

 

 

まあ彼女もいるし

仕事もしてるし、

友だちや仲間もいるし、

したいこともできてるし。

 

 

 

 

それなりに

「幸せ♪」

って感じてたわけですよ。

 

 

 

 

だけどなぜか

ある瞬間になると

身体が異常な反応をするんです。

 

 

 

 

自転車置き場の自転車が

「がちゃーん!」

って倒れる音を聞いただけで

 

●瞬時に恐怖で身がすくむ

●全身の筋肉が硬直する

●呼吸が止まる

●思考が真っ白になる

 

なんて反応が起こってたんですよ。

 

 

 

 

出来事と反応のギャップが

あまりに大きすぎますよね。

 

 

 

 

こんなことが起こるたびに

「俺、どっかおかしいんじゃないか?」

と思っていたものです。

 

 

 

 

はい、そうです。

これがトラウマ反応です。

 

 

 

 

トラウマの原体験として

挙げられる主な体験のひとつに

「死の恐怖」(死の予見を含む)

があります。

 

 

 

 

うちの父は「趣味かよ!」って

突っ込みたくなるほど

よくガラスを叩き割ってたんですよ。

 

 

 

 

その甲高い特徴ある音が

子ども時代の「死の恐怖」を活性化する

引き金だったわけなんですよ。

 

 

 

 

これが

「トラウマは存在しない!」

と強く主張している方々は

もしかしたらご存じないかもしれない、、、

 

 

神経の記憶!

 

ってやつです。

 

 

(詳しくは「ポリヴェーガル理論」で

検索してみてね(^_-)-☆)

 

 

 

 

アドラー心理学は

「なぜそれをしたのか?」

という原因論ではなく、

 

「何のためにそれをしたのか?」

という目的論の立場を取っています。

 

 

 

 

たとえば不登校案件。

 

 

 

 

「なぜ学校行けなくなったの?」

なんて問うてしまうと

 

 

・いじめにあったから

・ひどい失敗で挫折したから

・みんなからハブられたから

・勉強についていけなかったから

 

といった『原因らしきもの』

答えとして出てくるわけです。

 

 

 

 

これを

「何のために不登校してるの?」

といった問いに変えると

 

 

・嫌な思いをしたくなくて

・傷つきたくなくて

・楽になりたくて

 

なんて『目的』が答えとして

出てくるわけです。

 

 

(なんと、なかには、

「ずっとゲームをしたくて」

なんて答えもありましたのよ。。。)

 

 

 

 

つまりこれは

何かしらの原因があって

不登校になってしまった…

 

 

わけではなく

 

 

ほしい未来、つまり『目的』を

達成するためにその手段を選んだ!

 

と考えるわけです。

 

 

 

 

私は個人的に

この目的論が大好きです。

 

 

 

 

アドラー心理学も

もちろん大好きです。

 

 

 

 

だがしかし!

 

 

 

頑なに

「トラウマは存在しない!」

と主張する方々に知ってほしいのは

 

 

神経(脳)レベルで

起こっているトラウマを抱えた人たちは、

 

「不快な何かを避けたい」

「それから逃げたい」

といった目的を達成するために、

 

トラウマという材料を

持ち出しているわけではない

 

と言うことです。

 

 

 

 

それは

神経的な反応であって、

意思(思考)の操作によって

作り出しているわけではないのです。

 

 

 

 

ということで

「トラウマは存在しない!」

ごり押し派の方々には

ぜひともこう言いたい( ー`дー´)キリッ

 

 

神経の記憶としての

トラウマは存在する!

 

それは脳科学でも解明されている!

 

これは思考レベルのテーマでなく

神経(脳)レベルのテーマ!

 

 

 

 

一方で不快さや不安を避けるために

トラウマを原因と主張する方々には

強くこう言いたい( ー`дー´)キリッ

 

 

「あのトラウマのせいで

○○ができないんだよ」と言って

必要な行動をしないのは責任転嫁!

 

思考に基づく不快体験を

トラウマと一緒にしないで!

 

 

 

気持ちが高ぶってしまい

大変失礼しました((__))

 

 

言葉が過ぎておりましたら

平にご容赦を((__))

 

 

 

 

さてさて、私が尊敬してやまない

アルフレッド・アドラー先生は

「トラウマは存在しない」

とは言っておられないと仮定すると、

 

もしかして、いやきっと

こう言いたかったのではないかと

勝手に解釈(妄想)しております。

 

 

 

 

妄想上のアドラー先生曰く・・・

 

「トラウマが存在しないって

ことではないんだよ。

 

 

『トラウマのせいで〇〇できない!』

ってトラウマを犯人扱いすることが問題であって、

そんなことしても意味ないよって言いたいのだよ。

 

 

つまり

『トラウマがない!』

ではなくて、

 

『トラウマ(のせいにしても)しょうがないよ

『それじゃ幸せになれないよ』

ってことをね、言いたかったのだよ(^-^)♪」

 

 

 

 

アドラー心理学も

ポリヴェーガル理論も

どちらも大好きな私としては、

どっちもうまく活用してほしい

と切に願うばかりです。

 

 

 

 

以上、主観も妄想もモリモリの

個人的見解にお付き合いいただき

ありがとうございました((__))

 

 

 

 

さいごに、

トラウマで苦しんでいる方に対して

「トラウマは存在しない!」という

言説を押し付けるのは決して望ましくありません。

 

 

 

 

何かを正しいと

信じることは大切ですよね。

 

 

 

 

でも、それを押し付けて

セカンドレイプのような結末だけは

招いてほしくないのです。

 

 

 

 

トラウマ論争において

何が正しいかはわかりませんが、

きっとアドラー先生ならこう言うと

私は思うのです。

 

 

 

 

みんなの幸せのために

あなたにできることは何ですか?」

ってね。

 

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