こんにちは。
子育て感情トレーナーの高澤信也です。
世代を問わず
子育ての悩みを抱える方の多くに
共通しているなぁと感じている
テーマがあります。
それは、、、
*夫婦関係に難あり!
です。
家庭の安心感は両親の関係が左右する
子どもが健やかに育つには
わが家に安心安全を保つことが
とてもとても大事です。
それを大きく左右するものが
夫婦(両親)の仲
たとえ父母の双方が子どもに対して
ほどほどに適切な関わりをしていても、
両親が不仲だとそれだけで子どもの
「内的な安心感」
はひどく脅かされるものなのです。
親は子どもの幸せを願う
子育てに悩み、
どうにかしたいと願う親御さんには
共通している想いがあります。
それは、、、
「子どものことなんてどうでもいいから
とにかく自分が楽に生きたい!」
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ではなく!
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「子どもには元気に健やかに
育っていってもらいたい!!!」
という愛ある願いです。
これ聞くたびに
熱いものが胸にグッときます。
その対処で合っていますか?
冒頭でお伝えした通り、
子育てに悩む方の多くが
夫婦不仲というテーマを抱えています。
そのままだと
*わが子の安心・安全・幸せ
の実現は困難ですよね。
だからこそ
それをどうにかしようと
多くの方が努力なさいます。
だが!しかし!
その解決のための策自体が
問題だよなぁってことが
とっても多いのです。
その代表が、、、
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相手を変えようとすること!
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例えば・・・
子育てに我関せずの夫に
「ちゃんと一緒にやってよ!」
と怒りをぶつける。
ワンオペ環境を改善しない夫に
「大変さをわかってよ!」
と怒りをぶつける。
また、
子どもに甘すぎる妻に
「それだとダメなんだよ!」
と怒りをぶつける。
子どもの不適切な行動を見るたび
「母親だろ!ちゃんとやれよ!」
と怒りをぶつける。
これは双方ともに
現状の改善を願っています。
ですが、
そのための手段が
*相手を変える
これは間違いなく
「解決努力」ではあるものの、
これ自体が膠着を招いている
原因でもあるわけです。
想定外の副作用
夫婦が互いに嫌悪感を覚え、
相手を変えようとするほどに
争いは増える一方です。
さすがにそれはまずい・・・
と大抵は気づくことでしょう。
怒りをぶつけ合うことに疲れ、
相手が変わらないことに諦めを感じ、
徐々に家庭内に暗黙の目的が自然発生します。
それが、、、
*波風を立てないこと
これが暗黙の目的になれば、
確かに怒りをぶつけ合うことは
なくなっていくでしょう。
だけど、両親の争いさえなくなれば、
子どもの心に「安心安全」は増える?
残念ですが
それは無理な相談です。
なぜなら
両親の不仲はふだんの
・会話の質の低さ
・量の少なさ
・お互いのつれない態度
・目に見えない張り詰めた空気
を招きます。
これを感じ取らない
子どもなんていませんって。。。
そんな環境で過ごす子どもは、、、
●その空気を読み取り
●不安や緊張に苛まれ
●常にアンテナを張って警戒し
●親の機嫌ばかりを気にする
そんな疲弊まっしぐらの生き方を
選択することもあるんです。
これでは心の安心安全どころか
子どもらしく過ごすことさえ困難。
争いさえなければ
子どもには悪い影響を与えない。
これは完全に誤った思い込みです。
解決策を変えていこう
ということで
「両親の仲が良くなるといいですよね」
「頑張って関係を改善してください!」
なんて言えば
うまくいくでしょうか?
それで改善するくらいななら
元から関係改善できてますって!
言うほうは気安く言えても、
当事者には無理な相談なのですよ。
では何から始めればいい?
そこで今日も一つ提案です。
それは
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・
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★相手を変えようとしている自分に気づこう!
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です。
●相手の嫌なとこが目につく
↓
●変えたい気持ちがムクムク湧いてくる
↓
★「あ!いま相手を変えたがっている!」ということに気づく
↓
●「私はまだ相手を変えたいんだなぁ」と客観視する
↓
●深呼吸して「今ここ」でやるべきことに戻る
(掃除とか、仕事とか)
以上です。
相手だけでなく
自分も変えようとせずに、
ただ
*気づく
それだけでOKです。
気づきの精度が高まると
たかがそれくらいと
侮ることなかれ!
気づきの精度が上がるほど、
これまでの自動反応パターンに
いち早く気づけるようになります。
気づきが早まるほどに、、、
★一旦立ち止まることができる
↓
★そこで落ち着くことができる
↓
★より良い策を選択できる
↓
★望ましい結果をもたらしやすくなる
なんてことが起こってきます。
実際に以前は本人曰く
「鬼みたいに怒っていた」
仮名エーコさんですら(汗)
こう変化したほどです。
*相手を変えたがっている自分に気づいた
↓
*その自分を変えようと決断した
↓
*その自分を変えていくことに取り組んだ
↓
*自分が変わった
↓
*するとなぜか子どもや夫まで“いい感じ“に変わった
このルートに乗ったとき、
本質的な生きやすさも
より良い子育ても手に入ります。
まずは気づくことから。
引き続きあなたの健闘を祈っています!