子育て感情トレーナーの高澤信也です。
「本当に親を許せてるんですか？」
「本当に感謝を感じてるんですか？」
私のプロフィールを読んだ方に
何度も尋ねられた質問です。
もちろんですよと答えると、
「嘘でしょ！」
「そんなの無理に決まってる！」
「思い込んでるだけじゃないですか？」
などの疑いの眼差しを
ガンガン浴びせかけられます(￣▽￣)
もちろん本当だし、
無理なんてゼロで、
むしろ
／
あの両親の元に生まれ
育って本当に良かった！
＼
って思ってますし。
もちろん昔は
全く違いましたけどね( ´ ▽ ` )
クライエントさんたちの多くは
子育ての悩みだけでなく
親との関係に未消化の葛藤を
抱えていることがとても多いです。
「親に昔されたことが引っ掛かったまま」
「許そうと思ってもできない」
「それが子育てにも影響している…」
しんどいですよね。
でもそのままにしておけば
生きづらさを連鎖させかねません。
それだけは
なんとか阻止したいところです！
ではどうやって阻止しましょうか？
その前にまずこんなことを
知っておくと役に立つと思います。
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■前提知識
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ここからちょびっとだけ
脳の話をしますが、
わかりやすさを優先して
ここでは便宜上、、、
人間の脳には
・苦痛（不快）系
・報酬（快）系
を感じる別々の部位がある
という前提で聞いてください。
私たちが感情を感じているとき、
脳内では神経伝達物質（ホルモン）
が分泌されています。
不快な感情を
感じているときは
・ストレスホルモン（コルチゾル）
・怒り・闘争ホルモン（アドレナリン）
・闘争逃走ホルモン（ノルアドレナリン）
といったホルモンが
脳内で分泌されています。
これが脳の苦痛系が
作動している状態です。
一方で快の感情を
感じているときは
・元気ホルモン（セロトニン）
・やる気ホルモン（ドーパミン）
・幸せ・愛情ホルモン（オキシトシン）
といったホルモンが
分泌されています。
これは脳の報酬系が
作動している状態です。
「親を許せない！」に限らず、
苦痛を伴う感情が湧くのは
こんな仕組みによるものです。
●苦痛系の思考（＊）にアクセス
↓
●苦痛系のホルモンが分泌される
↓
●苦を伴う感情を感じる
（不安、怒り、恥、罪悪感など）
一方で快感情を感じるときは
こんな仕組みです。
●報酬系の思考（＊）にアクセス
↓
●快感系のホルモンが分泌される
↓
●快を伴う感情を感じる
（喜び、幸福感、元気、好奇心、平穏など）
（＊）ここで言う思考とは・・・
記憶、イメージ、解釈、価値観、
信念、前提、セルフイメージなど
「考え」に類するもの全般です。
ホルモン自体はそれだけだと
○でも×でもありません。
全て必要あって分泌される
大切なものです。
ただ、そのバランスが崩れた時に
苦痛を伴う感情が生起するため、
その不快さが「悩み」になるわけです。
したがって
親の“過去の“所業を
ずっと許せないという状態は、
苦痛系のホルモンを分泌させる
思考に意識が向く癖がついている
と言うことができます。
その結果が
こんなしんどい悪循環へ。。。
●過去の親の至らない行動を思い返す
↓
●苦痛系のホルモンが分泌
↓
●恨みや無念さといった
不快な感情が湧いてくる
↓
●「つらい！」「どうにかしたい！」
↓
●取り除きたいその苦痛系の思考に
ますます意識を向ける
↓
以下、この悪循環をループ。。。
「どうにかしたい！」と
思っての頑張りが余計に
苦痛を増産している悪循環。
さすがにこれは辛すぎるし、
不毛な努力でもあります。
ではどうすれば
この悪循環から抜け出せる？
ざっくり言えば
脳の部位へのアクセス先を
＼苦痛系から報酬系へ！／
変えられたらOKですね。
とは言えこれは
利き手を変えるくらい難しいため
繰り返しの練習が必要です。
が、しかし！
切り替えることできれば
人生は格段に楽で生きやすくなる！
そうなるにはどうすればいい？
その具体策ですが、
＊ビギナー編と
＊エキスパート編に
分けることができます。
ここではまずビギナー編を
お届けしましょう。
【ターゲット】
過去の親が許せなくて
苦痛系の感情に今も苦しむ人へ
・
＊親以外でもOKですよ。
嫌いな人、許せない人とか。
【目的】
脳の苦痛系ではなく報酬系に
アクセスしやすくする
【前提】
親に限らず人に対する
恨みなどの苦痛系の感情は
＊して欲しかったのに
してくれなかったこと
＊して欲しくなかったのに
されたこと
あるいは
＊してあげたのに
お返しをくれなかったこと
などといった体験に
意識が向いた時に湧いてきます。
したがって
苦痛系を報酬系にシフトするには
この反対に意識を向ける練習を
すれば良いだけです。
【方法（ビギナー編）】
①その人に
★してもらったこと
を振り返って書き出す
・
（親だったら大きなことより
日々の小さなことの方がいいかも）
②それに報いるくらい
★自分がして返したこと
を振り返って書き出す
・
（あくまでもギブ&テイクに限ります。
褒められたい、喜ばせたいといった
目的のための行動は除きます）
③最後に
★自分が迷惑をかけたこと
を振り返って書き出す
以上の３ステップです。
これは内観療法という
心理療法のやり方。
やってみるとわかりますが、
慣れないうちはどうしても
苦痛系の思考に意識が向きます。
「○○してくれなかった！」
「××をされた！」
なぜならずっとそこだけを
見続けてきたから。
内観療法は
これと全くの正反対！
だから
「嫌だ！やりたくない！」
という方も少なくありません＿|￣|○
だけど、
この練習の目的はあくまで・・・
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
苦痛系に自動的にアクセスしては
苦しい感情で苦しむ自分が、
報酬系にアクセスしやすくなって
喜びや幸せを感じられ自分になること！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ここを外して欲しくないんですよね。
ここを繰り返し練習していくほど
自然と許しの感情が増えていくもの。
その上でエキスパート編まで実行すれば、
それこそ許せなかったあの親に、、、
★許しを超えて感謝！
を“勝手に“感じるようになるんですよ。
いまだに許せていない人に
こんなことをお伝えすると、
・ありえない！
・嘘だ！
・無理してるんでしょ？
と言われますけどね(￣▽￣)
でも本当にそうなるんです。
私だけでなくクライエントさんも
そうなった人が結構いますから。
とはいえ、
「絶対に許さなきゃ！」
とも思っていません。
ただ、シンプルに、
苦痛系にアクセスしやすい癖を
報酬系にシフトできるようになると
すごく生きやすくなる！
これが何より大事。
それが結果的に
許しを生むことは
言ってみればオマケです。
許す・許さないと無関係に、
自分を生きやすくするために
このビギナー編に取り組んで
みてはいかがでしょうか？
まずは一日一内観。
子どもの頃に親から
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＊してもらったこと
＊して返したこと
＊迷惑をかけたこと
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
を一つずつ振り返ってみると
いいかもですね。
ここに加えて
エキスパート編までやると、、、
☆許しを超えた感謝が湧く
☆苦痛体験を生きる糧にできる
☆自己実現に近づいていける
なんてすごい結果まで
訪れること少なからず！
エキスパート編を
文章で伝えるのは難しいので、
3人以上の方から
リクエストが届いたら
初回利用の方限定で
次回の体験セッションで
やってみましょうかね^^
では今日はここまで！
よかったらビギナー編を
やってみてくださいまし<(｀･ω･´)
追伸、
期間限定募集の
お試し個別カウンセリングは
あと1週間で締め切りです。
ご希望の方はお早めに！
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全て大切に読ませていただき
お返事いたします^^
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