「癒し」という言葉に惑わされていませんか?ACが向き合うべき真の課題 | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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「癒し」という言葉に惑わされていませんか?ACが向き合うべき真の課題

「癒し」という言葉に惑わされていませんか?ACが向き合うべき真の課題

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こんばんは。

高澤です。

 

 

 

私は元来

機能不全家族で育ち

生きづらくなった人である

アダルトチルドレン支援専門です。

 

 

 

2年前からは

対象をその中でも

「子育て中の親御さん」

に限定してきました。

 

 

 

こんな言葉はないですが、

言ってみれば

\ACマザー(ファーザー)/

の支援専門ってところです。

 

 

 

子育ての有無がどうであれ

ACが子ども時代にわが家で

傷ついた人であることには

違いがありません。

 

 

 

ACは傷ついた人たち。

だから癒しは必要。

そこを通過しないと立ち上がれない。

 

 

 

だからこそ多くの支援者が

『癒し』というプロセスを

回復の最重要項目に挙げ、

 

当事者も同じく

『癒し』を重要視する。

 

 

 

心も身体と同じ。

 

 

 

傷ついたときに

真っ先に必要なのは

★手当て!

ですもの。

 

 

 

ですがここに

すんごく大きな落とし穴が

あることをご存じですか?

 

 

 

特に母性的なカウンセラーとの

関係で陥りがちな落とし穴。

 

 

 

それは、

双方が「癒し」を

重要視するあまり、、、

 

 

 

 

ずっとそのプロセスから

抜け出すことができない!

 

 

 

自分の傷つき体験を

理想の母の如く“親身“になって

カウンセラーが聴いてくれる。

 

 

 

「あなたは悪くない!」

「それは親の問題!」

「だから無理しないで!」

とも言ってくれる。

 

 

 

心地いいですね。

まさに「癒し」です。

 

 

 

しかしこんな現実が

あることをご存じでしょうか?

 

 

 

必要最低限の癒しを終えても

長年この支援を受け続けたことで

逆に脆弱になってしまう人が

結構な数いらっしゃることを。

 

 

 

私はこれを

\真冬のぬるい露天風呂!/

と呼んでいます。

 

 

 

寒くて湯船に浸かった時は

温かくて気持ちがいい🎵

 

 

 

しばらくすると

ぬるいお湯に寒さを感じる。

 

 

 

だからといって

湯船から出ようとすると

外が寒くて出られない。

 

 

 

まさにこんな

にっちもさっちも行かない!

そんな状態です。

 

 

 

外がいくら寒くても

それ以上留まっていれば

風邪をひくことは必至。

 

下手すると

命にかかわります。

 

 

 

たとえ寒くても

湯船から出る勇気が

必要なんです。

 

 

 

ではその

「湯船の外」

にある寒い場所とは何か。

 

 

 

それが

ーーーーーーーーーー

被害者意識による

加害行為の振り返り

ーーーーーーーーーー

という激寒エリアです。

 

 

 

それはたとえば

こんなことです。

 

 

 

低い自己肯定感

(ACの特質の一つ)

些細なことで傷つく

「悪いあの人、かわいそうな私」

の被害者意識が発動

*加害性(攻撃性)が起動

明に暗に加害行為

(例:傷つけた人を傷つける)

自分も相手も周りも皆

「イヤな感じ」で終わる

不幸な結末

 

 

 

その後のあり方は

人によって大きく二つの

パターンに分かれます。

 

 

 

⚫︎パターンA

後悔して自罰はするが

反省して行動を変えることはしない

 

 

こんな事例があります。

 

 

自分の同僚が上司から叱責

それを見て

「ひどい上司」と見なし

他人事なのに食ってかかる

当事者じゃないので

上司からとがめられる

時間が経って落ち着くと

「自分はダメ」と自罰

後悔して落ち込むが

その体験から、、、

 

*自分の課題は何か?

*どうすれば改善できるか?

*まずすべきことは何か?

 

などと振り返って(反省して)

具体的な行動改善はしない。

 

 

 

その結果似たことが起こると

また脊髄反射のごとく

同じ「まずい行動」を繰り返す。

 

 

 

自罰をしても

行動変容がないので

自己肯定感は下がる一方です。

 

 

 

なので上で述べた

悪循環のスタート地点に戻って

ループするわけです。

 

 

 

⚫︎パターンB

「私は悪くない」と否認して

行為の不適切さを見直さない

 

 

このパターンも

こんな事例があります。

 

 

自分が仕事でミスをした

上司から注意を受けた

「頑張ったのに」

「わかってくれない」

「ひどい」

と被害者意識が発動

上司の悪口を

同僚や友人に垂れ流すが、、、

 

*何がミスにつながった?

*同じミスをしないために

何を学べばいい?

 

などと振り返って(反省)

自分の行動を見直さない。

 

 

 

だから

このパターンも結局

自分が成長することがない。

 

 

 

さらに上司の尊厳を

暗に傷つけてもいる。

 

 

 

パターンBもA同様

被害者意識を強めるので

上記の悪循環に戻ります。

 

 

 

どちらのパターンも

自分だけでなく周りも苦しむ。

 

あまりに不毛です。

 

 

 

ではどうしたらいい?

 

 

 

それはこれまで

ずっと目を逸らしてきた、、、

 

 

==========

自分の加害行為を

棚卸しして改善する!

==========

 

 

「相手が悪い!私は悪くない!」

といくら目を逸らしても

現実は1ミリも変わりません。

 

 

 

それは

「自分が悪い。自分がダメ」

と自分を罰しても同じです。

 

 

 

事実を認めないことを

「否認」と呼びます。

 

 

 

否認は心の防衛システムの

一つではあるのですが、

 

自分を成長発展させる

行動を完全停止させる

最大のブレーキでもあります。

 

 

 

でもそもそも

否認は必要ないんです。

 

 

 

だって悪いのは

*自分自身ではなく

 

まずいのは

*自分の【行為】

なのですから。

 

 

 

とはいえ不適切な行為を

反射的に続けていく限り

自分の成長は完全停滞。

 

下手すると悪化。

 

 

 

それ以上の弊害は、

これからも無意識に

人を傷つけていくこと。。。

 

 

 

ということで

自分を「ダメ!」と罰する

暇とエネルギーがあるなら、

 

あるいは

相手を「悪い!」と罰する

暇とエネルギーがあるなら、

 

 

 

 

人を傷つけてきた

自分の『まずい行為』を

直視して見直そう!

 

のほうが

何十倍も役に立ちます。

 

 

 

そしてそれはひいては

「みんなの幸せ🎵」

に繋がっていきますから。

 

 

 

これはAC回復の

12ステップにある

 

⚫︎ステップ8

⚫︎ステップ9

 

で取り組む

★埋め合わせ

です。

 

 

 

険しいプロセスだけど、

人として5倍も10倍も

成長できる!

 

人生が楽になる!

 

 

 

さらに周りの人に

「害を与える」人間から

「幸せを贈れる」人間になれる!

 

 

 

この未来を本気で望むなら、

勇気を出して取り組んでみる

価値は十二分にありますよ。

 

 

 

但し必須条件あり!

 

 

 

それは、、、

 

①日常生活のストレスに

対処できるだけの自力があること

(セルフケアできていること)

 

②傷つきの痛みの手当てが

最低限完了していること

 

 

 

その上で!

 

③行為のまずさは指摘しても

人格は否定せずに受容し合える

★味方!仲間!

がいること

 

 

 

味方という安全基地を土台に

これまで目を背けてきた

「人を傷つけてきた自分」を

罰するのではなく直視する。

 

 

 

その先に

真の生きやすさ

が待っていますよ。

 

 

 

癒しという

耳触りのいい言葉に

今も惑わされていませんか?

 

 

 

「よしよし」

ばかりもらえる場は

楽はあっても成長が見込めません。

 

 

 

この人生を胸を張って

「自分を生きる!」

を目指すなら、

 

これはしんどいけれど

避けられない大切なステップです。

 

 

 

一人だとここは

やり遂げられません。

 

 

 

必死こいて

味方や仲間を見つけて、

癒しの後でこのステップにも

ぜひ取り組んでみてください!

 

 

 

きっと

見える世界が激変しますよ♪

 

 

 

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