「子育ての悩みも大きいけど、
自分のことでもよく悩んでしまう」
「解決しようと自分なりに
頑張ってみるけどうまくいかない」
心の悩みを解決したくて
色々取り組んでも悩みが続き、
気持ちスッキリになれないと
つらいですよね。
そこで今回の記事では
それを乗り越える方法を
をお届けします。
それを読んでいただくと、、、
⚫︎なぜ自分の「しんどい」は
消えずに繰り返されてきたのか?
⚫︎そこから脱出するには
具体的に何をすればいいのか?
がわかると思います。
その解決策とは
①自分の意識が留まっている
(=ハマっている)現在地に気づく
↓
②心のスイッチを使って
意識を別の領域に切り替える
です。
詳しくは後述しますが、
この方法は三大セラピストの
フレデリック・パールズさんが
創始した「ゲシュタルト療法」という
心理療法の視点を援用しています。
ゲシュタルト療法はいろんな悩みを
解決する視点を持っていますが、
特に「親子間葛藤」の解決には
すごいパワーを発揮しますよ。
ACの生きづらさ回復には
もってこい!かもですね。
ではこの方法を使う上で
欠かせない前提知識から
まずご紹介します。
人が接する3つの領域
私たち人間は
ふだん3つの領域に
接しながら生きています。
①外界の現実(五感で気づく)
②身体感覚や感情(身体で気づく)
③頭の中の思考(脳で気づく)
この3つの領域を
順番に説明していきますね。
五感で外界に気づく
今この文章を読んでいるのは、
「視覚」を使って文字を認識
しているからですよね。
他にも
・嗅覚で匂いに気づく
・聴覚で音に気づく
・触覚で触れた感覚に気づく
・味覚で味に気づく
こんなふうに
五感を使うことで私たちは
★自分の外にある現実
に気づくことができています。
もし五感が機能不全なら、
私たちは外界を認識することが
できません。
私たちが「今ここ」にある現実
に気づくことができるのは
この五感のお陰です。
身体で感覚や感情に気づく
とはいえいくら五感を
研ぎ澄ましたとしても、
自分の内側に気づくことは
できません。
例えば、、、
・頭がカッと熱くなる
・息が荒くなる
・胸に圧を感じる
・肩や腕の筋肉が緊張する
…という身体反応に気づいて
↓
自分の「怒り」という
感情を認識する
これは五感では
気づけないものです。
私たちがふだん
*「感情」(気持ち)
と言っているもの、
これ、実は、
*身体の反応(感覚)
なんです。
したがって、
もし身体感覚がなくなれば、
私たちは感情も感じない…
ということになります。
感情は行動のエネルギーであり、
「今ここ」でどう動けばいいかを
教えてくれるコンパスでもあります。
感情に気づけないと、
人は何をどうすればいいか
わからなくなってしまいます。
脳で思考に気づく
五感で気づくものも、
今からだで感じている感覚も、
どちらも「今ここ」で
現れている事実です。
しかし唯一思考だけは
現実と無関係であっても生じます。
たとえば、、、
目の前の相手はあなたに
「嫌い!」と言ってもないし、
「ダメ!」と批判してもいない。
↓
↓
だけど頭ではどうしても・・・
↓
↓
「怒られる!」
「嫌われている!」
と思ってしまう。
↓
↓
その結果
・落ち込み
・恐れ
といった苦しみを伴う感情を
わざわざ作り出してしまう
思考は
「現実」とリンクしていれば
超パワフルな力を
発揮してくれるのですが、
先のように現実と乖離すると
それは途端「妄想」と化し、
私ちに無用な苦しみを与えます。
ここまでをまとめると、
①五感で現実に気づく
②身体で感覚・感情に気づく
③脳で思考に気づく
という3つの「気づき」を 使って
私たちは生きているわけですね。
悩み癖を克服する
ここまでご紹介した
「3つの領域」への気づきが、
★3つの心のスイッチ
になります。
*生きやすい!
*ラク!
という状態は、
この3つの領域を自由に
行き来できる状態を指します。
一方でどこかの領域に
“ハマってしまう“と
行き詰まって苦しむのです。
ということで、
この3つの心のスイッチの
上手な使い手になるための
方法をお伝えしましょう。
①嫌な感じに気づく
まずは身体で感じている
・嫌な感覚
・不快な感じ
に気づきましょう。
うまく言葉にできない
・もやもや
・そわそわ
・イライラ
程度の感覚に気づければ
それで十分です。
②3つのどの領域にいるかに気づく
嫌な感じに気づいたら、
いま自分は
・外界
・身体
・思考
のどの領域に
“ハマっているか“
に気づきましょう。
それに気づけるだけでも
不快さは和らぎますよ。
③他の領域に意識を向ける
自分がどの領域に
ハマっているかに気づけたら、
★別の領域に意識を向ける
ことをやってみましょう。
たとえばこんな感じです。
思考で
・やるべきこと
・問題解決
・ルールを守ること
といったことばかり考えて
脳がパンパンになっているなら、
↓
↓
↓
★自分の身体で感じている
感覚に意識を向け直してみる
身体で感じる感情、
特に不安や自己否定感に溺れる
ことが多いのなら、
↓
↓
↓
★いま目に見えているもの
(=視覚で気づいている現実)
を声に出して実況中継する
ところで
・事実
・データ
といった外界の情報に
意識がハマりがちなときも
人にはあると思いますが、
それで苦しい感じは
あまりしないかもですね。
だけどそこにハマりがちだと
空虚な感じを感じることも
あるかと思います。
それをどうにかしたいときは、
↓
↓
↓
★身体で感じている自分の
気持ちに意識を向けてみる
慣れるまでは
簡単に「いつものパターン」に
ハマってしまうものですが、
継続して練習しているうちに
この3つの領域を自由自在に
行き来できるようになるものです。
そうなるとしめたもので、
不快な感じに苛まれても
そこから自力で脱出できる自分!
になっていけますよ^^
今日のまとめ
では今回の記事のまとめです。
もしあなたが
悩み癖で困っているなら、
↓↓↓
①嫌な感じに気づく
▼
②3つの領域のどこに
“ハマっているか“に気づく
▼
③別の領域に意識を向け直す
これを日々意識して
練習してみる。
続ければ続けるほど、
なんと!
・
・
・
/
そもそも「悩むこと」自体
グングン減っていく!
\
になりますよ。
千里の道も一歩から。
よかったら参考にしてみてくださいませ♪