おはようございます。
子育て感情トレーナーの高澤信也です。
『私は親のようにならない』
(クラウディア・ブラック著)
この本が
“アダルトチルドレン“
という概念を
世に広めた一冊です。
最近では毒親育ちという
言葉のほうがメジャーですが、
呼称がなんであっても、、、
「親があんな風でなかったら、
こんなに苦しまずに済んだのに…」
という痛みを抱えた人たちです。
だからこそ
「親みたいにならない!」
と決めて、
「親とは違う私」
になろうとするわけです。
それなのに
いざ自分が親になってみると、、、
子どもは思い通りにならない
↓
感情の波に度々襲われる
↓
それを自分で調整できない
↓
感情の引き金である「子ども」を
コントロールしようとする
↓
しかし思い通りにはいかない
↓
ますます感情の波に襲われる
↓
より強いコントロール手段を使う
・
・
・
↓
そして気づけば「うちの親」と
同じなことをしている自分がいる…
↓
そんな「ダメな」自分を
否定せずにいられない
↓
自尊感情がダメージを受ける
↓
ますます感情の波に襲われ・・・
こうやって
同じ悪循環を回り続ける。
苦しみは増える一方です。
ではなぜこの苦しい状態から
多くの人が脱出できない?
それは車で例えると
わかりやすいです。
・
・
・
今あなたは
車の運転席に座っている、
と仮定します。
そして
『現在地』がどこか
わかっています。
↓
<現在地>
「あの親」と変わらない自分
あるいはそうなりそうな自分
向かいたい『目的地』が
どこかもわかっています。
↓
<目的地>
「あの親」とは違う
心穏やかな(親としての)自分
⚫︎現在地
⚫︎目的地
がわかっているならあとは
車を目的地に向けて走らせるだけ!
なんですが、
残念ながらあなたはそこに
辿り着けるルートを知りません。
だけど前に進まないと
目的地に辿り着けない。
だからとりあえず
車を走らせるしかない。
それで時々は
進んでるように感じるけど、
やっぱり目的地には着けない。
それを繰り返すうちに
疲弊して行き詰まっていく。。。
・
・
・
言ってみれば
こんな状態にある ということです。
じゃあどうすれば
この状態から抜け出せる?
車だったら、
カーナビさえあれば
難なく目的地に辿り着けますね。
ACであれ毒親育ちであれ、
「あの親」とは違う自分、
つまり回復にたどり着くために
必要なものがまさにこの、、、
/
★カーナビ役
\
なんです。
そのカーナビ役とは
たとえば
★自助グループの
スポンサーであったり
★カウンセラーや
セラピストであったり
★その目的地に
すでに辿り着いている
“一歩先行く仲間“だったり
そういった方たちが
あなたにとっての
カーナビ役になるんですよ。
自分の力では
どうにもならないことは、
/
自力だけでは無理!
\
と潔く認めた上で
他力を借りることが必須です。
もしあなたが いくら頑張っても
「親みたいになりたくない!」
に近づけないなら、
ぜひ他力を借りてみてくださいい
人の手を借りることは
弱さでも甘えでもありません。
人に
「手を貸してください!」
を頼むことを援助要請と言います。
これって実は
*自力で頑張る!
に次いで大切なスキルです。
だって私たち人間に
できることには限りがありますもの。
自力に行き詰っているなら、
カーナビ役である“他力“を
借りてみることをお勧めします。
そしたらとっても楽ですよ♪
だってどの道を通ればいいか
教えてもらえるわけですから、
それに沿って自分の役割である
運転を頑張ればいいからです。
*注
但し、運転まで
人任せにしちゃだめですよ。
それ、成長を阻む依存ですから。
他力を借りるメリットは
それだけでありません。
カーナビと違って
他力は「人間」ですから、
そのつながり(絆)が
回復度を爆増させてもくれます♪
未来に希望を持てたり、
折れそうな心を立て直せたり、
自分をいたわる気持ちが湧いたり、
もちろん子育てをより良くできたり。
どうかあなたが
よきナビ役と出会えますように(^人^)
「と言っても何から始めればいい?」
その一歩に役立ちそうな
勉強会を間もなく2回開催予定です。
詳細はこちらに書いてますので
よかったらこれも「小さな他力」
として試しに使ってみてくださいね。
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