やるべきことをしないわが子に感じるイライラを乗り越える5ステップ | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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やるべきことをしないわが子に感じるイライラを乗り越える5ステップ

やるべきことをしないわが子に感じるイライラを乗り越える5ステップ

 

●学校からもらったプリント出さない!

●大事な連絡事項を伝えない!

●日々の宿題しない!

●教科書持って帰ってこない!

●何度言っても片付けない!

 

 

*しかも何回怒られても繰り返す!!

 

 

 

 

大人目線からすると

意味不明のオンパレード。

 

 

 

それなのにまた

同じことを繰り返す謎の生物。

 

 

 

その名は

 

 

 

 

☆子ども

 

 

 

小学〜中学くらいの子を持つ

クライエントのお母さんがたから

この訴えを聞かないことはほぼ皆無!

 

 

 

わが家でもそれこそ

日課レベルで起こっております( ̄▽ ̄)

 

 

 

とはいえ同じことを

毎日毎日lくりかえされると

親も精神衛生上よくないですよね。

 

 

 

それでガツンと喝を入れて、

2度と同じことをさせまいと

親側はやりがちではないでしょうか。

 

 

 

でも強く怒られるほど

子どもには、、、

 

●「怒られた」という記憶

●交感神経の覚醒による思考停止

 

という反応が残り、

 

●防衛行動

 

が出るのみ。

 

 

 

残念ながら

行動改善ところか

正反対に向かっちゃいます。

 

 

 

だからといって

何の対処策もないとなると

我々親は困っちゃいますね。

 

 

 

ということで今日は

そのイライラ(時に激怒)を乗り越える

5つのステップをご紹介します。

 

 

 

問題は

「子どもがそれをしないこと」

ではなく、

 

親側の我々の・・・

怒りの強さ

にあります。

 

 

 

その点を念頭に置きながら、

子どもが不適切な行動をしたとき、

次のステップに沿って自問自答して

対策を検討しましょう!

 

 

 

[ステップ1]

子どもはその行動が

不適切だと知っているのかな?

知らないなら

「それは望ましくない行動よ!」

と教えてあげましょう。

 

 

 

低年齢の場合は特に

ここをしっかり伝えて

あげることが大切です。

 

 

・・・・・

 

 

いやいや、うちの子、

それはちゃんと知ってます!

 

 

 

そんなケースのほうが

圧倒的に多いでしょうね。

 

 

 

では次のステップへ移りましょう。

 

 

 

[ステップ2]

どうしたら適切な行動に

なるのかは知っているのかな?

行動の選択肢がとても少ないのが

子どもの一つの特徴ですよね。。

 

 

 

今の行動が良くないと

分かったからといって、

 

その代替策となる新たな

「別の有効な行動」

を知らないことも多いもの。

 

 

 

知らないことは

罪ではありません。

 

 

 

そんな時は新たな選択肢となる

適切な行動を教えてあげましょう。

 

 

・・・・・

 

 

いやいや!

それも分かってるんですって!

 

ってことも結構多いでしょうね。

 

 

 

そんな時はまた

ステップを一つ進めましょうか。

 

 

 

[ステップ3]

適切な行動をやったところで

「望む結果」が得られないと

もしかして思ってるんじゃないかな?

☆ここは大切なので

ちょっと詳しくお届けします。

 

 

 

子どもなりに頑張ってるけど

親から「当たり前」と見なされて

褒めてもらえない。

 

 

 

できてるところではなく

できていないところに

ばかり注目(指摘)される。

 

 

 

子どもが一番欲しいものは

>>親からの関心<<

です。

 

 

 

中でも最も欲しいものは

肯定的な関心

 

 

 

望んでもそれが得られないなら、

たとえ否定的でも親の関心を

引き出そうとするものです。

 

 

 

したがって、

叱れば叱るほど

そのパターンを強化する

悪循環にハマります。

 

 

 

親からの肯定的な関心が

得られない

否定的であっても

子どもは親の関心を求める

不適切な行動を選択する

親がそれを叱る

否定的だが関心を得られる

不適切な行動が

親からの関心を得るための

有効な方法として定着していく

 

 

 

この仕組みをたとえれば、、、

砂漠で喉が渇いて

死にそうな人がいる。

 

本当は綺麗な真水を

飲みたいけどどこにもない。

 

そこに泥水があれば、

本望ではないけれども

生き延びるために泥水を飲む。

 

 

 

 

そんな状態です。

 

 

 

この悪循環から抜け出すには、

言い換えれば

子どもに泥水を飲ませなくて

済むにはどうすればいいでしょう?

 

 

 

もう答えは出ていますね。

 

 

 

そうです!

 

 

親がわが子を、、、

 

 

☆しっかりと観察して

☆「否定的な部分」ではなく

「肯定的な部分」に目を向け

☆それを子どもに伝える

 

 

 

これでわが子に肯定的な関心を

寄せることができるというものです。

 

 

 

親の自分の在り方を

こっちに切り替えられるなら

事態は大きく改善する可能性・大です♪

 

 

 

ですが、いやいや、

どうしても強い怒りが湧いてしまう!

なんて方もいらっしゃることでしょう。

 

 

 

そんな時は

次の戦略に移りましょう。

 

 

・・・・・

 

 

[ステップ4]

子どもに求めているレベルは

適切かな?過剰になってないかな?

 

強い怒りは

「べき(should)」という

過剰な期待値が作り出します。

 

 

 

そしてこの「べき」は

自分自身の課題です。

 

 

 

どうしても子どものありように

過剰な怒りが湧いてしまう。

 

 

 

その場合は

落ち着いた後で構わないので、

 

自分はわが子に

「何を」

「どの程度」

求めていたんだろう?

 

と自問自答してみてください。

 

 

 

うちの子の

 

●年齢

●特性

●発達度合い

などなど

 

から客観的に判断したとき、

求めが過剰になっていないかな?

 

と自問自答してみるわけです。

 

 

 

自分だけで判断できないときは

客観的に物事を判断できる

友人や知人に聞いてみてもいいですね。

 

 

 

そこで過剰さに気づいたら、

「理想のわが子」

ではなく

 

「目の前のわが子」

に合った

期待値に修正してみてください。

 

 

・・・・・

 

 

いやいや、私の怒りレベルは

こんなものではないと。

 

 

 

自制が効かないくらい過剰で、

怒鳴る、叩くまで行ってしまうと。

 

 

 

そんな時は最終ステップです。

 

 

 

[ステップ5]

私の未処理の感情は

なんだろう?

これは自力調整が困難な課題です。

 

 

 

子ども時代の我が家で傷つき、

その痛みの処理が終わっていないと、

自制が効かないレベルの過剰な怒り

(正確には恐れ)が湧いてきたりします。

 

 

 

ここまでのレベルに至っているなら

ぜひ支援者の手を借りてください。

 

 

 

そこで未処理の感情、

別名「地雷」のリセットに

取り組めば、その激しい感情は

徐々に沈静化していきますよ。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

さてさて、

「子どもにイライラする!」

と一言で言ってもその程度には

天と地ほどの差があります。

 

 

 

今回ご紹介した5つのステップの

どの段階に一番近かったでしょうか?

 

 

 

よくわからない時は

ステップ1から始めてみるのが

一番安全ではないかと思います。

 

 

 

いずれにせよ、

わが子の愛着を育む上で、

 

★安全感

★つながり

 

を育むことが

親の必須の仕事になります。

 

 

 

そのためにはまず

 

\自分が落ちつく!/

 

が最優先事項。

 

 

 

 

今回の5ステップを

ぜひ活用してみてください。

 

 

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