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アダルトチルドレン(AC)専門の心理カウンセラー高澤信也 公式サイト

生きづらさを悪化させる「繰り返す感情的な苦痛」をなだめる

生きづらさを悪化させる「繰り返す感情的な苦痛」をなだめる

 

子育て中のアダルトチルドレン支援に燃えている高澤です。

 

ACを示す代表的な言葉である「生きづらい」ですが、こう感じるときは、ほぼ例外なく感情的な苦痛を覚えているとき。違う言い方をすれば、見えていない何ものかに心や身体を脅かされている状態です。

 

問題発見できれば5割解決

これは問題解決で言われている言葉です。

 

大抵の人は悩みが解消しないことを「解決策がないこと」に帰属させがちですが、実は「何が問題か」がはっきりしていないことによって悩みが維持されていることが大半です。

 

正体がわからないから対処のしようがない、というわけなのです。

 

ということは、生きづらさ(ストレス)を和らげていくには、まず相手の正体を知ることから始めないといけないということになりますね。

 

 

 

相手の正体を見抜く

私ごとですが、子どもの頃は慢性的な下痢少年でありまして、しょっちゅう薬を飲んでいました。一時的には効果はあっても症状自体は変わらずだったのですが、後々わかったことは「お腹」ではなく「ストレスによる神経の過覚醒」が原因だったということ。そりゃ薬じゃ治りませんがな( ̄▽ ̄)

 

私たちの感情的な苦しみにもにもこんなふうに「正体を知る」ための指針がざっくりでもあるといいですよね。

 

なんてことを以前からずっと考えておりまして、いろいろと探索しつづけまして、そこで出会ったものがAC理解に有用な

*私たちを脅かすもの

という視点でした。

 

それをベースに置きつつクライエントさんたちの話を聞いてきた結果、次の3つのニーズを脅かされたとき、私たちは感情的にひどく脅かされるのではないかという結論に至りました。

 

【3つのニーズ】

①安全

②周りとのつながり

③自己肯定感

 

 

 

事例で考える

下記の出来事はつい最近私が体験した出来事です。大して動揺するような出来事ではないはずですが、なぜか結構なストレスを感じておりました。

 

●出来事

電車に乗ってきた三人づれの親子。母と3歳くらいの女の子と乳児。上の子が大声で騒いでいるプラス椅子に土足で上がっている。母はそれを注意せず。

●反応

・感情:イライラ(100点満点の60点くらい)

・行動:(本音は「後々お子さん困りますよ」なんて注意したかったけど、なんとなく気後れして)何も言わずにグッとガマン

 

ではここで問題です。

私は先の3つの何に脅かされていたでしょうか?

 

もしも注意した後に起こる出来事の想定が

「ヒステリックにキレられる」

「お前に関係ないと逆ギレされる」

といった“攻撃系“であれば①の安全を脅かされていることになります。

 

この事例ではないとは思いますが、もしも

「あなたには関係ないと拒否される」

「プイっと背中を向けられる」

といった“拒絶系“を想定していれば②のつながりを脅かされていることになります。(嫌われ恐怖と言ってよいかと思います)

 

ちなみにこのときの私はどちらでもありませんでした。少し時間が経ってから探索してみて気づいたことは、自分の内側からこんな声が鳴り響いていたということ。

 

それは、注意しなかったことに対して、、、

「男のくせに」

「正しいことをしろ」

「情けない奴」

 

つまり、自己批判的な声によって自己肯定感を内側から脅かされていた、が正解でした。

 

この時点ではまだ何の対処もしていませんが、正体が分かっただけでもかなりスッキリと落ち着けましたよ。不思議じゃないですか?

 

 

 

正体がわかればあとは対処

何に脅かされていたかさえわかれば、あとはやることは明確です。

 

先の事例であれば、自己肯定感が脅かされていたわけですから、自分で自分をねぎらったり慈しみの言葉をかけてあげたりすればOKということになります。

 

でも「それができたら苦労しないよ!」って声が聞こえてきそうです。確かにそうですよね。

 

でもそれならそれでやることは明確です。

「恥をかかない」「劣っていない」自分に育て上げるのではなく、今の自分をそのままに受け入れることができるようになることに取り組めばいい、ということです。

 

 

 

他の脅威への対処

事例では脅かされたものは③の自己肯定感でしたが、脅かされたものが①の安全感なら、身体が「安全」と感じることをしてあげることが役立ちます。

 

②のつながりが脅かされていたのなら、自分が「すでにつながっている存在」に目を向けることが役に立ちます。ちなみにつながりは人間に限定しなくても大丈夫ですよ。

 

 

 

最後におさらい

最後に流れだけ整理いたします。

 

感情的動揺(嫌な感じ)に気づいたら、、、

①自分は何に脅かされているのかを探索する

(安全?つながり?自己肯定?)

②どれかわかったらそれをほんの少しでいいので満たすことをする

 

たったこれだけ?みたいな感じもしますが、けっこうパワフルなセルフケアですのでオススメです。

よろしかったら試しに使ってみてくださいね。

 

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