【子育て相談=母親】
わが子が
・乳幼児であれ
・児童であれ
・思春期であれ
・それ以降であれ
相談の場に出向いてくるのは
9割以上の確率でお母さんです。
年齢が進むと
子どもが不登校だったり
引きこもったりして
家で暴れることもある。
そんな緊急事態になっても
お父さんはほとんど相談の場に
顔を出すことはありません。
相談が進む中で
途中から出てくるお父さんは
まだ全然良いほうで、
最後の最後まで
1秒も顔を出さない父親は
決して少なくありません。
じゃあなんで
わが子の一大事ですら
父親が関与しないのか。
それは、、、
令和の時代になっても、、、
/
仕事で稼ぐのが父の役割!
だから子育ては母の役割!
\
なんて陳腐な価値観が
潜在的には蔓延しているから。
だから子どものことで
問題が起こったとてそれは
母親の責任!
というわけです_| ̄|○
でもですね、
ちょっと想像してみてください。
乳飲み子を抱え、
その世話をずっとやりつつ
職場で働いている自分の姿を。
元気すぎて動き回る
わが子を職場に毎日連れていき、
お世話しながら仕事をする自分の姿を。
こんなもの、
父であろうが母であろうが
無理に決まってますよね。
それなのに
父親族はなぜ仕事に
集中できるのか?
それは母親たちに
「やってもらっているから」
に他なりません。
つまり、
「働いてやってる!」
のではなく、
「働く環境を整えてもらってる!」
が正確な表現な訳ですよ。
それに、
そもそも家族を持ったんだから
働くのは偉くもなんともない、
\ごくごく当たり前のこと!/
それをできるように
してもらっている奥さんに
ちゃんと感謝してるのかい?
って言いたくなるんですよね。
もう一回想像して見てください。
思い通りにならない
わが子を育てるために
*自分のことを後回しにし
*「母親」というプレッシャーを抱え
*日々欲求と感情の塊である
わが子に接していく
これがどれほど大変で、
どれほど不安定になるか。
そもそも子育ては
大変な作業なんです。
だから
イラついたり
不安定になるのは
実は自然なことなんです。
ではそんな状態の中で
子育てせざるを得ない母を
誰が支えればいいでしょうか?
それが
/
★父親(夫)
\
ですがな!
「仕事してるから」と
子育てから逃げるのではなく、
それを頑張ってやってくれている
母(妻)をしっかりサポートする。
これが子育てにおける
“真の父の役割“だと
私は信じています。
一方で、
イクメンという言葉以降、
必要以上に愛着を育むことにまで
手を出す父も多いと聞きます。
これ、一見
よさそうですよね。
が、しかし、
子どもの愛着は本来
母子間
で育つもの。
子どもの愛着を育む素養は
父と母では天と地ほどの差があるのです!
だからこそ父はその聖域に侵入せず、
母子間で愛着がきっちり育まれるよう、
先と同様に母(妻)の安定化をサポート
することこそ父(夫)の真の役割!
子育てから逃げるでもなく、
侵入しすぎるでもなく、
★我が家に安心安全をもたらす!
私たち父親は
親としてもっともっと
育つ必要があるのではないかと
思うわけなのですよ。
父が母を支え、
母が子を支える。
これこそが
機能不全家族の対極にある
★機能する家族
ではないでしょうか。
我々父親族は奥さまから
「大変ではあるけど、
あなたのお陰で 子育て楽しめてるよ♪」
と言われて初めて一丁前。
仕事をできる環境を
母に整えてもらっているのなら、
安定して子育てできる環境を
母のために整えていくこと。
これこそが
私たち父親にできる
母親(妻)への最大の恩返し♪
私は常々そう思っています。