悩みの正体が発見できれば8割解決!? | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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悩みの正体が発見できれば8割解決!?|毒親卒業ブログ

悩みの正体が発見できれば8割解決!?|毒親卒業ブログ

解決がうまくいかないとき

こんにちは。

アダルトチルドレン(AC)支援の心理カウンセラー高澤です。

 

「ほかの人は何をやって回復したんだろう?」

 

カウンセリングではいろんな悩みが語られますが、種類こそ人それぞれ違っても、多くの方はこの「解決策」を求めてこられます。

 

以前の私もこんな風に信じていました。

・解決できた人=良い解決策を持っている人

・解決できない人=良い解決策を持たない人

 

当時は気づかなかったのですが、実は解決策がないから回復できないのではなく、そもそもこの捉え方が問題を膠着させていたと後々知りました。

 

問題解決は問題発見で8割解決といいます。

 

しかし当時の私は

「どうすれば解決するのか?」

のその前に

「そもそも何が問題なのか?」

を知らなかったわけです。

 

 

 

悩みの仕組み

実は悩み(問題)の仕組みはとてもシンプルです。

簡単な引き算で表すことができます。

 

[理想]-[現実]=[悩み]

 

簡単に図に表してみます↓

 

まず理想(目的、期待、欲求、願望、ゴール、要求などなど)が先にあって、それが満たされない現実があるとそこにギャップが生まれます。

 

このギャップのことを悩みとか問題とか人は呼んでいます。

 

つまりそこにはいつも

*求め

があるということです。

 

それが得られない状態こそ、私たちが「悩んでいる」状態なのです。

 

したがってギャップが大きければ大きいほど悩みも深い(大きい)わけですから、自分が何をどの程度求めているかによって、悩みは小さくもなれば、手に負えないほど大きくなることだってあるわけです。

 

私自身、以前は「何が問題?」がわかっていなかったのですが、私が気付いていなかったことはつまり、、、

「自分は”何を“”どのくらい“求めているのだろう?」

だったのです。

 

 

 

二種類の欲求

人間関係のなかでの欲求というと何となく「こうしてもらいたい」「ああしてほしい」といった

*「ほしいもの(+)」を獲得したい

のイメージがあるかと思います。

 

その一方でそういった(+)を求めない場合が人にはあります。

それは人に対する安心感や安全感が脅かされているときです。

 

そんなとき人は

*「ほしくないもの(-)」を遠ざけたい

を優先します。

 

もちろんこれも欲求です。

むしろ衝動と言っていいかもしれません。

 

 

 

本能が優先する欲求

私たちは

「ほしいものを手に入れたい」

よりも

「こわいものを遠ざけたい」

を優先する生き物です。

 

安全は生命維持にかかわる大切なものですから当然といえば当然の話です。

 

生きづらさの克服もここからヒントがもらえます。

 

①心の中に安全感や安心感を育てなおす

②その先で大切なニーズ(仲間、パートナー)を求める

 

この順番で取り組むのがコツです。

 

ということで

何はともあれ安全第一です!

 

但し、直接人を回避するという「出来事・状況を変えていく」やり方よりは、同じ出来事・状況にあっても心の内側で安心安全を感じられる「自分に変えていく」ほうがお勧めです。

 

平安の祈りという詩にもあるように、私たち人間は

*他者を変えることはできません

しかし

*自分を変えることができます

 

 

 

平安の祈り

最後に「平安の祈り」という詩の有名な前半部分だけご紹介します。

 

神様 私にお与えください。

変えられないものを受け入れる落ち着きを。

変えられるものは変えていく勇気を。

そして その二つを見分ける賢さを。

 

私たち人間は「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めることから始めることが大切なようです。

 

 

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