こんにちは。
子育て感情トレーナーの高澤です。
昨今は毎日のようにニュースで
虐待の報道がなされていますね。
そのなかには
命を失ったケースまで。
子どもたちの無念さを思うと
言葉になりません。
こういった報道を見るたび
絶対に虐待をなくしたい!
そう思うんです。
でもそれがどれほど
困難であるかも知っています。
それがなんとももどかしい。
でも希望はあります。
虐待を100から0にはできなくても、
それを99や98に減らすために
できることがあります。
それは子育てではなく
親育ち
のサポートです。
世の中には
自分の子どもを物か何かと
勘違いしていると疑うほどに
ひどい扱いをする親もいます。
こんなケースで最優先されるべきは
*子どもの命の保護
であることは当然です。
「その親も元をたどれば
虐待を受けてきた被害者だから・・・」
なんて言ってる暇はありません。
だけど、
子どもに虐待的な行為をする親の
すべてがそんな人ばかりではありません。
子どもの頃にわが家でひどく傷ついた
↓
自分は絶対に
あんな親のようにはならないと決めた
↓
それなのにいざ親になったとき
同じことをしてしまっている
↓
そんな自分をまったく容認できない
↓
だからこそ胸を張って「親です」と
言える自分に変わりたい!
↓
そう思って自分なりに努力する
↓
だけど思うように変われない。
行き詰まって苦しい・・・
そんな親御さんもたくさんいるんです。
前者パターンの親は
そもそも相談機関には訪れません。
しかし後者のように
自助努力に励んだり、
相談に赴いたりする親御さんは
決して少なくありません。
であれば、
後者の親御さんをサポートする
場や機会が増えれば増えるほど
・
・
・
★その人は親としての育ちを果たせる
||
“親育ち”
親育ちを達成した人が増えるほど
・
・
・
★虐待的な行為が減る
虐待的な行為が減るほど
・
・
・
★無用な傷つきをせずに済む
子どもたちが増えていく
虐待がひとつでもふたつでも減れば、
それだけ救われる子どももひとり、
またひとりと増える。
100を0にはできなくても、
だからといって何も変えられない
わけでもありません。
*本当は子どもにやさしくしたい!
*親として胸を張って生きていきたい!
*幸せ家族をつくりたい!
心底そう願っているのに・・・
●ワンオペで余裕がない
●感情コントロールがうまくできない
●不安や自信のなさで心が不安定
・・・といった背景から、
本当は虐待的な行為をしたくなくても
してしまう人たちもいるのです。
そして時間が経って落ち着くと
ひどい罪悪感に苛まれる。
自分は「親失格」な気がする。
逃げたいけど逃げられない。
だからこそ
「今度こそは!」
とまた立ち上がる。
そんな親御さんはたくさんいます。
ここにフォーカスを当て、
サポート資源が増えるほどに
草の根的とはいえきっと虐待を
減らしていくことが可能です。
「虐待した親」=「悪」
とステレオタイプに決めつけるのではなく、
親育ちの可能性がある人に手が差し伸べられる。
この世界にそんな場が一つでも二つでも
増えることを心から祈っています。
それは何のため?
もちろん
★子どもたちの幸せのため
・
・
・
もとい
★親子の絆の再生
です!