幼児期くらいまでは
なんでも話してくれていた子どもが、
児童期あたりからそれまでみたいに
いろいろ言ってくれなくなりますよね。
それは発達の証ですから
ぜんぜんOKです。
とは言っても、
「最近様子がおかしい」
「元気がない」
それなのに
「何も話してくれない」
なんてことになると心配ですよね。
心配のあまり色々聞いても
「やっぱり話してくれない…」
不登校の親御さんあたりは特に
こんな悩みが多いように感じます。
ここでやりがちなことは、
不安の高まりに打ち負かされて
「どうしたの?何かあったんじゃない?」
「心配だから教えて!」
などと悲壮な表情で尋ねる(≒問いただす)。
だけどそれをするほど
子どもはますます教えてくれない。
(というか、言えなくなる)
教えてくれないからどんどん心配になって
さらに悲壮感をもって問いただそうとする。
でもそれをするから・・・(以下同文)
これ、結構な悪循環なんですが、
多くの人がこの落とし穴にハマります。
愛するが故なんでしょうね。
でも同じやり方を続けていても
違う結果は見込めません。
ではどうすれば子どもは
自分のことを話してくれる?
実はそれって今ここだけで
どうこうできるものではありません。
そもそも大切なことですら
言ってくれないということは、
非常に残念なお知らせですが、、、
・
・
・
・
「親に話してもしょうがない」
「どうせ聞いてくれない」
「どうせまた何かを押し付けられる」
などとわが子から思われている
可能性が高かったりします。
あるいは
「心配かけたくないから言わない」
なんてこともあるでしょう。
でもこれもこれで
頼れる親として認識されていない
ということを示しています。
どちらにせよ
改善の余地あり!
というところです。
ではどうすればこんな状態から脱却して、
子どもが安心して親の私たちに思いや
気持ちを話してくれるようになるか?
それは
↓
↓
↓
★結局はふだんの関わり次第!
そこでちょっと振り返ってみてください。
普段の何気ないわが子の話を
どれくらい聞いていますか?
(ながら聞きはNGですよ)
指示や命令、アドバイスではなく、
子どもの話にどれくらい関心を持って
”黙って”耳を傾けていますか?
子どもは子どもの世界で色々あるものです。
問題や悩みも間違いなくあります。
それを自力と他力(仲間と協力)を使って
解決していけるようになること。
それを子どもの
★成長
と呼びます。
自力であれ他力であれ、
そのときには行動が必要です。
そこには大変な勇気も要ります。
その勇気を育むために、
行動のエネルギーを備蓄するために、
私たち親にできることは、、、
★子どもの気持ちや思いを
そのまま受け取ること!
気持ちや思いを受け取ってもらうと
子どもには元気と勇気が湧いてきます。
なぜだと思いますか?
それは
「話を聴いてもらえる」
||
「大切に思われている」
||
「それだけ大切な人間!」
という確信につながるから。
黙って話を聴く。
関心をもって聴く。
これが子どものエネルギーを増やし、
力強く前に歩んでいく原動力になるんです。
子どもたちはその力を使って
悩みや問題の解決
に取り組むことができるのです。
わが子が大切だからと言って、
心配だからと言って、
ついつい私たち親は
「こうしたら?ああしたら?」
なんてと口出し手出しをしがち。
でもそこはグッとこらえて
子どもの世界のことは子どもに任せましょう。
(もちろん身の危険があるとき、
明確な害が及ぶ行為があるときを除く)
わが子の力を信じて、
ただ黙って声に耳を傾けましょう。
それがわが子の、、、
●自立心
●勇気や元気
●自己肯定感
●人と絆を結ぶ力
などといった大切なものを
育んでくれますよ。
ただし、子どもの気持ちや思いに
黙って耳を傾けられる自分なるには、
自分の不安を調整する力
が求められます。
それができるようになると、
たとえば子どもが・・・
「今日友だちから叩かれた」
「ひどいことを言われた」
などと訴えてきたとしても、
過剰な不安や怒りに囚われて相手方を
急襲(汗)することに囚われることなく、
今ここで一番大切な
「わが子の気持ちや思い」
に落ち着いて耳を傾けることができます。
それをふだんからしてもらっている
子どもにはどんな変化が起こるかご存じですか?
★自らの心と頭を建設的に使えるようになり
↓
★自ら最善策を選択できるようになり
↓
★それを有効な行動に移せるようになる
こんな力を備えて大人になったわが子は
/
★生きる力!
★生きやすさ!
\
といった素晴らしい力を発揮して
人生をよりよくスイスイと生きて
いけることでしょう。
では最後にまとめてみますね。
1)親の私たちが自分の感情を
落ち着かせることができるようになる
2)子どもの話を関心をもって聴けるようになる
3)それを日々繰り返す
4)それが子どもの心に
「どんな話をしても大丈夫!」を根付かせる
↓
↓
★すると大切な話もしてくれるようになる!
ここにノウハウはありません!
日々の積み重ね一択です!
困ったときだけあたふたして
何かをやったとて所詮は付け焼刃。
さしたる変化を
紡ぎだすことはできません。
この記事を読んで
「胸がイタイ…」
となった方は大チャンス!
この機会にふだんの自分の在り方を
振り返ってみてはいかがでしょうか?
あなたの「ふだんの」一挙手一投足が
愛するわが子のあり方を形作っている!
そのことを
忘れないでいてくださいね♪
健闘を祈っています!
・・・・・・・・・・・・・
「そう言われても
これだけじゃよくわからない…」
そんなときはLINE公式に登録して
チャットで質問してみてください。
ブログのコメントに対する返信的な
シンプルな回答にはなりますが、
かならずお返事差し上げます^^
↓↓↓