「すぐ怒ってしまう」「怒りすぎてしまう」を根っこから解決する”魔法の言葉” | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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「すぐ怒ってしまう」「怒りすぎてしまう」を根っこから解決する”魔法の言葉”

「すぐ怒ってしまう」「怒りすぎてしまう」を根っこから解決する”魔法の言葉”

 

「ほかに人には我慢できても、

子どもにはすぐ怒ってしまうんです。

 

怒り方もよくなくて

大声で怒鳴ることも多いです。

 

ひどいときは

叩くこともあります。

 

子どもにやさしくしたいのに

怒ってばっかりの自分が嫌で

たまりません。。。」

 

 

 

相談の場では

頻繁に聞く訴えです。

 

 

 

相談者の方に限らず、

周りからもこういった声を

聞くことは珍しくありません。

 

 

 

あなたにも同じような

悩みがあるでしょうか?

もし悩んでいるなら、

 

 

 

それを解決したくて

いろんな努力をこれまでに

なさってきたことでしょう。

 

 

 

頑張って

怒りを禁止して

やさしくすると決める

 

 

 

その実現を目指して

本を読んだり、

ネットで情報を検索したり、

セミナーや講座を受けたりして、

 

「今度こそ頑張る!」

とチャレンジ。

 

 

 

その瞬間はなんとか頑張れても

気づけばいつもと同じ状態に逆戻り。

 

 

 

そして

 

「またやっちゃった」

「私は母親失格」

「どこかおかしいんだ」

 

みたいに自分を責めては

自己嫌悪、罪悪感、不安で

余計に苦しくなってしまう。

 

 

 

頑張ってるのに報われない。

 

こんな苦しいことはありません。

 

 

 

「いったい

どうすりゃいいの⁈」

 

そんな風にも言いたくなりますよね。

 

 

 

こういった行き詰まりに

陥ったときには実はですね、

まさかのまさかなんですが、

・・

・・

・・

・・

・・

 

★これまでと正反対のこと!

 

をやると良いのです。

 

 

 

それをちょっとだけ説明しますね。

 

 

 

まずは「怒り」という感情について。

 

怒りには

 

・本物(一次感情)

・偽物(二次感情/道具感情)

 

の2種類があります。

 

 

 

本物の怒りは

 

自分や周りの大切な人が

脅威にさらされたとき

その脅威(敵)を追っ払って

安全を回復させる

 

ための大切な感情です。

 

 

 

まだ小っちゃいわが子が

道路に飛び出しそうになったとき、

ふだんは超気弱なおかあさんでも

 

「危ないっ!」

「止まれっ!」

 

って瞬時に大声で叫びますよね。

 

 

 

自分、もしくは大切な存在の

安全を守るために瞬時に

湧いてくる「行動」を起こす

ためのエネルギー。

 

 

 

これが本物の怒りです。

 

 

 

みなさんが思っている怒りとは

かなりイメージが違いませんか?

 

 

 

それだけ私たちは

偽物の怒りに振り回されている…

ということなんです。

 

 

 

ではなんで私たちの多くが

本物ではない怒りを頻繁に覚え、

場に合わない行動を起こすのか。

その本当の原因は

 

 

 

 

 

 

怒りの層の下に

未消化の感情

が溢れかえっているから。

 

 

 

子育て中のママさんであれば・・・

 

・毎日いっぱいいっぱいで苦しい

・周りに理解してもらえなくて悲しい

・子育ての責任を一手に背負っているようで怖い

・友だちや大切な人とも会えなくて寂しい

・したいこともできなくなってつらい

 

 

 

こんな未消化の感情が

心の奥にたまっているわけです。

 

 

 

だけどいちいち感じていたら

やってけないと思って蓋をしてしまう。

(無いもの扱いする)

 

 

 

すると感情は消化されずに

次第にたまっていく。

 

 

 

感情はエネルギー。

消化されないことで

かえって苦しくなっていく。

 

 

 

そんな状態では誰だって

落ち着いて子育てなんてできない。

それがピークを迎えると

 

 

場に合わない爆発へ・・・

 

 

 

つまり、

「すぐ怒る」「ひどく怒る」

のほんとうの原因は、

 

・性格の問題

・親としての資質不足

・子育ての能力不足

 

なんてものとは

ほとんど関係がなくて、

 

ただ

未消化の感情

が消化されずに放置されているから。

 

 

 

だから今はわが子に対して

望ましくない接し方をしていたとしても、

自分を責める必要はありません。

 

 

 

反対にそれをやればやるほど

追い詰められるだけです。

 

 

 

そんなことをしても

誰も幸せにはなれないですよね。

 

 

 

 

ところで冒頭で

この苦しみから脱するには

 

正反対のことをやればOK!

 

というお話をしました。

 

 

 

やることは大きく分けて

次の2つのステップです。

 

 

 

1)怒りに下にある未消化の感情に気づく

2)消化する

 

 

 

では具体的には

何をどうすればいいでしょうか?

 

 

 

その答えは、、、

★子どものあり方!

が教えてくれます。

 

 

 

子どもが怒るのは

どんなときでしょうか?

 

 

 

参考がてら

うちの子に聴いてみた結果は

次のようなものでした。

 

 

●気持ちを受け取ってもらえなかったとき

●大切にしているものを粗末にされたとき

●親の意見だけで命令(強制)されたとき

●理不尽な怒り方をされたとき

●親がケンカしたとき

etc.

 

 

 

こんなときにうちの子は

私たちがイメージする「怒り」に

基づく行動を起こすそうです。

 

 

 

でも実はその奥に

・悲しみ

・悔しさ

・怖さ

etc.

といった本物の感情が存在してます。

 

 

 

それが消化されず、

歪な形で表現されたとき、

怒りに見える

というだけなんです。

 

 

 

ということは、

怒りの下にある本物の感情が

消化されれば、うちの子に限らず

私たちは偽物の怒りを使わなくて

済むようになる!ということです。

 

 

 

そうは言っても

未消化の感情を消化するって

何をすればいいかわかりませんよね。

 

 

 

ここで先にお伝えした

2ステップに戻ります。

 

1)感情に気づく

2)消化する

 

 

 

まずは

自分の感情に気づく

 

 

 

これが何より大切です。

 

 

 

自分の感情を探索するのです。

 

 

 

自分では怒っていたように

感じていたけど、ほんとうは・・・

 

「どんな気持ちを感じてたんだろう?」

「何かが悲しかったのかな?」

「寂しかったのかな?」

「それとも何かが怖かったのかな?」

 

 

 

自分の気持ちに

気づくことができたら、、、

 

「私は何が悲しかったんだろう?」

「何が寂しかったんだろう?」

「何が怖かったんだろう?」

 

と探索する。

 

 

 

そうすると

自分の感情が何で、

自分が何を求めていたのかが

はっきりしてきます。

 

 

 

ここまでくれば

あとは「消化」だけ。

 

 

 

そしてここで真打ち登場!

 

 

 

それが

魔法の言葉

です。

 

 

 

魔法の言葉とは

 

 

「○○なんだね」

 

 

 

この○○に入るものが

感情(気持ち)です。

 

 

 

自分の本当の気持ち、

つまり未消化の感情に気づき、

何に対してその感情を感じて

いたのかがわかったら・・・

 

「それが悲しかったんだね」

「それが悔しかったんだね」

「それが怖かったんだね」

 

と気持ちをそのまま受け止める。

 

 

 

実は子どもはこれで

落ち着きを取り戻します。

 

 

 

落ち着きだけでなく、

 

「じぶんは大切にされている!」

「人はちゃんとわかってくれる!」

 

という自分と他者への信頼まで

育まれていくんです。

 

 

 

誰が受け止めてあげるといい?

 

 

 

もちろんそれは

私たち”親”です。

 

 

 

だけど私たちは親である前に

ひとりの人間です。

 

 

 

未消化の感情をそのままにして

無理や我慢で生きていけば、

いずれもたなくなること必至。

 

 

 

だからこそ!

まず親の私たちが

感情をそのままに受け取って

もらうことがとても大切なんです。

 

 

 

それがわが子の感情を

受け取ることができる

心の余裕

につながっていくから。

 

 

 

そのための

大切な一歩が

 

★自分で自分の気持ちに気づいて

そのままを受け取ってあげること

 

 

 

もちろん

「〇〇なんだね」

の魔法の言葉を使って。

 

 

 

こんな風に自分で自分の気持ちに

気づいて消化してあげると、

わざわざ怒り(偽物)を使う必要が

なくなっていきます。

 

 

 

だからこれまでとは

正反対でいいんです♪

 

 

 

たぶん数えきれないほど

自分に対して言ってきた

 

「怒っちゃだめだ!」

「優しくしなくちゃだめだ!」

 

もうこれは要りません。

 

 

 

むしろ感情を「亡き者」にしているので

余計に苦しくなっていくばかり。

 

 

 

これからは

正反対のことをやりましょう!

 

 

 

私は・・・

 

「何が苦しいんだろう?」

「何か悲しいことなかったかな?」

「心配事はなんだろう?」

「最近寂しくなかったっけ?」

「悔しかったのは?」

 

 

 

気づいていなかった

自分の感情に気づくことができたら・・・

 

それが、、、

 

「苦しかったんだね」

「悲しかったんだね」

「心配だったんだね」

「寂しかったんだね」

「怖かったんだね」

「悔しかったんだね」

 

と感情を受容してあげるだけ。

 

 

 

これだけで実はOKなのです。

 

 

 

「怒っちゃダメ!」

は実は反対の努力。

 

 

 

やるほどに苦しくなって

偽物の怒りをバンバン引き出します。

 

 

 

だからこれからは正反対の努力。

 

1)自分の気持ちに気づいてあげる

2)それをただ受け取ってあげる

 

 

 

これに変えてみてくださいね。

 

 

 

切り替えても最初のうちは

「自分を甘やかしている!」

「かえって弱くなってしまう!」

などといった

考え

が浮かんでくるかもしれません。

 

 

 

ですがやっているうちに、

これまでと正反対のこのやり方が

馴染んでくるものです。

 

 

 

その先では

★心の穏やかさ

★「この私でいい!」という肯定感

★わが子への寛容さ

 

 

そして、、、

 

楽しい子育て!

仲良し親子!

 

が待っていますよ♪

 

 

 

成果はすぐには見えませんが、

自分自身の心の落ち着きは

結構早めに感じられると思います。

 

 

 

まずはそこまで

やってみる価値はあると

思っています。

 

 

 

あなたとお子さんに

幸せが訪れることを

切に願っています!

 

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