» 機能不全家族や毒親とは異なる家庭環境でも生まれる「やさしい虐待」による生きづらさ
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アダルトチルドレン(AC)専門の心理カウンセラー高澤信也 公式サイト

機能不全家族や毒親とは異なる家庭環境でも生まれる「やさしい虐待」による生きづらさ

機能不全家族や毒親とは異なる家庭環境でも生まれる「やさしい虐待」による生きづらさ

ブログサイト〔毒親卒業トレーニング〕へようこそ

 

タイトルの卒業には

①毒親(機能不全家族)によって受けた影響から卒業

②毒親になる不安(そうなってしまった苦)から卒業

という2つの意味を込めています。

 

このサイトが生きづらさ克服と子育ての両方に役立つことを願っています。


 

こんにちは。カウンセリングオフィス トリフォリの高澤です。

 

先ほど「やさしい虐待」をテーマにした動画をアップしました。

ブログでもちょっと補足しておこうと思います。

 

不思議な問い合わせ

「私はACではないかもしれませんが、それでも相談していいですか?」

 

これは以前より度々問われる質問です。

ACでは「ない」と思う理由を尋ねると、大抵はこんな答えが返ってきます。

 

・虐待を受けたことはない

・喧嘩することあっても両親の仲は悪くなかった

・親は私を愛してくれたと思う

 

とは言え相談に来られているわけです。

そこで来談した理由を問うと、これまた同じく似た答えが返ってきます。

 

・HPに書いてあった内容にすごく当てはまった

・悪い親じゃないのに一緒にいるとしんどい

 

このギャップが埋まらないことによって、これまた同じような意味づけを述べられます。

 

「愛されてきたはずなのに生きづらさを感じる。これって自分は根本的にどこかおかしいということなんでしょうか?」

 

行動がまずい人間は世の中に五万といても、人格が根本的におかしな人間なんてこの世には一人もいません。それなのにそう捉えざるを得ない状態で生きてこられたこともまた大きな苦しみだったことでしょう。

 

 

 

生きづらさの大元

生育環境に虐待などの明白な外傷体験があれば、今の生きづらさと育ちを結びつけることはさほど難しいことではありません。

(否認という仕組みによって気づかないようにすることもありますが、いずれそれも解けていくものです)

 

しかし先のような訴えをされる方が自分の生きづらさの理由を育ちから探索しようとしても、それはかなり難しいのではないかと思います。

 

たとえば「虐待」と「過保護」。

一見全くの正反対ですが、同じような影響が残ることは少なくありません。

 

この二者に共通するものは

安心安全を脅かされていた

ということ。

 

子どもの安心安全を脅かすものは虐待や争いだけではありません。

たとえばこういった親(環境)も子どもの安心安全を脅かします。

 

・自分のことで手一杯(子どもに関心を寄せられない)

・自分で感情的動揺をなだめきれない

・不安が強い、情緒不安定

・病気や障害を抱えている

・自己憐憫が強い

・子どもに頼り切り

・子どもに過度に密着(例:友だち親子)

・ダブルバインド(言葉と態度の不一致)

・ミスティフィケーション(「花子ちゃんは外遊びよりお人形さん遊びが好きだもんね〜」のように暗に誘導する行為)

 

子どもの安心安全を奪うのは「ひどい親」だけではありません。

「かわいそうな親」「愛しすぎる親」「子どもにかかりきりの親」もまた子どもたちの安心安全を脅かすのです。

 

子ども本人も、親も、周りもこの影響に気づかない。

気づかないけど子どもには生きづらさという影響を残す。

特に過保護は子どもの「自分で生きていく力」の成長を損なう。

 

だからこれは

やさしい虐待

と呼ばれます。

 

 

 

「やさしい虐待」の影響に気づくヒント

やさしい虐待は言わば「愛しすぎ」による支配とも言えます。

ベースが愛情だからこそ誰も気づけませんし、その親が問題と言うこともできません。

 

しかし残った影響は克服する必要があると思います。

そのためには自問自答を通じてこんなふうに気づいていく必要があります。

 

Q)「私は子どもの頃のわが家で安心安全を感じていただろうか?」

Q)「感じていなかったら、どんな時に脅かされていただろうか?」

Q)「それによってどんな影響が残っただろうか?」

Q)「残った影響の中で解決したいことはなんだろうか?」

 

ここまで自問自答で答えを導き出すことができたら、以降はセルフヘルプなり支援者の手を借りるなりして解決に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

注意点

こういったプロセスを辿るうちに、気づいていなかった親への恨みの感情が吹き出してくることがあります。そんな時は恨みの感情を直接親にぶつけるよりも、他の人にまず聞いてもらうことをお勧めします。

 

親に恨みをぶつけることを「対決(コンフロンテーション)」と呼びますが、これは成功率が低いだけでなく、カウンターを喰らうことが大半です。

 

もしやるならそれ相応の準備も必要になりますので、まずは誰か安全な相手に聞いてもらってみてください

 


カウンセリングオフィス トリフォリ

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