「いつも怒ってばっかり」
「私が親じゃなかったらよかったのに」
「こんなお母さんでごめんね…」
子どもに怒りたくないのに
ときどきスイッチが入って
ひどく怒ってしまう。
そんな自分が
いやでたまらない!
シュンとして眠りについた
子どもの寝顔を見ていると
罪悪感で胸が張り裂けそうになる。
あなたもこんな思いで
苦しんではいませんか?
そのたびに
「もう怒ったりしない!」
と固く心に誓って、、、
・怒りを抑え込んだり
・自分に「怒るな!」と言い聞かせたり
・怒りを制御するスキルを学んだり
自分なりに頑張るんだけど
なかなかうまくいかない。
・
・
・
努力しているのに
結果がついてこないと
報われないですよね。
ですが、
場に合わない過剰な怒りが
湧いてくるにはそれなりの
理由が実はあるんです。
何だと思いますか?
それは、、、
・
・
・
・
・
★心の地雷に触れているから
そもそも問題は
怒りの感情ではありません。
問題は怒りの強さが
「場に合っていない」
ことです。
たとえば
大切な約束を
子どもが破ったとします。
それに腹を立てて
子どもの「行為」を叱った。
これは場に合ってますよね。
ですが、
これと全く同じ場面で
子どもを大声で怒鳴ったり、
人格を否定するといった行為は
ちょっと「過ぎる」感じがしませんか?
これが
●場に合ってない
つまり
●過剰
ということを示します。
ではなぜ
場に合わないほどの
強い怒りが出てくるのか。
それはおそらく
あなたがずっと抱えてきた
「未処理の地雷」
に触れたからかもしれません。
未処理の地雷とは
過去から自分を苦しめ続ける
とっても強い思い込み(信念)のこと。
そしてそれは
たいてい次のいずれかです。
①自分はダメな人間
(だから愛される価値がない)
②人は安全ではない
③自分には力がない/対処できない
こういったことを
もし信じ込んでいるのなら、
それは子ども時代のわが家と
何か関係があるかもしれません。
そこで質問です。
あなたは
先の3つとは正反対の
★私は愛されている(その価値がある)
★人は信頼できる
★自分には力がある
をどのくらい信じていますか?
もしいずれか(いずれも)
あまり信じられないなら、
もしかしたら子ども時代の
わが家の影響なのかもしれません。
この3つ(=情緒的なニーズ)が
必要最低限レベルすら満たされずに
育ってきたとしたら、
・ダメな人間/愛される価値がない
・人は安全ではない
・自分には力がない
という「地雷」が心の中に
埋まったままの可能性があるのです。
その存在に気づかないまま
私たちは大人になり、親になる。
そして何かの刺激に触れたとき
その地雷のスイッチがオンになり、
私たちは自分でも困惑するほどに
*場に合わない過剰反応
をしてしまうのです。
ということで、
子どもに怒り「過ぎる」なら、
自分の未処理の地雷の存在を
疑ってみてもいいかもしれません。
「私は先の3つのニーズが
子ども時代に満たされたかな?」
と自問してみるのです。
思い当たる節があるなら、
わが子への過度の怒りを無くそう、
消そう、抑え込もうとする代わりに、
自分の地雷処理を優先することを
検討してみてください。
・発達性トラウマ
・愛着障害
・アダルトチルドレン
などといった言葉が
地雷探索のヒントになると思います。
これが処理されたら
「場に合わない」反応は
自然と減っていきますよ。
それだけでなく、
*自尊感情
*他者信頼
*自己効力感
といった大切なものも
育まれていきます。
但しこれは
自分と向き合うステップですので
最初の頃はちょっとしんどいかも
しれません。
だけどそれでも
愛するわが子の
今と未来の幸せを本気で願うなら、
取組む価値はきっとあると思います!
どうかあなたの努力が報われ、
幸せ親子が実現しますように。