愚痴を言って「嫌がられる人」と「聴いてもらえる人」の違いとは | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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愚痴を言って「嫌がられる人」と「聴いてもらえる人」の違いとは

愚痴を言って「嫌がられる人」と「聴いてもらえる人」の違いとは

 

あなたは愚痴を聞かされるの

好きですか?

 

平気で聴けるほうですか?

 

 

 

言わないと苦しいけど、

一般的には愚痴は

「良くないもの」

と見なされがちですよね。

 

 

 

それもあって

「愚痴を言うのはよくない!」

と禁止する方は多いようです。

 

 

 

でも本当は「言いたい!」

けど

「言うのはよくない!」

 

板挟みは苦しいものです。

 

 

 

では愚痴は

言うべきか?

言わざるべきか?

 

 

 

その議論の前に

お伝えしたいことが一つあります。

 

 

 

それは、

そもそも何をもって

「愚痴」

と見なしているか?

 

 

 

真面目に生きている人ほど、

「ちゃんとちゃんと」が

強い人ほど愚痴を禁止しますが、

 

その定義を聞いてみると、

結構勘違いが含まれてるんですよね。

 

 

 

例えば

子育てでアップアップ状態。

 

 

 

そんな時には

「つらい」

「しんどい」

なんて言いたくなるもの。

 

 

 

他には人から

不当な批判をされたとき。

 

 

 

「嫌だった!」

「頭にきた!」

なんて言いたくなりますよね。

 

 

 

ちなみにこれ、

愚痴じゃないんです!

 

 

 

これは

 

★感じている“気持ち“

を表現しているだけ。

 

 

 

むしろ必要だし、

健康な表現です!

 

 

 

「腹が立つ!」

「悲しい…」

「イヤだ!」

「嬉しい!!」

「怖い…」

「寂しい…」

 

 

 

内側で感じている気持ちを

そのまま言葉にすることは

実はとっても大切なのです。

 

 

 

ではいったいぜんたい

「愚痴」ってなんなのさ?

 

 

 

それは、

他者の行為やありようを、、、

 

 

 

 

「悪い」

「間違っている」

「おかしい」

「正しくない」

などと

 

 

ジャッジ!!!

 

すること。

 

 

 

気持ちは

★自分が感じていること

 

 

主人公は「私」。

 

 

 

ジャッジは

*他人の行為が対象

 

 

主人公は「私以外」。

 

 

 

過去と他人は変えられない!

 

という言葉もあるように、

変えられない他者をいくら

批判したところで残るものは

 

“恨み“

 

くらいのもの。

 

 

 

それで一番苦しいのは

他ならぬ自分自身なのです。

 

 

 

だったらやっぱり

 

★気持ちを出す!

 

のほうが全然いいですね!

 

 

 

例えば

子どもが約束を破ったとき

 

 

●「悲しかったよ」

「守ってほしかったよ」

は気持ちの表現だからOK!

 

愚痴ではありません!

 

 

 

一方で

●「あなたはおかしい」

「ダメな子」

と直接言えば人格否定となり、

 

それを他者に言えばそれが

「愚痴」

となるわけです。

 

 

 

そして愚痴は

結構な悪循環も招きます。

 

 

 

何かしらの

ストレス体験に晒されたとき

 

 

●愚痴を言う

●周りも最初は聞いてくれる

●すっきりなるので

また愚痴を言う

●周りはそのうち嫌になり、

距離を置くようになる

●今度はその人たちへの

愚痴が出てくる

スタートに戻って延々とループ

 

 

 

では

「自分の気持ちを吐露する」

だとどうなるでしょうか。

 

 

 

●「きつかった」

「つらかった」と口にする

●人の悪口を言っていないので

周りは共感しながら聴ける

●聴いてもらえるので

気持ちが落ち着く

●余裕ができるので

逆に人の気持ちを聴いて

あげることができる

つながりが強まっていく

 

 

 

あまり知られていませんが、

 

「感情を自由に感じて

自由に表現する」

 

 

ことは子どもの心の成長に

欠かすことのできない

 

★大切なニーズ!

 

です。

 

 

 

脅威から守ってもらったり、

ありのままを愛されたり、

自分の力を感じられたり、

楽しく自由に遊んだり、

大人になるためのガイドをもらったり。

 

 

 

それと全く同じくらい

大切なニーズなのです。

 

 

 

だからこそ、

まず私たち親が

「愚痴」と「感情の吐露」

の違いを知り、

 

前者は最低限で!

後者はことあるごとに!

 

出していけるといいですね。

 

 

 

ただし、

出す相手は選びましょう。

 

 

 

正義中毒あたりの人に

気安く打ち明けてしまうと、

正義の鉄槌が振り下ろされる

かもしれませんからね( ̄▽ ̄;)

 

 

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