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ホンモノの感情5人衆 by インサイドヘッド|毒親育ちのAC回復tips

ホンモノの感情5人衆 by インサイドヘッド|毒親育ちのAC回復tips

 

毒親卒業トレーニングブログ管理人 兼 アダルトチルドレン支援カウンセラーの高澤です。

 

突然ですがディズニー映画の『インサイド・ヘッド』をご覧になったでしょうか。

個人的にとっても好きな映画でして、3度ほど観ております。

(アマゾンのブルーレイはこちら

 

その映画の主要キャラクターを勝手に「感情5人衆」と呼んだりしております。

今回はその5人衆のお話です。

 

感情の目的

人はいろんな感情を感じますが、その中でも「ホンモノの感情」と呼ばれるものには目的があります。

したがって映画の5人衆にも各々の目的があります。

 

●怒り:映画での役名は「イカリ(Anger)」

闘争エネルギーで脅威を追い払って生命・身体の安全を守る

 

●恐れ:「ビビリ(Fear)」

逃走エネルギーで脅威から離れて生命・身体の安全を守る

 

●悲しみ:「カナシミ(Sadness)」

ひとつには、大切な存在を喪失した痛みを癒す

もうひとつには、孤立しないよう仲間を引き寄せる

 

●嫌悪:「ムカムカ(Disgust)」

脅かされた自分の境界線(安全基地)を守る

 

●喜び:「ヨロコビ(Joy)」

生きる、活動する、つながる

 

感情というと

・ポジティブ感情が「いいもの」

・ネガティブ感情は「よくないもの」

と見なされがちではないかと思います。

 

しかし5人衆の目的を見るとお分かりになるかと思いますが、全部大事なものばかりです。

 

しかも、最も「良い」と思われがちなヨロコビちゃんは、実はほかの4人の活躍なくしては力を発揮できないのです。(映画でもそれが表されていましたね)

 

5人衆は、給食、保健、体育、ウサギの世話などの小学校の係と同じで、「どれかが大切」ではなく、「みんな大切」なのです。

 

 

 

ほかの大切な感情

ちなみに映画には登場しませんでしたが、次のようなものも私たちを助けてくれる大切な感情です。

 

*恥

社会のルールに反する”行為”をすると、人はその”行為”(存在に対してではありません)に恥を感じます。すると顔を真っ赤にして縮こまり、頭を下げるものですが、このあり方によってコミュニティ(他者の集まり)から許しが得られ、再度受け入れてもらえる確率が高まります。とても大切な社会的感情です。

×

注:但し行為限定ではなく、それを「存在」にまで広げるとひどく苦しくなります。たとえば「私は根本的におかしい」と自己存在を貶めたとき。このときに湧く非常に苦しい恥感情を「シェイム」と呼びます。

 

*寂しさ

これは悲しみの仲間です。悲しみは孤立しないよう「仲間を引き寄せる」感情ですが、寂しさは孤立しないよう「仲間に近づいていく」感情です。人間は哺乳類ですから、生命維持と子孫繫栄に必須である”仲間”が非常に大切な存在なのです。

 

*悔しさ

これは怒りと悲しみを足して2で割った感じでしょうか。自分を奮い立たせてくれるエネルギーになりますから、これもやはり大切です。2分の1ある怒り系のエネルギーが、私たちを前進させてくれるガソリンになります。

 

 

 

苦しみを伴う感情

5人衆(上記の感情たちも)は必要なときに必要な人(キャラ)が出てきてくれるように本来なっています。

全員が私たちを助けてくれる存在なのです。

 

その一方で、感じると苦しくなる感情もあります。

たとえば恨み、シェイム、不安、抑うつなどといった「苦痛」を伴うもの。

 

彼/彼女たちはどこから現れるのでしょうか。

それは大抵の場合「考え」という経由地を通ってきています。

 

たとえば

「あいつのせいで不幸になった!」→恨み

「自分は失敗作のダメ人間」→シェイム

「子ども時代があのようでさえなければ」→抑うつ

「嫌われているんじゃないか」→不安

 

こういった思考経由の苦しみを伴う感情は、まるで癖のように現れるだけでなく、それは思考ではなくあたかも「事実」のごとく認識されがちです。

 

ここに対処していくには

*「思考」と「事実」を切り分ける練習

*思考に囚われない練習

などが役に立ちます。

 

昨今流行りの「マインドフルネス」あたりがおススメです。

 

それでもくっついて離れない強烈な思考によって苦しいときは、その信念と化した思考の書き換えが必要になります。

 

そういった信念を「ビリーフ」「スキーマ」と呼んだりしますが、それは支援者の手を借りないと対処が難しいプロセスになりますから、信頼できるセラピストやカウンセラーを地元で探してみられることをおすすめします。

 

 

 

感情の力を借りる

感情は本来私たちが進むべき方向性を示してくれるコンパスみたいなものですから、ホンモノの感情をありのままに感じることができれば、実は私たちは「どうしたらいいの?」と迷わなくてすむのです。

 

しかし現代人は思考に重きを置いてきたため、せっかくのコンパスがうまく使えなくなっているみたいです。

 

感情というコンパスを活用するためには、その手前で「身体の反応に気づくこと」が欠かせません。

 

身体反応に目を向け、気づけるようになるためのヒントをほかの記事で書いていますので、よかったら参考にしてみてください。

↓↓↓

『ホンモノの感情・ニセモノの感情』

 

 

 

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