人から嫌われる恐怖が強いほど「嫌われる」を引き寄せる悪循環 | 子育てと生きづらさに悩む親の心理サポート|カウセリングオフィス トリフォリ
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人から嫌われる恐怖が強いほど「嫌われる」を引き寄せる悪循環

人から嫌われる恐怖が強いほど「嫌われる」を引き寄せる悪循環

人から嫌われる恐怖が強いほど「嫌われる」を引き寄せる悪循環

 

 

嫌われる恐怖が維持される理由

突然ですが、あなたは

人から嫌われること

が怖いですか?

 

 

実はそれって特殊なことじゃありません。

 

 

私たち人間は哺乳類ですから、

本能レベルで

群れから排斥されること

を恐れるようにできています。

 

 

逆に言えば、

群れ(親密な仲間)の中にいることで

本質的な安心安全が得られる生き物です。

 

 

しかし、嫌われる恐怖が強い人ほど

なぜか先の性質とは正反対で

「人の中」でこそ怖れ・怯えを感じます。

 

 

その理由は

本人も気づいていない

最も避けたいものを引き寄せる悪循環

が未解決のままだから。

 

 

 

 

悪循環の事例

ここではその悪循環を事例で説明しますが、

特定の誰かの例ではありません。

 

 

これは意外と「あるある」の事例なので、

それを特定の人の事例的にまとめて紹介します。

 

 

その方の名前を仮にマキさんとします。

マキさんのしんどさはこんな感じでした。

 

 

・人から嫌われることがとても怖い

・人からどう見られているかすごく気にする

・できることなら誰からも嫌われたくない

・だから嫌われないための努力を重ねてきた

・それなのにどんどん嫌われ恐怖が強まった

・必死に頑張ってきたけど真の親友が一人もいない

 

 

頑張っても頑張ってもしんどさが楽にならない。

とってもつらい状態です。

 

 

ですが、実はこのしんどさを維持していたのは

ほかならぬマキさん自身でした。

 

 

それはこんな悪循環によるものです。

 

 

嫌われ恐怖が強いマキさんは

周りの反応ばかり気にしすぎて、

「今、ここ」でやるべきことを

落ち着いてなすことが非常に困難。

周りの人はそれに気づいて

その点を指摘したり助言したりする。=①

その結果マキさんは「嫌われた…」と

捉えて自分の殻に閉じこもる。=②

(このとき心の中でやっていることは

自分へのダメ出し)

その閉じこもった様子を見た相手は

困ってさらに言葉を重ねる。=③

するとマキさんは

「なんで分かってくれないの!」と怒り、

防衛的になり、さらに内側に閉じこもる。=④

その怒りに気づいた相手は苛立ちを覚え、

指摘は強いものになっていく。=⑤

マキさんはますます意固地になり、

相手の言葉を一切受け容れず、

さらに自分の殻に閉じこもる。=⑥

こんなことを繰り返すうち、

相手はマキさんのことが本当に嫌になり、

徐々に心理的に距離を置くようになる。=⑦

そしてマキさんはこの思いを強めます。

 

「やっぱり私は嫌われる」

「誰もわかってくれない」

 

 

ではここで問題です。

この悪循環を引き寄せたのは誰でしょうか?

 

 

 

 

相手を拒絶しているのは誰か

上述の事例に何ヶ所か番号を振っています。

 

 

各々の場面において

「その人は相手とつながろうとしているか?」

それとも

「相手を拒絶しようとしているか?」

を考えてみてください。

 

 

まずは①。

マキさんの様子を見て周りの人は

進言をしています。

 

それはつながろうとしている?

それともマキさんを拒絶している?

 

正解は

「つながろうとしている」。

 

 

続いて②です。

周りからの指摘を受けたマキさんは

自分の内側に引きこもりました。

 

これは相手とつながろうとしている?

それとも拒絶している?

 

正解は

「拒絶している」

 

 

こんな感じで以降も続けていきます。

 

 

では③。

その姿を見た相手は苛立ちながらも

指摘をつづけます。

 

これはマキさんとつながろうとしている?

それとも拒絶しようとしている?

 

正解は

「つながろうとしている」

 

 

つづいて④です。

「分かってくれない!」と怒って防衛的になり、

ますます心理的にひきこもったマキさん。

 

これは相手とつながろうとしている?

それとも拒絶しようとしている?

 

正解は

「拒絶しようとしている」

 

 

どんどんいきます。

 

 

⑤です。

苛立ちを強めながらも

マキさんへの進言を続ける相手。

 

これはつながろうとしている?

それとも突き放そうとしている?

 

正解は

「つながろうとしている」

 

 

⑥です。

 

さらに頑なになって

内側に引きこもったマキさん。

 

これはどっち?

 

正解は

「拒絶している」

 

 

最後に⑦。

 

こんな関係を続けていた相手。

マキさんに嫌気がさして

距離を置こうとし始めました。

 

これはどっち?

 

正解は

「拒絶しようとしている」

 

 

ここで押さえていてほしいことは、

わざわざ相手の耳が痛くなることを

言いたい人なんていない、ということ。

 

 

それを言っている人は実は

つながろうとしてくれている人

なのです。

(もちろん自分が優位に立ちたくて

人格否定してマウントしてくる人は別ですよ)

 

 

さて、先の流れでは最終的に

相手はマキさんを拒絶しました。

 

 

しかしその拒絶を引き寄せたのは

ほかならぬマキさん自身。

 

 

そして苦難は続きます。

 

 

相手から最終的に拒絶された結果、

こんな思いを更に強めるのです。

 

「やっぱり私は愛されない」

「誰もわかってくれない」

 

 

頑張るほどにつらくなる。

とても不幸な悪循環です。

 

 

ではこの悪循環から脱するには

どうすればいいでしょうか?

 

 

 

 

嫌われ恐怖の悪循環から抜け出す

まずはこの悪循環に

気づくこと。

 

その一言に尽きます。

 

 

気づかなければ自動操縦によって

同じ反応が死ぬまで続きます。

(これをスキーマといいます)

 

 

気づけるようになったら次は

自分を落ち着かせる術を身に着ける

 

 

「怖い!」が活性化しているときは、

闘うか逃げるかモードの交感神経系が

過剰に活性化しています。

 

 

これを自分で落ちつかせられる術を

身に着けることが必要です。

 

 

言わばこの作業は

「他者とつながる」その前に

「自分とのつながりを取り戻す」

ことを意味しています。

 

 

自分とつながれないままに、

人とつながることなどできないのです。

 

 

ましてやあなたが子育て中なら、

わが子とつながることも難しくなります。

 

 

さらに続きます。

 

 

次は、

「自分は誰からも愛されない」

「誰も分かってくれない」といった

強い思い込みを見直すこと

に取り組みます。

 

 

ここまで到達できると

嫌われ恐怖はぐっと和らぎます。

 

 

ですがまだ終わりではありません。

 

 

これまで自動操縦で反応し続けてきた

自らが相手を拒絶する仕組みの改善

に取り組みます。

 

 

人間関係における

関係の小さな崩壊

は日に何度も起こっています。

 

 

自分が話しているときに

相手がスマホをみたらどんな気持ちですか?

 

自分と話すときは真顔の相手が

人と話すときに笑顔だったらどうですか?

 

話しかけたら

「ごめん、あとにして」

と言われたときはどうでしょうか?

 

 

これらは日常で頻発している

他愛もないこと

ですよね。

 

 

ですがこの他愛もないことが、

関係の小さな崩壊なのです。

 

 

これをそのままにしておかず、

つながりを回復するために

自ら関係の修復に努める必要があるのです。

 

 

自ら相手を拒絶したところで

より良い関係が育まれることはありません。

 

 

つながりを回復できるようになって

ようやく嫌われる恐怖からの

真の開放が起こります。

 

 

 

 

関係の小さな崩壊を修復できると

さっきとは打って変わって

善循環が回り始めます。

 

 

自分のありようで周りが困り、

その点を指摘される。

自分で自分を落ち着けられると

相手の言い分がスッと入ってくる。

その様子を見た相手は

自分に”いい感じ”を覚える。

その様子を見た自分も

相手に”いい感じ”を覚える。

これが善循環し始める。

親密性が育っていく。

 

 

ここには

嫌われる恐怖

はきっとありません。

 

 

ここに到達するまでに

やることはたくさんですが、

取り組むだけの価値はきっとあります。

 

 

あなたの健闘を祈っています!

 

 

 

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