恐怖の消化は達人のちびっこにならうべし! | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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恐怖の消化は達人のちびっこにならうべし!

恐怖の消化は達人のちびっこにならうべし!

 

「怖い!」の消化法は
ちびっこが誰より上手!

・
・


こんばんは!



自称、子どもの心の代弁者!
子育て感情トレーナーの
しにゃ先生こと高澤です。 




最近は講演の仕事が
週五本ペースとたいへん
立て込んでおります。



これまでに

・セミナー
・講演
・講座
・勉強会などなど

トータルで1000回以上は
やってきております。



受講生はさまざまで
いろんな人が来られました。



受けたくて来られる方は
めっちゃ前向きで
頷き&メモたくさんの方も
結構多くてやりやすいです。



が、最初から戦闘態勢の方とか、
完全に心ここに在らずの方なども
少数派ですがいらっしゃいました。



それでも大抵の方は
話を聞いているうちに
いい感じになってくださることが
大半です。



それがですね、
ある講演に参加されたある方、
最初から最後までずっと
仏頂面。



しかもこっちをずっと
睨みつけたような表情で、

口元の微表情には
嫌悪を超えた憎悪っぽい
感情すら浮かんでいる状態。



普段は仏頂面だろうが、
ムッとしていようが、
寝ておられようが、
たいして動揺しないんですが、

今回ばかりは
結構動揺している
自分に気づきましてね。



でもまあ、なんてことはなく
講話は終了したんです。



でね、大変だったのが
そのあとでして、

その方のその表情が
なかなか頭から離れなくて、

それがよぎると身体が、、、

/
怖い!!!
\

って過剰な反応。



ちょっとした
フラッシュバック状態
でしたわ。



整理しようとして
自分の思考を探ってみても
思考由来の反応じゃなく、

それこそ昔
刃物を突きつけられた
時のごとく身体が勝手に
反応している状態。



頭では
「何もなかった」
と分かっているのに、

身体が場に合わない
恐怖反応。。。



まるでトラウマ反応でした。



否定的な思考で
作り出した感情反応ではなく、
身体が自動的に恐怖反応に陥る。



ではここで問題です。



ネガティブ思考が招いた
不快感情であれば、
その思考を見直せばOK。



だけど今回の反応は
そういったプロセスを経ず
勝手に身体が

\怖い!!!/



どうしましょ。。。



でですね、
この反応を消化できる
一番の達人が誰かと言うと

・

・

・

それが
★ちびっこ!
です。



例えば
ちびっこのわが子と
公園をお散歩しているとします。



そこに突如犬が現れて
「ワンワン!!!」
と大声で吠えました。



その時まさしく
ちびっこのは身体は勝手に
怖い!!!
になっている状態。



このときこの子は
心の平安を取り戻すために
何をするでしょうか?



それが達人である
ちびっこがやる3ステップです。

 ↓
 ↓
 ↓

【Step1】
安全基地に飛び込む


ここではきっと
「ママ!抱っこ!!」
になっているはずです。


まずは安全基地に
身を置くわけです。



続いて

【Step2】
恐怖エネルギーを放出する


このときこの子は
お母さんにしがみついて、

*身体を震わせて
*「怖い!怖い!」と叫び
*大声で泣く

なんてことをやるでしょう。



これで恐怖感情の
エネルギーを放出している
わけです。



そして最後に

【Step3】
安全基地の安全装置起動!


わが子を抱っこしている
お母さんはたいていは

*身体をしっかり抱き止め
*さすったりトントンしたりして
*言葉で「怖かったね」「大丈夫よ」
といった声かけをする

なんてことをやるものです。



これによって子どもの
「怖い!」を引き出した
交感神経の覚醒が
鎮まっていくのです。



この3ステップで
恐怖エネルギーは消化!
されたってことです。



これを自然にできるとは
ちびっこはすげーです。


・
・
・


話を私に戻しまして、
「怖い!」に囚われた私は
結局どうしたかというと、

この達人の教えに
従いましたよ。



奥様に状況を伝えつつ
「なんでかわからんけど
怖いっちゃん!」と訴えて
  ↓
ぎゅっとハグしてもらい
  ↓
その力をお借りして
身体の震えを止めずに
しっかりと震えを出して
  ↓
「怖かった、怖かった」
と声に出して
  ↓
奥様に背中をさすさす、
トントンしてもらった



はい!出来上がりです!



再度その状況を思い浮かべても、
お陰さまで身体の「怖い!」は
消化されておりました(^-^)v



実はトラウマ処理にも
こんなやり方あるんですよね。



未消化の闘争逃走の
エネルギーを放出して
消化するというやり方です。



言ってみれば今回は
それをやったわけですが、

それって専門技術でも
秘策でもなんでもなく、

もともと子どもの頃に
私たちはできていたことなんです。



それがいろんな事情で
徐々にできなくなってしまった。



だけど元から
できてたことだから、
大人になってもできるってことです。



但し、強い恐怖を伴う
本物のトラウマの場合は、
支援者の手を借りることが
必須ですのでお忘れなく。



最後に、
大人になっても私たちは
日常で小さな「怖い」を
結構体験しているものです。



親の自分だって
子どもの反抗的態度に
「怖い」
と感じることだってあるんです。



それを
隠したり逸らしたりせず、

しっかり消化して
心の平安とともに
生きていきたいものですね♪


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