子育て中の親御さん向けに
講座やセミナーを提供している
企業にお勤めの方にこんな話を
聞いたことがあります。
「今はアンガーマネジメントが
一番人気ですよ」
「募集をかけると
あっという間に定員なんです」
「それだけママさんたちは
怒りに困ってるんでしょうね」
アンガーマネジメントとは
怒りという感情を自分で調整
できるようになる技術・方法です。
確かにAmazonで
子育て本情報を見ると、、、
⚫︎「イライラ・怒り」
⚫︎「自己肯定感」
がツートップみたいですし。
あと、子育てというと
「親業」
なんてのも元から有名ですね。
こういった方法で
子育てがより良くなるなら
問題なしでございます。
ではありますが、
その時は良かったけど
結局ぶり返して同じ結果…
なんて話もよく聞きます。
じゃあその方法がダメだった?
他の方法が必要ってこと?
そんなわけではありません。
どちらも技術・方法論としては
有用なものだと思います。
ただ、それで解決しないなら、、、
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手前の課題が未解決!
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なのでしょう。
手前の課題とは
★自分の親との葛藤が未完了
という意味です。
ここを詳しく説明しますね。
まずは親になる前の
一人の人間として。
⚫︎赤ちゃんとして生まれる
↓
↓
⚫︎家族、親の『価値観』の中で暮らす
↓
↓
⚫︎好むと好まざるとに関わらず
その価値観が身体感覚レベルで
自分の内側に浸透する
×
☆だけどその価値観が
自分の性質に合わないこと多々
↓
↓
⚫︎しかし価値観は「法律」。
縛られて生きていく
↓
↓
↓
*気づけば「生きづらい」
それを抱えたまま・・・
⚫︎【本音<価値観】という
生き方で我慢しながら生きていく
↓
↓
⚫︎わが子(他者)は自分が
我慢しながら沿ってきた
「価値観」と異なるあり方
↓
↓
⚫︎我慢して守ってきたルールを
容易に破っているのが許せない
↓
↓
⚫︎強い怒りが湧く
↓
↓
↓
*これが子育てなら過剰な怒り
||
・怒鳴る
・叩く
・それ以上…
私の例でこの仕組みを
お伝えしてみますね。
⚫︎生来の怖がり(敏感)で生まれる
↓
↓
⚫︎ちょっとしたことにビビる
↓
↓
⚫︎その度に怒鳴られる
「それくらいで怖がるな!」
「男のくせに!」
「情けない」
+
超嫌悪の表情で
↓
↓
⚫︎その価値観を取り入れている
きょうだいも怖がる私を揶揄する
↓
↓
★「怖がっちゃダメなんだ」
「強くないとダメなんだ」
という『価値観』が次第に
自分の中にも取り込まれていく
それを土台にして・・・
⚫︎怖くても「平気なふり」
「怖くないふり」で生きる
↓
↓
⚫︎でも本当は怖いから
とってもつらい・しんどい
↓
↓
⚫︎それでも「法律」は破れない
↓
↓
⚫︎それなのに時々
些細なことで「怖い」
という人と出会う
↓
↓
⚫︎「なんだそれくらいで!」
と烈火の如く怒る
そして親になり・・・
⚫︎わが子が些細なことで怖がる
↓
↓
⚫︎「子どもだから当たり前」
と頭では思っているのに
なぜかひどく腹が立つ
↓
↓
⚫︎ついきつい物言いをする
↓
↓
⚫︎子どもはより怖がる
↓
↓
↓
⚫︎さらに怒りは増し、、、
*あとはこれが延々ループ
なぜこの悪循環が
「親との葛藤の未完了」
になるのか。
それは、私の例で言えば、
親の価値観
「怖れるな」
「強くあれ」
×
自分の性質(身体の訴え)
「怖いものは怖い」
「感じたままに感じたい」
前者の「親の価値観」に
今も縛られたままなら、
自分で生きていない状態。
それが
*葛藤未完了状態
一方で親の価値観(法律)を手放し、
後者の「自分の性質」に沿って
生きているなら、それこそが、、、
/
★ありの~ままの~♪
で生きている状態
\
話を子育てに戻すと、
「怒りだけを調整しよう!」
「接し方を変えていこう!」
がうまくいかないのは
子ども時代に取り込んだ
価値観に縛られたままだから。
しかもその価値観は
非常に強い
*身体感覚
*感情
を伴っているため
考え方の癖を変えるという
やり方では変えることが困難。
ここを乗り越えていく
最初の一歩として
こんな自問自答はいかがですか?
「ひどく腹が立つ時、
受け入れがたい時って
どんな時だろう?」
「つまりそれって
私がどんな価値観を
持っているからだろう?」
「それに影響を与えたのは
わが家のどんな出来事だろう?」
「そこで取り入れた
この価値観が助けになってる?
生きやすくなってる?」
もしなっていればそれもヨシ。
なっていなければ
それを完了させることを
やっていくのも一つの選択肢。
支援者や自助グループなどの
手を借りながら、子ども時代から
持ち越してきた未完了を終わらせると
どうなると思いますか?
しつこくと申し訳ないですが、
/
★ありの~ままで~♪
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の自分で生きていける。
生きやすさは
そこにちゃんとありますよ^^