「自分には価値がない」という呪いを解いたユキさんの事例 | 子育て感情セラピー|カウンセリングオフィストリフォリ
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「自分には価値がない」という呪いを解いたユキさんの事例

「自分には価値がない」という呪いを解いたユキさんの事例

 

こんばんは。

子育て感情トレーナーの高澤です。

 

 

息子と奥さんからの超絶おすすめを受け、

今日は家族で映画の呪術廻戦を観てきました。

 

 

なんでも食わず嫌いはダメですね。

すごく面白かったです。

 

 

さて、その映画では

「呪い」

というものが全編にわたって

散りばめられています。

 

 

あなたは呪いを信じますか?

 

 

私は宗教的だったり

スピリチュアル系の支援については

まったくの素人です。

 

 

が、

「呪い」自体はあると断言します!

 

 

その代表的なもののひとつが

親が子にかける言葉

 

 

 

親に望まれなかった子

夫婦仲が元から悪い家庭に

生まれたユキさん(仮名)。

 

 

5歳になった時にはすでに

呪いの言葉を受けていました。

 

 

それは

「あんたはかわいくない」

 

 

その言葉の理由は

母が「嫌っている夫」に

顔がそっくりだったから。

 

 

この言葉はユキさんの人生を

長いこと縛り続けました。

 

 

まさに

「呪い」

です。

 

 

一方で顔が母親に似て生まれた

弟は溺愛された。

 

 

その結果、子どものユキちゃんは

こんな思いを確信に変えました。

 

 

「自分は大事な人間じゃない」

 

 

 

呪いをかけられたユキさん

まさか自分が呪いを受けているなんて

ユキちゃんが気づくはずもありません。

 

 

大人になっても

自分の存在価値を信じられずに

 

「私はここにいていいのだろうか?」

「居なくなったほうがいいんじゃないか?」

 

という問いがずっと頭から

離れなかったのです。

 

 

それを「事実」と勘違いしたまま

大人になったユキさん、、、

 

●人が仲良くしようとしてくれても

それを信じることができず

 

●職場で認められても

それをそのまま受け取ることができず

 

●彼氏から大切にされても

「愛されている」と感じられず

 

 

自分の存在価値を

・この世界に必要のない人間

・大した価値のない人間

と大幅に値引きしていました。

 

 

 

生き延びるための努力

こんなことを信じたままで

人は生きてはいけません。

 

 

ユキちゃんは子どものころに

すでに次のように生きていこうと

*決断

していました。

 

 

自分の内側から鳴り響いてくる

「私には価値がない!」に反抗するが如く

「誰からも必要とされる自分になる!」

 

 

●学校では勉強も運動も頑張り

●人にはいつもニコニコ親切に接し

●本音に反しても周りに合わせる

 

 

この努力は実を結びました。

 

 

周りからあからさまに

嫌われることがありません。

 

 

時には

「いい人」「やさしい人」と

認められたり頼られたり、、、

なんてことも得られます。

 

 

これがユキちゃんにとっての

存在証明になりました。

 

 

「人から嫌われなければ」

「人から必要とされれば」

☆私には価値がある!!!

 

 

大人になったユキさんも

同じような生き方を続けました。

 

 

●いつもニコニコのいい人

●ノーを言わない

●自分軸でなく他人軸

 

 

この生き方こそが

ユキちゃんをずっと

生きづらくもした元凶、

 

もとい

呪い

でした。

 

 

そしてこの生き方は

子育てにも影響を与えました。

 

 

自分の子どもにも

*人から嫌われないことを強いた

のです。

 

 

その結果お子さんも

ユキちゃんと同じような生き方に

なっていたのです。

 

 

 

自己喪失という副作用

子どもだったかつてのユキちゃんは

・人から嫌われないように

・少しでも必要とされるように

“懸命“に頑張りました。

 

 

でもこの選択は

*自己喪失

というとんでもない副作用を

生みました。

 

 

●自分の欲求や感情が分からない

●つらくても人を頼れない、SOSを出せない

●不当に扱われても「ノー」が言えない

●人のことばかり気にして精神疲労

●人からの拒絶を極度に恐れる

 

 

これでは人生がまるで苦行です。

 

 

子どものユキちゃんがした努力は

「懸命」ではありましたが、

「賢明」ではなかったのです。

 

 

 

ユキさんの回復の手立て

でも大人のユキさんは

幼少期から抱え続けてきた

「呪い」を解くことができました。

 

 

そのために彼女はまず

ストレス反応に気づいて対処できる

練習に取り組みました。

 

 

呪いによる日常生活への支障に

打ち勝つ自分になるためです。

 

 

それを土台にして

*呪いを解く

作業に取り組みました。

 

 

幼少期の傷つき体験を振り返り、

当時の自分が

 

*したくてもできなかったこと

*言いたくても言えなかったこと

 

をイメージで完了させました。

 

 

その上で

子ども時代の自分とは違う

“賢明な“決断をしました。

 

 

それは、、、

 

☆「お母さんが私を愛さなくても

 それでも私は価値ある大切な存在!」

 

☆「周りがどう私をどう思っても

 私だけは自分を大切にする!」

 

☆「たとえ私を嫌う人がいても、

 無理してその人に合わせたりせず、

 私を大切にしてくれる人を大切にする!」

 

 

こういった新しい決断が定着した頃には

ユキさんの呪いはすっかり解けていました。

 

 

 

ユキさんのその後

人から好かれたり認められたりして

嬉しい気持ちは感じても、

それを目的にすることがなくなりました。

 

 

自分が何かに失敗しても、

人から否定的なことを言われても、

それでも自分にいたわりの言葉を

自然に与えられる自分に変化していました。

 

 

自分の子どもにダメダメなところがあっても、

その部分も

「うちの子の可愛いとこ♪」

と歓迎できるようになってもいました。

 

 

人より劣っている部分があろうと、

人間として不完全であろうと、

至らない親であろうと、

 

それでも

「私は大切な命!」

と信じられるようになったユキさん。

 

 

「これが生きやすいって感覚なんですね!」

と日々を元気に暮らしています。

 

 

今はそれをわが子にも伝えるために

楽しく子育てやっているとのこと。

 

 

そのお陰もあって

お子さんが最近とっても

*子どもらしく

*その子らしく

過ごしていてそれが嬉しいとも。

 

 

「人は変われる」

「親が変われば子も変わる」

 

 

いつもそれを教えてくれるのは

クライエントさんの頑張りなのです。

 

 

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