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アダルトチルドレン(AC)専門の心理カウンセラー高澤信也 公式サイト

機能不全家族(毒親含む)で起こる逆境的な体験によって子どもが受ける影響

機能不全家族(毒親含む)で起こる逆境的な体験によって子どもが受ける影響

 

カウンセリングオフィス トリフォリの高澤です。

アダルトチャイルド未回復で子育て頑張っているママさん・パパさんの回復&子育ての支援を福岡でおこなっています。

 

アダルトチャイルド(アダルトチルドレン)当事者はさまざまな生きづらさを抱えることもすくなくありませんが、人生の初期の影響がその根っこにあることは意外とご存じない方も多いようです。

 

ということで今回は、幼少期の不遇な体験によるダメージとその影響をお伝えします。

 

機能不全家族で起こること

機能不全家族とは、家族の機能が健康的に機能していない状態を指します。

 

一般的には虐待、依存症の問題などが取りざたされがちですが、実はそれだけではなく、過保護や過干渉、親が自分のことで手一杯、親が自分の感情のケアをできない、経済的な安心感が得られない、などといった環境も子どもにとっては機能不全家族になります。

 

いずれも親が落ち着いて子どもの世話をすることが困難だからです。

 

とはいえやはり虐待などは特に子どもの健全な育ちを妨げる典型例だと言えるでしょう。

「逆境的体験」と呼ぶにふさわしい負の体験ではないでしょうか。

 

 

 

子ども時代の逆境体験の影響

幼少期のわが家が機能不全家族だとか、毒親だとかいった環境であれば、そこで逆境的な体験をすることは避けられないかもしれません。

 

その逆境体験は子どもにどんな影響を及ぼすのか。ここではその流れを追ってみます。

 

*注記:ACE

下表最上段の「小児期逆境体験(ACE)」に関する詳しい情報はCDC(米国疾病予防管理センター)のこちらのページ(英語)に掲載されています。

 

小児期の逆境体験(ACE:Adverse Childhood Experiences)を始めとした様々な子ども時代(胎児期含む)の困難を伴う体験に度々さらされることで、、、

「安全」「絆」を感じる迷走神経の発達が阻害されます。

自律神経が必要以上に覚醒する「闘うか逃げるか」モード、あるいは反対に低覚醒の「シャットダウン」モードが発動しやすくなります。その力で「安心安全」や「つながり」の感じにくさをカバーしながらなんとかサバイバルしていくことになります。

神経の過覚醒(昂り、過敏さ)や低覚醒(感じにくさ、鈍さ)は、認知的・感情的・社会的・身体的とさまざまな影響を招きます。

自分で自分を落ち着かせることが困難になり、自分「以外」で自分を落ち着かせる手段(例:アルコール、ギャンブル、薬物(処方薬含む)、ゲームやネット、ひきこもり、過食、共依存など)で対処していくうちにそれが習慣化し、依存などの副作用をもたらすことがあります。

様々な苦に苛まれ生きづらさで混迷することも。

 

注記)このフローを作成するにあたって活用したものは次の視点です。

ACE研究、アディクションアプローチ、愛着理論、ポリヴェーガル理論、発達性トラウマ、トラウマ理論、AC回復アプローチ等々

 

 

 

神経を育て直すヒント

小児期の逆境体験がもたらしたもののうちで最たるものが

安全と絆を感じる神経システムの発達の阻害

と先ほど触れました。

 

ここから考えると

「安全」と「絆」の神経システムの育て直し(再調整)

を通じて

安全と絆の感覚を育てなおすこと

がとっても大切になってくると思います。

 

でもそれってどうすればいいの?

 

それはその人の現状によって違いがありますので一概には言えませんが、

①基本的な日常生活と最低限の社会生活を営めている

②自分の身体の反応を感じることができる

③身体反応を感じても強い感情的動揺までには至らない

のであれば、次の2つはやってみる価値があると思います。

 

1.グラウンディング

(在宅時編)

①両足を肩幅に開き、しっかりと床につけて身体を安定させる。

②丹田(おへそから指三本下のあたり)に意識を向ける。

③その状態で腹式呼吸を数分つづける。

④もし意識が逸れたらまた丹田に意識を向ける。

(外出時編)

お家のなかがガチャガチャしていると先の方法はやりにくいですね。

ということで、外でもできるものもご紹介しておきます。

①歩行時に足の裏が地面に接するときに感じる感覚に意識を向け続ける。

②意識が逸れたらまた足の裏に注意を戻す。

 

2.筋弛緩法

身体の緊張を緩めるための方法もあるといいですね。

漸進的筋弛緩法とか自律訓練法などといったやり方もありますが、まずは自分の身体も気持ちも緩むストレッチをするだけでもまずは十分だと思います。

ただし、ゆったり呼吸だけは意識してください。

力を入れるときに意外と呼吸が止まりがちになることもありますので。

 

※注意書き

但し、トラウマの症状が強い方はセルフヘルプスキルであっても状態次第では悪化することもありますので、できるだけその支援に長けている専門家や医療従事者の手をお借りになることをお勧めします。

 


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