アダルトチルドレンという
言葉をご存知でしょうか。
子どもの情緒的なニーズを
満たせない機能不全家族で育ち、
●人間関係
●自己認識
●安全感
に障害(=困難)を抱えた人たちです。
略称はAC。
ただ人の中で生きていくだけでも
しんどい、つらい、苦しい。。。
でもそれが何なのかが
自分でもよくわからない。
そういった
何とも言えない感覚を
生きづらさ
を抱えている人々です。
そのACの特徴を如実に表す
ランドリーリスト
というものがあります。
それはいわば
*ACの問題リスト
です。
文言的に分かりにくかったり、
非日常用語が入っていたりするので、
今日はそのランドリーリストを
噛み砕いたり注釈入れたりして
口語的に書いてみました。
したがって本来の
ランドリーリストとは
若干異なる部分があることを
予めご理解ください.
さて、リストの内容の中に
あなたにも当てはまる部分が
あるでしょうか?
↓
↓
↓
1.情緒的に人とつながれず、
人(特に権威者)を恐れる
2.他者から認めてもらうことを
求めすぎて、自分らしさが
わからなくなっている
3.人から怒りを向けられること、
批判されることにひどく怯える
4.自分の依存症的な性質と
組み合う人をパートナーに選びがち
↓
(例)
人のお世話をしたがる人は「ダメな相手」を、
マウント取りたがる人は「従順な相手」を
わざわざ選びがち、、、といった意味です。
5.被害者意識(*)で生きている
↓
(補足)
ここに*印をつけた理由は、
これこそが回復を妨げる
最大要因だからです。
6.責任感が過剰で他人の感情や
行動にまで責任を負おうとする
・
なぜなら人を見ているほうが
自分の欠点を見なくて済むから。
そっちのほうがたやすいから。
7.自分の意見や考えを主張しようと
すると罪悪感に苛まれる
8.興奮(刺激)にハマりやすい
9.“かわいそうな人”“弱い人“に
感じる哀れみの感情を「愛情」と
勘違いする
10.苦痛を伴う感情を抑えてきたため、
自分の感情を感じたり表現したり
することがとても難しい
(感じていても認めないこともある)
11.他者から見捨てられるのが怖いので、
そうされないよう人に依存する
(見捨てられそうなときは相手にしがみつく)
・
この性質は情緒的に関わることが難しい
人たち(養育者)から受け取ったもの
・
・
・
いかがでしたか?
自分にも当てはまる部分が
あったでしょうか。
リストに該当するものが
あったからと言って
即「問題だ!」
となるわけではありません.
①日常生活に支障があるか
②「変えたい!」意志があるか
③それを「自分の課題として」変えていく覚悟があるか
この3つが揃ったときが
回復に取り組むための
絶好の好機になると思います。
中でも一番大切なのは
一番上に書いた
「日常生活の支障の有無」。
リストに該当するものがあっても
*自分も困ってない
*周りも困ってない
*社会にも害を与えていない
のであれば、
放っておくという選択も
あることは忘れないでいて
くださいね。
最後に、
なぜ子育て支援の記事で
こんなことをお伝えしたのか。
それは子育て中の親御さんが
生きづらい状態のままであれば
ほぼ間違いなく子育てに支障が生じます。
そしてそれは
精神論だけで克服することが
とても難しいのです。
子育てにおいて
一番最初で一番大切なことは
・
・
・
/
親が親としての
機能を果たせること!
\
まずは私たち親が
落ち着きを取り戻すこと。
「子どもをどう育てればいい?」
よりも前にある、すごく大切なことです。