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アダルトチルドレン(AC)専門の心理カウンセラー高澤信也 公式サイト

【回復マップ】3つのステップでAC特有の生きづらさを改善していく

【回復マップ】3つのステップでAC特有の生きづらさを改善していく

 

毒親育ちのアダルトチルドレンの支援カウンセラー高澤です。

今回のテーマは「回復の流れ」です。

 

これまでに継続相談中のクライエントさんたちから時折こんな訴えがありました。

 

「いま、私はよくなってきているんですか?」

「今やっていることってどんな意味があるんですか?」

「自分が今どういう状態か自分ではよくわからないんです」

 

この訴えは

①カウンセリングを通じて到達したいゴールを見失っている

②そこに向かっている自分の現在地を見失っている

ことによって出てくる疑問です。

 

そこで今回はこういった迷子状態にならなくて済むための地図をつくりました。

 

現在相談にきているクライエントさんたちにとっては自分の現在地を知る助けになると思いますし、今後の利用を考えておられる方にとっては支援の全体像を把握する助けになるのではないかなと思っています

 

回復のステップ1「自分の現状を認識する」

回復の歩みの第一ステップは「自分の生きづらさとはどのような状態か?」をはっきりさせることです。現状認識です。

 

あなたはどんな生きづらさで苦しんでいますか?

よかったら次の質問に答えてみてください。

 

あなたが

「したいのにできないこと」

あるいは

「したくないのにやっていること」

は何ですか?

 

少し時間をとって考えてみてくれますか。

 

もしも「よくわからない」という方は、先の質問の回答として多かった下記を参考になさってみてください。

 

⚫︎必要以上に人に気を遣う

⚫︎人の顔色をうかがう

⚫︎言いたいことを率直に言えない

⚫︎人と深くつながれない

⚫︎人の中にいると構えてしまう(警戒する)

⚫︎つい周りに合わせてしまう

⚫︎自分から人の輪の中に入っていけない

⚫︎人の気分や機嫌を変えようとしがち

⚫︎承認や評価を求め過ぎてしまう

⚫︎本音や弱音を人にさらせない

etc.

 

自問自答の答えであれ、ここに示した訴えであれ、「したいこと」をせず、「したくないこと」をやりつづけることとは、車で例えるとガソリンを入れることなく走りつづけるようなもの。

 

そういった生き方を続けていけば、たとえ誰であっても人生が虚しく、そして生きづらくなっていくのは自然な結末ではないかと思います。

 

 

 

回復のステップ2「原因を理解する」

先の訴えの例はてんでバラバラなもののように感じられるかもしれませんが、実はたった一つのことによって引き起こされています。

 

それは

『怖い』

です。

 

怖いがゆえに

*したいのに「しない」

*したくないのに「する」

を優先してしまうのです。

 

私たちが恐れるものは大きく分けると次の三つです。

 

 

私たちが恐れる3つの脅威

①身体的脅威

身体や心を傷つけられることへの恐れです。

例)暴言や暴力、大声で怒鳴られる、侮辱される(存在の否定)、粗末に扱われる、差別される、支配される、濫用される、など

「してほしくないことをされる体験」と言うこともできます。

 

②社会的脅威

大切な「つながり」をもらえないこと・失うことへの恐れです。

例)拒絶される、嫌われる、疎外される、孤立する、関心を寄せてもらえない、見捨てられる、など

「してほしいことをしてもらえない体験」と言うこともできます。

 

③内的脅威

自分の内側から聞こえてくる自己存在を批判する声に対する怯えです。

例)「自分は価値がない」「受け入れてもらえない」「無力だ」など内側から脅かしてくる声

 

あなたはどんなものが怖いでしょうか。

 

 

自分を怖がらせる仕組み

先の3つの脅威を招いた主な原因に

*小児期の逆境体験(傷つき体験や喪失体験)

があると言われています。

 

機能不全家族や毒親といった環境で育ったAC当事者の多くは、子ども時代にわが家で度々安心安全が脅かされる体験をしてきたことでしょう。

 

その結果次の2つの仕組みが残っていることが少なくありません。

 

①身体が自分を怖がらせる

たとえば筋肉の緊張、息が詰まる感覚、心臓がドキドキ、胃の不快感など、本来脅威がある場で起こる身体反応が“脅威が無い場”であらわれるため、「怖い」と感じてしまいます。

この反応は「場に合わない」「過剰」と“頭”ではわかっていても、神経的な反応ですから頭でどうにかできるものではありません。

 

②頭が自分を怖がらせる

たとえば「絶対酷いことされる」「みんなから嫌われている」「自分は根本的におかしい」などはいずれも“思考”ですが、これを誤って“事実”と認識してしまうと「怖い」はかえって強まります。

思考と事実を分離できないままでは「怖い」が鎮まってくれません。

 

この2つの仕組みを改善していくことによって

過去の出来事を変えることはできなくても

AC当事者が抱えてきた生きづらさを和らげることができます。

 

 

 

回復のステップ3「目標を設定する」

先の2つの「“怖い”を生む仕組み」を改善していくには次の2つの力が必要です。

そのために必要な知識とスキルの習得を目指します。

 

①身体(神経)を自分で落ち着かせられるようになること

②思考と事実を分離できるようになること

(あるいは自滅的思考を自助的に書き換えられること)

この2つの力を使うことで今後の人生に

*人の中で心穏やかに過ごせる

*親密な関係(=安全基地)を築ける

*自分を大切に扱える

などといった「良い結末」を導きやすくなります。

 

 

この良い結末を導くために必要なことを

*各自のパターンに合わせ

*協力して創意工夫しながら

*実戦に移していく

という流れを踏んでいきます。

 

 

プログラムの位置づけ

当所で開講している【AC回復ベーシックプログラム】は、この流れに3ヶ月かけて取り組んでいくプログラムです。

 

生きている以上決してゼロにはならない「ストレス体験」に度々直面しても、3ヶ月(プラスその後のフォローアップ)で身に付けた力を活用することによって、その都度自力で対処できるようになります。

 

つまり自分で自分を助けられるようになるわけです。

 

だからといって3ヶ月後には「一生悩まなくなる!」というわけではありませんが、人間の成長と同じで、日々取り組みを続けるほど楽な感じが増えていきます。

 

子ども時代から抱えてきた生きづらさで苦しむ方にとってこのプログラムが助けになることを切に願うばかりです。

 

「自分を助けてあげたい!」と願うあなたと一緒に取り組める日が訪れることを心待ちにしています!

 


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