アダルトチャイルド(アダルトチルドレン)支援センター 福岡【トリフォリ】

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  • 自分を本当に満たしてくれるもの

     

    こんにちは。

    たかざわです。

     

     

    最近必死に取り組んでいることがあります。

     

     

    それは会員のみなさんが居場所さえあれば

    あとは自力回復できるようになるための

    マニュアル作りです。

     

     

    今日はその概要をお伝えしようと思います。

     

     

     

    1.問題の全体像を把握する

    まずは「生きづらい」というその現状を

    はっきりと構造化することから始めます。

     

     

    ①現状:自分は何に困っているのか?

    ②目標:それがどうなることを望んでいるのか?

    ③解決努力:そのために何をやってきたか?

    ④効果:それはうまくいったか?

     

     

    ひとまずこういった自問自答で

    自分なりに認識している「問題」を

    構造化します。

     

     

     

    2.手段の目的化に気づく

    ではさっきの構造化に基づき、

    ②の自分の望みを直接的に目指せば

    いいかというとそうではありません。

     

     

    ありがちな訴えを

    さきほどの順番にしたがって述べてみます。

     

    ①現状:人から嫌われてばかりでつらい。

    ②目標:人から嫌われない自分になりたい。

    (できれば好かれたい)

    ③解決努力:愛想よく振る舞う、自己主張を控える

    ④効果:「いい人」と言われるけど親密にはなってもらえない。

     

     

    ②の目標を手に入れようと

    ③で頑張る努力には強いパワーを感じますが、

    ④で結果を見るとあまりうまくいっていないようです。

     

     

    この例は意外に陥りがちなパターンでして、

    実はわたしたちが欲している目標は

    目的ではなくそれを満たすための手段

    であることが多いのです。

     

     

    この例でいえば

    「嫌われたくない(好かれたい)」

    は目的ではなくて手段なのです。

     

     

    だからうまくいかないのです。

     

     

    このように手段にすぎないものを

    目的と勘違いすることを

    手段の目的化

    などと呼んだりします。

     

     

    これを解決したいときは、

    この手段の先にある

    目的(ほんとうにほしいもの)

    を明確にすることが大事です。

     

     

     

    3.ほんとうにほしいもの

    さっきの例を使います。

     

     

    この方には

    「嫌われない(好かれる)」という手段を通じて、

    その先にほんとうにほしいものがあるはずです。

     

     

    ここでいう「ほんとうにほしいもの」とは

    単純なwants(ほしい)

    ではなく

    欠かせないneeds(必要)

    を意味します。

     

     

    ACという概念から見る大切なニーズとは

    たとえばこんなものです。

     

    ★安心安全

    ★つながり(絆、受け入れてもらっている感覚)

    ★基本的自尊感情(条件付けがいらない自尊心)

    ★希望

     

     

    さっきの例の方は

    「嫌われない(好かれる)」を通じて

    こういった大切なものを求めている

    のではないかと思います。

     

     

     

    4.目的を満たすための手立て

    「ほんとうにほしいもの」が分かれば

    ようやくそれを満たすための手段を

    明確にすることができます。

     

     

    たとえば

    「嫌われない(好かれる)」の目的が

    「ちゃんとつながりたい」であれば、

    これまでの努力とは正反対の行動が

    必要だとわかります。

     

     

    たとえば

    *自分の本音をオープンにする

    *自分の弱点をさらす

    *嫌なときは「嫌」と言う

    などなど。

     

     

    総じて言えば

    「良い人(のふり)やめよう!」

    ってところでしょうか。

     

     

     

    5.生き方を変えるための支え

    とはいえこれまでと正反対のことを

    いきなり自分の努力だけでやるのは

    あまりにもたいへんすぎます。

     

     

    そこで必要なものが

    仲間

    です。

     

     

    人が悩んでいるときは大抵

    「こんななってるのは自分だけ…」

    と捉えがちです。

     

     

    しかしほんとうは周りには

    同じような悩み苦しみを抱えた人は

    意外にごろごろいるものです。

     

     

    その仲間とのつながりのなかで

    感情体験を共有する。

    それが自尊心や勇気を生みます。

     

     

     

    さいごに

    ACの課題は人間関係の課題と言えます。

     

     

    そのぶん人を避けがちになることも

    あるかと思いますし、

    自分だけでなんとかしようと

    躍起になることもあるかと思います。

     

     

    でもいくら回復のやり方がわかっていても、

    「人間関係の課題」である以上自力だけでの

    回復は困難でしょうね。

     

     

    勇気は必要かと思いますが、

    どうかあなたが生きやすくなるために

    安全基地を求めてほしいと願っています。

     

     

     

     

     

     

     

    *生きとし生けるものが幸せでありますように。

     

    2019年04月13日(土) カテゴリー: 「愛着の傷」回復Tips
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