アダルトチャイルド(アダルトチルドレン)支援センター 福岡【トリフォリ】

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  • 洗練された自己主張

     

    こんにちは。

    たかざわです。

     

    今日は前回の

    ①自分の欲求に気づく

    ②満たされない時の怒りに気づく

    につづいての、、、

     

    ③洗練された自己主張をする

    がテーマです。

     

    自己主張いうと言葉が少し強いですから、

    健康的な意思表示

    といったほうがピッタリな気もしますね。

     

    自己主張のやり方

    私たちは大人ですので、

    ・言葉を使わず読み取ってもらうエスパー戦略

    ・癇癪で訴えるオギャー戦略

    といった子どものやり方はやめて、

    洗練された大人のやり方でいきましょう!

     

    <自己主張のすすめ方>

    1.怒りに気づいたら力を抜き、深呼吸して鎮める

    2.伝えたいことを「事実」「感情」「リクエスト」に分けて整理する

    3.伝えやすい状況や時間を見計らう

    4.伝えたいことがあるのでいいですかと許可を請う

    5.事実→感情→リクエストの順で端的に伝える

    6.聞いてもらったら感謝の言葉を述べる

    7.相手がどう反応するかは相手に委ねる

     

    ここでのポイントは

    相手を変えるためのコミュニケーション

    ではないということです。

     

    私たちにできることは伝えるまで。

    その先は相手の領海内です。

    立ち入ることはできません。

     

    あくまで「伝えるだけ」なのです。

     

    そう言うと

    「嫌だ!変わってほしい!」

    なんて声が聞こえてきそうです。

     

    そうですね。

    変わってもらえたらうれしいですね。

     

    でも私たちが他者の思い通りにならないよう、

    他者も私たちの思い通りにはならない存在です。

     

    「相手を変えたい」が手放せない方へ

    ACになじみのある概念に

    共依存という言葉があります。

     

    共依存から回復するための第一ステップは

    「他者を変えようとしてきたことで人生に行き詰った」

    ということを認める(受け容れる)ことです。

     

    つまり、「どうしたら相手は変わるか?」の

    答えが導き出せなかったことが問題ではなく、

    この問い自体が問題だったということです。

     

    なので、問いをこう変えてみてはいかがでしょう。

     

    ①「相手にどう変わってほしいのか?」

    ②「そうなったら何が得られるか?」

     

    この②の問いを繰り返すと

    自分の「ほんとうにほしいもの」が分かります。

     

    それがわかったところで

    ③「それを満たすために自分にできることは何か?」

     

    この流れを示すために

    ここで仮想の事例を挙げてみます。

     

     

    Sさんという20代男性がいました。

     

    彼は人からの批判や反論をすごく嫌っていて、

    知識武装や理論武装を繰り返していました。

     

    誰よりも知識が豊富であれば

    批判されることがないと思ったからです。

     

    その作戦はある程度うまくいきました。

    それどころか「知的」「有能」という

    予測していなかった称号まで手に入れました。

     

    しかし残念ながらこのSさん、

    批判への怖れは消えるどころか強まるばかり。

     

    だからこそこう願いました。

    「じゃあいったいどうしたらいいの?

    誰からも批判されたくないのに!」

     

    これが質問①「相手にどう変わってほしいか」の答えです。

    「みんなに自分を批判しない人になってほしい」

     

    つづいて質問②「そうなったら何が得られる?」

    「批判がなくなったら?そしたら人を警戒しなくて済む

    ビクビクせずに気楽に過ごせる

    それが得られたら何が得られる?

    「行きたいところに自由に行ける。したいことが自由にできる」

    それが得られたら何が得られる?

    「穏やかな気持ちで生きていける。楽に生きれる」

     

    これが質問②を繰り返した先にあった

    「ほんとうにほしいもの」です。

     

    Sさんがほしかったものは

    *「この世界は安全」という安全感

    だったということになります。

     

    では最後の質問③「それを得るために自分にできることは?」

    「自分の味方をつくる」

    (そのためには?)

    「自分を隠さずに開いていく」

    (誰に向けて?)

    「まずは自分が仲良くなってみたいと思う人から」

     

    ということでこのSさん、

    それまでは理論武装という鎧で生きてきましたが、

    それから少しずつ鎧を脱ぐ生き方に変わっていきました。

     


    いかがでしょうか。

     

    私は「相手を変えたい!」と思うこと自体は

    悪いともおかしいとも思っていません。

     

    自分にもそんな願望は少なからずあります。

     

    ただ、それを行動に移さないのは、

    「現実的にはむ~り~だもんね」

    という視点で見ているからです。

     

    ACという名の人々は、

    変えられないはずの「過去」と「他人」を

    変えようとしてきたことで行き詰った人々、

    と言い換えることもできます。

     

    だからこそ、

    *変えられないものは変えられないと受け容れる

    *変えられるものは勇気をもって変えていく

     

    回復の12ステップでも謳われているように、

    ここが回復の神髄なのでしょう。

     

    さて、今回のテーマは自己主張のはずでしたが、

    終わってみるとまたもやここに到達しました。

     

    ここが原理原則なのですね。

    12ステップ恐るべし!(^^;

     

     

     

     

     

     

     

    *生きとし生けるものが幸せでありますように。

     

    2019年05月25日(土) カテゴリー: 「愛着の傷」回復Tips
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